記事 ワークスタイル・在宅勤務 なぜ富士通を14年目で辞めたのか、「怒りが起業のエネルギー」 2018/12/18 家事代行マッチングサービス、タスカジ。代表取締役の和田幸子氏は富士通のシステムエンジニア出身だ。なぜ安泰の大企業を離れ、独力ベンチャーを起こすに至ったのか。起業のテーマを見つけるまでの苦悩、大企業でいかに新規事業が難しいか、そして女性にとってのライフシフトとは――ライフシフトの専門家、多摩大学大学院教授・研究科長 徳岡晃一郎氏が聞いた。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ アシックス創業者はなぜ、縁のなかった「スポーツ」の世界にその人生を捧げたのか 2018/12/17 総合スポーツ用品メーカーとして日本一、世界的にも高いブランド力を誇るアシックス。「スポーツの経験と言えば、中学時代の剣道と柔道ぐらい」と、スポーツとはほとんど縁のなかった鬼塚喜八郎氏がスポーツシューズづくりに乗り出したのはなぜだったのでしょうか。
記事 リーダーシップ デジタル変革に向けて、CEOはCDOを「上手に」任命せよ 2018/12/12 本連載では、ITトレンドから毎回ホットなキーワードを取り上げ、その最新動向とともに筆者なりのインサイト(洞察)やメッセージをお伝えしたい。第5回目に取り上げるキーワードは、企業におけるデジタル戦略の推進役である「CDO」。今回のメッセージは「CEOはCDOを上手に任命せよ」である。
記事 人材育成・人材獲得 金と名誉で「チームのやる気」に火は付かない 2018/11/14 あらゆる業界で人材不足や採用難が叫ばれている一方で、離職率の高止まりが問題視されている。仕事に魅力がなく、モチベーションがあがらない──。これでは日本全体の経済が停滞してしまうのもやむを得ない。そこで今回は、労働力不足の問題解決のヒントとなる、あなたの職場を活性化させるモチベーションアップの方法論を「燃焼理論」から考えてみたい。
記事 航空・宇宙・軍事ビジネス 「3倍働き、給与は3分の1以下」そんな社員を支えたANA(全日空)創業者の言葉 2018/11/13 国内線、国際線ともに国内最大規模の全日本空輸(以下「全日空」)ですが、1952年の設立時は「2機のヘリコプターと、たった30人からのスタート」に過ぎませんでした。しかし、そこには「日本の空を守る」という強い使命感が満ちあふれていました。志は高いものの、お金も機材もない、そんな窮乏の時代に社員を励まし、会社を支えたのが初代社長・美土路昌一氏の言葉でした。
記事 スタートアップ・ベンチャー スタディサプリ誕生秘話、山口文洋はカリスマ講師たちをどうやって口説き落としたのか 2018/11/05 「神授業、見放題」。そのキャッチコピーが示す通り、リクルートマーケティングパートナーズが運営する「スタディサプリ(旧・受験サプリ)」は、世の受験生たちに向けて5科目18教科4万本以上の動画授業月額980円見放題で配信している。その要を担うのが、面白くわかりやすい授業で50万人以上の有料会員を虜にする“カリスマ講師”たちだ。しかし、もともと同社の母体は人材業界のリクルートで、教育業界になんの基盤も持っていなかった。この逆境をどう乗り越え、30名以上のカリスマ講師たちを抱えるに至ったのか。リクルートマーケティングパートナーズ代表山口文洋氏に聞いた。
記事 イノベーション 「とにかく自前主義はダメ」、“日本型技術革新”のキモとは 2018/11/02 オープンイノベーション・ベンチャー創造協議会(JOIC)はこの6月、「オープンイノベーション白書 第二版」を公表した。オープンイノベーションの必要性は声高に叫ばれているものの、日本のオープンイノベーションは進んでいるとは言い難い。白書を通じて見えてきた日本における課題や成功に必要な要因を、事務局が設置されているNEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)のイノベーション推進部に聞いた。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 ロンブー淳が愛する「すげぇ速ぇ」男たち 2018/11/02 1993年のデビュー以来、25年間にわたって数えきれないほどの番組に出演してきたロンドンブーツ・田村淳氏。当然、彼が関わってきたテレビマンも膨大だ。しかしその中で、田村氏がまた仕事をしたいと心から強く思ったのはほんのひとにぎりである。そのテレビマンたちは何がほかと違ったのか。テレビに限らず、あらゆる業界で通用する共通点があった。
記事 人材育成・人材獲得 クロニンジャー博士の「パーソナリティ理論」とは?気質、性格でマネジメントを考える 2018/10/29 上司から新規事業をまかされた。こんなとき、「裁量が増えたしよし頑張るぞ」と思う人もいれば、「責任を押し付けられた、めんどくさい」と思う人もいる。同じ出来事でも人によって見え方が違う。なぜか? こうした見方の癖を理解すれば、マネジメントはもっとうまくいくのではないか。そこで、今回は米国ワシントン大学セントルイスのロバート・クロニンジャー博士が考えたパーソナリティ理論である「TCI理論」を仕組みから実践方法まで紹介する。
記事 人材育成・人材獲得 【コーチング力チェックテスト付き】あなたに足りない「上司としての観察力」 2018/10/12 近年では、ITベンダーやソフトウェア企業だけではなく、あらゆる業種においてIT技術部門が会社の未来を作るエンジンとなりつつあります。それぞれのニーズに合った機能、開発スピードといったシステムのプロジェクト品質を高めていくことはますます重要です。プロジェクト品質を上げるためにプロジェクトマネージャーはどのような能力を身に着けるべきなのか。コーチ・エィ コーチ 馬場久美子氏が実例とともに紹介していきます。
記事 リーダーシップ ホンダ創業者 本田宗一郎氏の「ものづくり魂」、伝説の経営者が生きた84年間 2018/10/12 ホンダ(本田技研工業)の創業者・本田宗一郎氏の経営者としての人気は、戦後に誕生して成長した企業の中でも群を抜いています。その技術力で浜松の町工場を世界企業へと育て上げ、オートバイとF1で共に世界を制覇。数々の名語録・名エピソードでも知られる本田氏の生涯を改めて振り返ります。
記事 情報共有 チャットを導入すれば「コミュニケーションがうまくいく」と思ったら大間違いだ 2018/09/28 ビジネスチャットツールが人気だ。SlackやSkype、チャットワーク、LINEなどを使っている読者も多いことだろう。チャットを使うとPCでもスマホでもメッセージを確認でき、関係者を簡単にグループ化して、迅速な情報共有やコレボレーションができる。しかし、ツールは使いようによって薬にも毒にもなる。そこで、筆者の失敗談も交えながら、変化の激しい業務環境でツールに埋没しない働き方を考えた。
記事 リーダーシップ あなたの1on1に意味はある?15項目の「チェックリスト」 2018/09/27 1on1と呼ばれる会議の形式がある。上司と部下が1対1で定期的に行うミーティングのことだ。シリコンバレーが発祥の手法で、日本でも注目を集めている。上からの命令でとりあえず1on1をしなければならなくなった、そんな人も最近増えてきているかもしれない。しかし、1on1で何の話をしたらいいのだろうか? そもそも1on1は必要なのだろうか? なぜ必要なのだろうか?
記事 人材育成・人材獲得 「キャリアは経験や学びの早さに定義される」デロイト トーマツが10の人事トレンド発表 2018/09/26 デロイトでは世界124カ国、1万1000人以上のビジネスリーダーや人事部門責任者へのアンケートとインタビューによる調査を実施。その調査からわかった人事部門・人材活用の課題とトレンドを「グローバル・ヒューマン・キャピタル・トレンド」というレポートにまとめている。6回目となる今年は10の人事・組織トレンドが取り上げられた。
記事 イノベーション 藤森義明 氏に聞く人材育成 日本より米国企業の方が「ずっと優しい」理由 2018/09/21 早いスピードでの成長とイノベーションが求められる現在、組織で変革が起きるようにするためには、いかなる人材育成をすべきなのか。元LIXILグループ取締役 代表執行役社長 兼 CEOの藤森義明氏(元ゼネラル・エレクトリック・カンパニー シニア・バイス・プレジデント)は、「変革のためには人材の発掘と育成が大切」と語る。
記事 リーダーシップ 大和ハウス創業者のアイデアの源泉は、大災害の経験と子どもたちの願いだった 2018/09/13 第二次世界大戦によって多くのものを失った日本にとって戦後の復興に必要とされたものの一つが住宅でした。しかも世界有数の災害大国の日本では、災害に強い住宅であることも必須条件とされました。こうした住宅問題の解決に挑み、「パイプハウス」や「ミゼットハウス」をつくり上げたのが、過酷なシベリア抑留から帰還し大和ハウス工業を創業した、石橋信夫氏でした。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 『オーシャンズ8』の問い、ヒーローが「興味のないチーム」に誘ってきたらどうする? 2018/08/31 詐欺師たちが、策略により騙し騙される人気映画シリーズの最新作『オーシャンズ8』が上映中だ。これまでのオーシャズシリーズでは、ジョージ・クルーニー演じるダニー・オーシャンがドリームチームを率いる主人公だったが、今作ではサンドラ・ブロック演じるデビー・オーシャンがその役割を果たす。組織、リーダーシップ、プロジェクト論といった文脈で深読み、解釈をしたくなるような本作だが、実ビジネスに携わる人はこの作品からどのようなヒントを得ることができるのだろうか?
記事 リーダーシップ 平尾社長が考えるM&A術、じげん流「カルチャー・コングロマリット」とは何か 2018/08/29 2006年の創業以来、11期連続で右肩上がりの連続増収増益を続けている「じげん」。前編では、なぜ同社が勝ち続けているのか、その強さを支えるビジネスモデルに対する考え方を平尾 丈社長に聞いた。後編では、成長に欠かせないM&Aに対する考え方、ならびにM&A後にどう統合していくのか、PMI(Post Merger Integration)で見出した「カルチャー・コングロマリット」などについてさらに深堀りした。
記事 リーダーシップ じげん 平尾丈 社長に聞く、なぜ「ビジネスモデル」に徹底的にこだわるべきか 2018/08/21 2006年の創業以来、11期連続で増収増益で成長を続けている「じげん」。2018年3月期の売上高は102億円、営業利益は33億円と前年比の伸び率は30%を超え、6月末には東証マザーズから東証一部に市場を変更した。同社は人材、不動産、自動車、旅行などの30以上のサービスにおよぶ「ライフメディアプラットフォーム事業」において、「P on P(Platform on Platform)」というユニークなビジネスモデルで手掛ける。快進撃を続ける同社の平尾 丈社長に急成長の理由を聞いた。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 ミドル・シニアの『人生100年時代』論:45歳複業家×ライフシフト専門家 特別対談 2018/08/21 「人生100年時代」「ライフシフト」という言葉が急速に広まっていますが、人生60年、定年退職といったゴールを目指してずっと走ってきたミドル・シニア世代にとっては、それは急激な方向転換に映ることでしょう。今回は、ライフシフトの専門家、多摩大学大学院教授・研究科長 徳岡晃一郎氏と、スタディサプリの社会科講師/早稲田大学3年生/著述家/リングアナ……etc.と数多の肩書を持つ複業家 伊藤賀一氏の対談をお届けします。ミドル・シニア世代にとっての「人生100年時代」「ライフシフト」とは何か、私たちがまだまだ学ばなければならない理由とは?
記事 人材育成・人材獲得 プロジェクトで「達成感」を感じたら「絶賛失敗中」である 2018/08/20 「大変なプロジェクトが終わって、達成感がある」。これだけ聞くと、「良かったね、お疲れさま」と言いたくなるが、一度考えてみてほしい。そのプロジェクトは「大変」である必要はあったのだろうか。もっと簡単にできたのではないだろうか。働き方改革が叫ばれ、生産性向上が重視される中、我々は無意識のうちに「達成感」を求めてやらなくていいことをやっていないだろうか。ここで、生産性を本当に上げるためのプロジェクトマネジメントをお伝えする。
記事 イノベーション 日清創業者・安藤百福氏が、「47歳無一文」から人生逆転できたワケ 2018/08/13 2018年10月から始まるNHKの朝ドラ『まんぷく』。その物語のモデルとなるのは、日清食品の創業者・安藤百福氏と妻・仁子氏です。安藤百福氏は2007年、96年の生涯をまっとうしましたが、その人生は順風満帆だったわけではありません。むしろ苦難や挫折に満ちており、47歳のころには全財産を失う不幸にあっています。そこからどのようにして再起し、「20世紀最大の発明」の一つに数えられるカップヌードルを発明したのでしょうか。
記事 人材育成・人材獲得 成長し続ける企業に「強いリーダー」はもういらない 2018/08/08 変化が激しい環境下では、試行錯誤しながら自ら学習していく実行力のある人材が必要だ。しかし、実行力を身に着けるための教育を社員に提供できている企業は少ない。そこで、新時代の人材開発の在り方、社員教育の方法、自分で学習する社員をつくるための環境整備の方法を理解しなければいけない。人材開発支援を20年間行ってきたセルム 代表取締役 加島禎二氏が解説する。
記事 製造業IT 村上憲郎氏の2030年予測:進化する農業、経済を回す小売、そして消える自動車と“労働” 2018/07/24 少し前までは声高に叫ばれていた符牒、「2020年」もここ最近は「After2020年」に成り代わりつつある。15年以上に渡ってビジネスパーソンの問題解決のために情報を発信し続けてきた「ビジネス+IT」は今回、「2030年への挑戦」と題し、SDGsの目標でもある2030年の未来ビジョンについて、有識者に意見を求めた。本稿では元グーグル日本法人名誉会長 村上憲郎氏が見た「2030年」を掲載する。技術、経営、そして何より変化し続ける国際環境を知り抜いた同氏には、何が見えているのか。
記事 グローバル化 キヤノン中国 小澤社長に聞く、中国で“一流”と認められる秘訣 2018/07/20 だまされた――。信用できない――。日本企業の対中ビジネスへの苦手意識は定着した感がある。そんな中、キヤノン アジアマーケティンググループでは2025年のアジアでの売上目標を1兆円に定め、半分の5000億円を中国で稼ぐという。「14億人市場で可能性はまだ大いにある」「中国は宝の山」と、キヤノン中国社長の小澤秀樹は強気を示す。 PR映像やテレビに自ら登場し、顔を売ってきた異色の日本人トップだ。日本企業の中国トップは本社では常務のポストが定石な中、2017年4月には本社副社長に昇格。2005年に中国に着任し、今年で14年目になる。長い駐在経験をふまえ、中国と中国人をどのように見ているのか。 中国ビジネスでわきまえるべき流儀は何なのか。5月、東京・下丸子のキヤノン本社で話を聞いた。
記事 人材育成・人材獲得 老害は「センスがいい人」の成れの果てだ 2018/07/13 今日のビジネスシーンにおいて、新しいものにキャッチアップし、波に乗り遅れないようにしたい、過去の成功体験には縛られてはいけない、そんな空気がある。しかし、経験の否定が行き過ぎ、「センス礼賛主義」に陥っていないだろうか。「センスのいい人」は本当に優秀な人材なのだろうか。そもそも「センスがいい」とはどういうことなのか。幻想に裏切られる前に、経験と知見の意義を考え直したい。
記事 地方自治体・地方創生・地域経済 野田総務相が語った「MOVE FAST」戦略とは?慶応大 村井純氏と若手政務官が議論交わす 2018/07/12 2018年に開催された、ICT活用のオピニオンリーダーが集まった「Interop Tokyo2018」。本稿では、そこで行われた野田聖子総務大臣の講演および、それについての慶應義塾大学 村井純氏、総務大臣政務官・衆議院議員 小林史明氏のセッションをレポートする。 日本が抱える困難と、未来をどのように切り拓くのか?「MOVE FAST」8カ条がそのカギとなる。
記事 リーダーシップ 日本初のトマトケチャップができるまで、カゴメ創業者が変えた日本の食卓と農業の未来 2018/07/11 今日でこそ日本は豊かな食文化を確立していますが、100年あまり前の日本では西洋料理はまだ珍しく、西洋野菜などもほとんどつくられていませんでした。そんな時代、トマトなどの西洋野菜の栽培やトマトソース、トマトケチャップなどの製造に挑戦したのがカゴメの創業者・蟹江一太郎氏です。蟹江氏はいわゆる6次産業の先駆者でもあります。
記事 クラウド インテルからグーグル、そしてインテル新CEO? ダイアン・ブライアント氏の去就に注目 2018/07/10 昨年末にインテルからGoogle CloudのCOOに就任したばかりのダイアン・ブライアント氏が退職すると報道されています。その理由として、不祥事で突如辞任したインテルCEOの後任となるのではないかと推測されています。