ビジネス+IT

ビジネス課題別で探す

ITジャンル別で探す

会員限定

2017年04月27日

Docker創業者が「創業以来もっとも重要なプロジェクト」とするMoby Projectとは何か

テキサス州オースチンで開催されたDockerCon 2017。2日目の基調講演でDocker創業者のSolomon Hykes氏は「創業以来、もっとも重要なプロジェクト」と前置きし、「Moby Project」を発表しました。

執筆:Publickey 新野淳一

photo


 Moby Projectとは、ある目的のためのコンテナシステムを、車輪の再発明をせずに組み立てることができるフレームワークだとHykes氏。

photo


 同氏はこのMoby Projectのもっとも重要な属性として、すべてがコンテナで組み立てられる世界であると説明しました。

Moby Projectではコンポーネントの組み合わせでシステム構築が可能

 基調講演ではMoby Projectによって何が実現できるのか例がいくつか紹介されましたが、分りやすいと思われるのが、Redis専用サーバをMoby Projectをベースに組み立てることを想定した例です。

photo


 この例では、Linuxの機能を提供するLinuxKit、コンテナランタイムであるContainerd、そしてコンテナにパッケージされたRedisを組み合わせることで、ブートするとすぐにRedisが起動するシステムが構築されています。

 そしてMoby Projectで構築されるシステムはポータブルであるため、そのままさまざまな環境で稼働させることが可能です。

photo


 もう少し複雑なシステムとして、継続的インテグレーション/継続的デリバリ(CI/CD)のシステムをMoby Projectで構築した例も紹介されています。

photo


 ここでは一番下のレイヤにインフラを抽象化し自動化する機能を備えたInfraKitがあり、その上にLinuxKit、その上にコンテナランタイムのContainerdが載り、CI/CDを実現するためのJavaやJenkinsなどのコンテナ化されたアプリケーションが実行される、という構造になっています。

 そしてMoby Projectでは、コンポーネントを自由に入れ替えられることも特長だと説明されています。次の例では、LinuxKitをDebianに、InfraKitがTeraformに入れ替えられています。

photo


今後はDockerもMoby Projectの産物になる

仮想化ソフトウェア ジャンルのセミナー

一覧へ

仮想化ソフトウェア ジャンルのトピックス

一覧へ

仮想化ソフトウェア ジャンルのIT導入支援情報

一覧へ

関連キーワード

Docker 新野淳一

PR

注目のIT導入支援情報

一覧へ

注目のイベント・セミナー情報

一覧へ

イベント・セミナー情報の登録(無料)

記事アクセスランキング

イベント・セミナー情報アクセスランキング