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  • 2017/04/27

Docker創業者が「創業以来もっとも重要なプロジェクト」とするMoby Projectとは何か

テキサス州オースチンで開催されたDockerCon 2017。2日目の基調講演でDocker創業者のSolomon Hykes氏は「創業以来、もっとも重要なプロジェクト」と前置きし、「Moby Project」を発表しました。

Publickey 新野淳一

Publickey 新野淳一

ITジャーナリスト/Publickeyブロガー。大学でUNIXを学び、株式会社アスキーに入社。データベースのテクニカルサポート、月刊アスキーNT編集部 副編集長などを経て1998年退社、フリーランスライターに。2000年、株式会社アットマーク・アイティ設立に参画、オンラインメディア部門の役員として2007年にIPOを実現、2008年に退社。再びフリーランスとして独立し、2009年にブログメディアPublickeyを開始。現在に至る。

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 Moby Projectとは、ある目的のためのコンテナシステムを、車輪の再発明をせずに組み立てることができるフレームワークだとHykes氏。

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 同氏はこのMoby Projectのもっとも重要な属性として、すべてがコンテナで組み立てられる世界であると説明しました。

Moby Projectではコンポーネントの組み合わせでシステム構築が可能

 基調講演ではMoby Projectによって何が実現できるのか例がいくつか紹介されましたが、分りやすいと思われるのが、Redis専用サーバをMoby Projectをベースに組み立てることを想定した例です。

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 この例では、Linuxの機能を提供するLinuxKit、コンテナランタイムであるContainerd、そしてコンテナにパッケージされたRedisを組み合わせることで、ブートするとすぐにRedisが起動するシステムが構築されています。

 そしてMoby Projectで構築されるシステムはポータブルであるため、そのままさまざまな環境で稼働させることが可能です。

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 もう少し複雑なシステムとして、継続的インテグレーション/継続的デリバリ(CI/CD)のシステムをMoby Projectで構築した例も紹介されています。

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 ここでは一番下のレイヤにインフラを抽象化し自動化する機能を備えたInfraKitがあり、その上にLinuxKit、その上にコンテナランタイムのContainerdが載り、CI/CDを実現するためのJavaやJenkinsなどのコンテナ化されたアプリケーションが実行される、という構造になっています。

 そしてMoby Projectでは、コンポーネントを自由に入れ替えられることも特長だと説明されています。次の例では、LinuxKitをDebianに、InfraKitがTeraformに入れ替えられています。

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今後はDockerもMoby Projectの産物になる

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