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  • 2015/05/29

医師の口コミで登録会員16000人、MRT 馬場稔正社長に聞く

医師の世界には「外勤」という勤務形態がある。正式な所属とは別に、時間の空いた時間に求人のある病院で働くことを意味する。それを仲介する専門サイトとして注目を集めているのが「Gaikin」だ。ほとんど広告せず、医師の口コミだけで登録会員は16000人に上り、累積契約件数は70万件を突破した。運営するMRTは2014年12月、東証マザーズに上場。なぜこのビジネスモデルが機能するのか。代表取締役社長 馬場稔正氏に話を聞いた。

医局の医師に“外勤医”を求める市中病院情報を提供

――医療業界で新しいITサービスを提供されていると伺っています。あらためて御社のビジネスについてお聞かせください。

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MRT
代表取締役社長
馬場稔正氏
馬場稔正氏(以下、馬場氏):
一言でいえば、ITを活用した医療人材(医師/コメディカル)の紹介です。現在、最も主力となっているのは「Gaikin」というサービスで、大学医局などに所属を持つ医師と、スポット的に勤務医を探している市中病院をマッチングするというものです。Gaikinという名称は外勤から来ています。まず、外勤したい医師と外勤を募集している医療機関が共に当社のサイトに会員登録しているというのが前提です。医療機関が求人情報を出すと、それを見て医師が応募、医療機関がOKとなれば契約成立となります。Gaikinはこの契約を持って手数料を医療機関に請求、勤務した医師にはポイントを付与します。

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「Gaikin」ビジネスモデル

 特徴的なのは、会員登録医師がほとんど東大医局関係者を中心とした優秀な方々ばかりだということです。そのため、日本の医師の総数が30万人といわれる中で、Gaikin登録者数は16000人と少なめなのですが、ほとんど広告することなく、医師から医師への口コミ紹介だけでここまで広がりました。リアルな人脈ネットワークで構築された医師データベースであることが最大の誇りです。

 これは、医師自身にとっても複数の病院をローテーションできることで多様な臨床経験を積み、医師としてより高いキャリアを築く機会ともなっています。また、キャンセルポリシーがあって、やむを得ない事情で勤務予定をキャンセルしても「Gaikin」が後の面倒を見ます。医療機関と医師が直接やりとりすると、穴埋めしてくれる医師を自分で探さなければなりません。こうした点が受け入れられたのでしょう、2015年3月31日、当社の医師紹介件数は累積70万件を突破しました。

 この「Gaikin」のほかに、医師の転職支援サービスである「career」や産業医マッチングサービス、医師開業支援サービスなどとともに、医療機関の利用に特化したグループウェア「ネット医局」を無償で提供しています。

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