記事 メタバース/VR/AR/MR/SR/xR AR、VR、MRに続く「xR」とは? 医療や教育でどう活用されるのか 2019/01/28 AR(Augmented Reality:拡張現実)、VR(Virtual Reality:仮想現実)、MR(Mixed Reality:複合現実)といった具合にITを活用した世界が次々と広がっているが、それらを総称した「xR」という言葉が本格的に利用されはじめた。実際、「CES 2019」でもxRの話題を扱うカンファレンス、パネルディスカッションが多く見られたこともその証左だろう。現時点でxRの最大のアプリケーションはやはりゲームだが、今後はビジネスアプリケーションが劇的に増えると予想される。マイクロソフトらも取り組むxRのビジネス活用の最前線を紹介する。
記事 IT投資・インフラ戦略 HCIは“主流”になるか、NutanixとMS、AWSが火花を散らすワケ 2019/01/24 本連載では、ITトレンドから毎回ホットなキーワードを取り上げ、その最新動向とともに筆者なりのインサイト(洞察)や見解を述べたい。第7回目に取り上げるキーワードは、急成長を遂げている「HCI(ハイパーコンバージドインフラ)」。今回の主題は「HCIはハイブリッドクラウド基盤の主流になるか」である。
記事 ブロックチェーン・Web3 元トヨタ研究所CFOが語る「ブロックチェーンがウーバーを消す」未来 2019/01/23 今や仮想通貨だけではなくさまざまな分野に進出しているブロックチェーン技術。トランザクションの細分化によるスピードアップと安全性の構築はビジネス界から注目を集めるが、自動運転時代の自動車技術にもこの技術の採用を目指す動きが見られる。今年のCESでは、トヨタで先進開発を担うトヨタ・リサーチ・インスティテュート(TRI)の元CFOで、現在はMOBI (Mobility Open Blockchain Technologies)のCEOを務めるクリス・バリンジャー氏が登壇。自動車業界でのブロックチェーン活用の可能性を語った。
記事 AI・人工知能・機械学習 AIプロジェクトはなぜ「失敗」するのか? 実例からみる現実的な対応策 2019/01/18 最近になって、AI(人工知能)のPoC(概念実証)に関する記事、さらにはAIプロジェクトの失敗に言及する記事が増えてきた。私は2016年からこの問題を語り続けてきたが、中にはビジネス側とシステム側の対立を煽り、ビジネス側を勉強不足と切り捨てるものも見受けられる。しかし、万人がビジネスとAIを深く理解した、超人になることは現実的ではない。異なる強みを組み合わせ、1人ではできないことを成し遂げてこそ、組織は価値あるものになる。本稿はAIプロジェクトの失敗例を通じて、つまづきやすいポイントを提示するとともに、発注するビジネス側が何をしなければならないかを明確にしていきたい。
記事 IT投資・インフラ戦略 RPA導入・運用の基礎、選定基準や事例、プロジェクト推進のポイントを解説 2019/01/18 RPAツールの選定や適用業務の選定に悩んでいる人は多い。PRA領域の主要製品を扱い、多種多様な業種の企業に対し、さまざまな規模のロボットの導入コンサルティングを行っているビッグツリーテクノロジー&コンサルティング(BTC)。事例を通して得たツールや業務の選定、また導入プロジェクトの進め方などについて、執行役員の湯川政延氏が解説を行った。
記事 クラウド 「日本ではただの金庫番」、海外のCFOがデジタル化をけん引できるワケ 2019/01/17 アクセンチュアの調査によると、海外ではCFOの役割が「企業価値創出のプロデューサー」へと変化しているという。 海外のCFOがデジタル投資を指揮する一方、日本のCFOは金庫番にとどまっている。この両者を分かつものは一体何だろうか。
記事 ビッグデータ 情報銀行とは何か? 総務省の動きと海外事例に見る「データ流通」の“成功条件” 2019/01/10 2019年は日本でも「情報銀行」の運用が動き出しそうだ。情報銀行は膨大なパーソナルデータを抱えるアメリカのGAFAに対抗する方法の1つとしても注目されている。本稿では「情報銀行が日本で成功するには何が必要か」と「どのような形でわれわれの生活に浸透するか」を考察してみたい。
記事 AI・人工知能・機械学習 人工知能は“道具”、それでも「弱い人間は支配される」理由 2019/01/08 70年ほど前、情報処理に携わる研究者の中で取り組みが始まった「人工知能」は数度の「ブーム」を経て、一般のユーザーにも認識され、今や毎日メディアで見かけるようになった。研究者や開発者以外の人々が、あらゆる場面において人工知能に期待している。その一方で、人工知能が過度に進化することに対する警戒感も高まっている。人工知能への期待と脅威について、一橋大学大学院の楠木建氏と『人工知能はなぜ椅子に座れないのか』を執筆した松田雄馬氏が語った。
記事 AI・人工知能・機械学習 外国語ベタな日本人、「機械翻訳」がインバウンドの救世主に? 2019/01/07 訪日外国人は年間3000万人に達し、入管法改正で在留外国人も300万人に近づきそうな今、外国人とのコミュニケーションで武器になりそうなのが「機械翻訳」である。AI(人工知能)など最新のITを活用して翻訳精度が高まっているが、日常のシーンで双方向で通訳をやってくれる「普段使い」製品が続々登場している。
記事 クラウド GAFAが進出したら「終わり」? レガシーだらけ日本の現実と弊害 2018/12/21 自社のビジネス領域にGAFAなど巨大デジタル企業が参入して来たら、どのようにビジネスを進めればいいのか。相当な危機感を感じることになるだろう。一方、自社のビジネスについて、そういった事態に備えるべく、「デジタル化」を推進している企業がまだわずかだ。この乖離の原因や問題の本質はどこにあるのか。
記事 AI・人工知能・機械学習 阪大 福田雅樹教授に聞く、「AIネットワーク化」が進展する未来をどう生きるか 2018/12/20 近年、「AI(人工知能)」に関する報道に接しない日はない。AIの利活用を経営戦略の重要項目として位置付ける企業も増加している。「AIをめぐる諸課題は、AIの研究開発や、利活用の進展、これらを取り巻く情報通信環境の変容という相互に関連する事象の総体を包括的に捉え、これに立脚して検討する必要がある。諸課題を検討するに当たって立脚すべき事象の総体こそが『AIネットワーク化』だ──」。そう語るのは、大阪大学大学院法学研究科教授・同研究科附属法政実務連携センター長の福田雅樹氏である。AIネットワーク化をめぐる諸問題や、法整備、今後のビジネスの展望について話を聞いた。
記事 クラウド 「クラウドが安い」は誤りに、ガートナーが語るクラウドとオンプレの最適バランス 2018/12/19 クラウドコンピューティングが出てきた頃の「とにかくクラウド化したほうがコストを抑えられる」という認識は誤りになりつつある。時代の趨勢はクラウドに移りつつあるなかで、どのようにクラウドを使うのが最適なのか。ガートナーのリサーチ ディレクター、リック・グリーンウォルド氏が、コストモデル、デプロイ方法、アーキテクチャを考察する。
記事 AI・人工知能・機械学習 まだ人工知能を「検討」? 先進企業が注力するAIの“用途とスキル” 2018/12/14 多くの企業では、AIをブームとして扱うのではなく、実際に「導入し、活用するもの」と認識しつつある。AIの「導入の仕方」も再考の動きが進んでおり同時に、AI時代に求められる人材のあり方に注目が集まっている。 未来に備えるには何に注力するべきなのか。さまざまなコンサルティング企業や官公庁の資料や調査から実態を読み解いてみよう。
記事 AI・人工知能・機械学習 ヒトの「目の動き」をハック!? 汎用人工知能のハッカソンで得られたもの 2018/12/14 「AIにまなざしを」をテーマに、全脳アーキテクチャ・イニシアティブ(以下、WBAI)主催で「第4回全脳アーキテクチャ・ハッカソン」が開催された。眼球運動のタスクを解く計算モデルを構築することを目的に、大学やAI企業、個人など計7チームの有志が3日間という限られた期日で競い合った形だ。10月のイベントなので遅ればせながらのレポートとなるが、本稿では競技の前提となる背景、眼球運動の種類、実装モデル、競技のタスクと評価基準などを中心に紹介したい。
記事 AI・人工知能・機械学習 13歳が癌の治療法を開発、AIは異分野間の“サイロ”を破壊する救世主に 2018/12/11 私は仕事柄、「人工知能はどういうところに使われるのですか」という質問を受けることがある。その答えは「あらゆる分野」だ。今や人工知能は“民主化”し、だれもが使うツールとなった。これまで不可能だったことが、人工知能によって実現した事例は、枚挙にいとまがない。さらにいえば、人工知能を活用すれば、特定分野の専門家以外でも、新たな発見をすることができるのだ。そう、われわれは人工知能によって、新たな科学の幕開けを見ているのだ。
記事 IT投資・インフラ戦略 アマゾンCTO「嬉しかった日は11月1日。Oracleをオフにし、Redshiftへ移行した日だ」 2018/12/10 Amazon Web Servicesはラスベガスで年次イベント「AWS re:Invent 2018」を開催しました。Amazon.com CTOのWerner Vogels氏による基調講演でVogels氏は、今月1日にAmazon.comのデータウェアハウスをOracleからAWSのデータベースサービスであるAmazon Redshiftへ移行したことを明らかにしました。
記事 ブロックチェーン・Web3 TECHFUND 松山CEO xアプリックス 長橋社長:IoTとブロックチェーンが「相性抜群」の理由 2018/12/07 いまブロックチェーンというと、仮想通貨システムを構成する中核技術として脚光を浴びているが、その技術はさまざまな領域で応用できる可能性を持つ。一方でどういった分野で本格的な利用が進むのかについてはまだ手探りの面もあり、PoC(概念実証)が先行する。こうした中、ブロックチェーンとIoTを連携した使い方に可能性を見い出す動きが出てきた。IoTソリューションプロバイダーであるアプリックス代表 取締役 兼 取締役社長 長橋賢吾氏(以下、長橋氏)と、BaaS(Blockchain as a Service)を手掛けるTECHFUND 共同代表 CEOの松山雄太氏(以下、松山氏)に話を聞いた。
記事 ブロックチェーン・Web3 ブロックチェーンの活用法が拡大、ストラディバリウスを「資産」に 2018/12/04 ブロックチェーンは元々仮想通貨を流通させるために編み出されたシステムだ。取引情報を複数のPCに分散させることで、情報の書き換えを困難にしている。そのため、安全性が高く、現在では大手銀行などもこの技術導入に向けて動いている。さらにブロックチェーンの用途は、投資やゲームの構築などにまで広がりつつある。芸術品やストラディバリウスまでも「分散」により資産家する、ブロックチェーンの新しい使い方とその未来を紹介する。
記事 IT投資・インフラ戦略 AWSをオンプレミスに持ち込める「AWS Outposts」の衝撃 2018/11/30 Amazon Web Services(AWS)は、オンプレミスでAWSのクラウド環境を実現する「AWS Outposts」を発表しました。
記事 ブロックチェーン・Web3 銀行の決済システムでも検討、新たな「信頼のネットワーク」を生かせ 2018/11/30 本連載では、ITトレンドから毎回ホットなキーワードを取り上げ、その最新動向とともに筆者なりのインサイト(洞察)やメッセージをお伝えしたい。第4回目に取り上げるキーワードは、新たなビジネスの創出が期待される「ブロックチェーン」。今回のメッセージは「新たな信頼のネットワークを生かせ」である。
記事 AI・人工知能・機械学習 RPAの比較に役立つ5つの基準、どの製品をどの導入支援サービスで適用すべきか 2018/11/29 IT化から取り残されていたホワイトカラーの業務効率化に向け、人手の作業を自動化しミスも一掃するRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の活用が進んでいる。ただし、新たな取り組みだけに、そこには落とし穴も数多い。あるべき展開の在り方とはどのようなものなのか。ガートナーでバイス プレジデントを務めるキャシー・トーンボーム氏が、RPAの概要を解説するとともに、初心者から上級者までの犯しやすい過ちや、その回避に向けた手法を紹介する。
記事 IT投資・インフラ戦略 メモリ容量を最大8倍に SSDの圧倒的な「遅さ」はソフトウェアで解決 2018/11/28 LinuxやWindowsなどのモダンなOSには一般に「仮想記憶」と呼ばれる機能が備わっています。仮想記憶には、物理メモリに保持されている内容を一時的にストレージへ待避させ、そこへ別の内容を書き込める仕組みがあります。この仕組みにより、OSは物理メモリの容量を超えてメモリを割り当てることができるようになります。
記事 AI・人工知能・機械学習 AI活用のクラウド戦略、機械学習の基盤はIaaSかPaaSか? それともオンプレか 2018/11/28 多くの企業が人工知能(以下、AI)に関心を寄せている。しかし、AIを導入するには人材の確保やインフラ整備が求められるため、大半の企業が検討段階で留まっているのが実情だ。こうした限られたリソースの中で有効な選択肢の一つがクラウドの活用だろう。しかし、そのクラウドは、IaaSで構築すべきなのか。それともPaaSを活用するほうがよいのか。米ガートナーで、リサーチ ディレクターを務めるチラグ・デカテ氏がAI活用のクラウド戦略について解説した。
記事 IT投資・インフラ戦略 AWSがAMDプロセッサを採用、インテル独占市場に風穴が開くか? 2018/11/22 事実上インテルが独占しているクラウドデータセンターのプロセッサ市場に、AMDが風穴を開けようとしています。Amazon Web Services(AWS)は、AMDのサーバプロセッサである「AMD EPYC 7000シリーズ」を採用した新インスタンス「M5a」「R5a」を発表しました。
記事 AI・人工知能・機械学習 莫大なコストがかかるMDM(マスターデータ管理)、AIは「救世主」になれるか? 2018/11/21 マスターデータ管理(MDM)の重要性は認識している一方で、コスト負担の大きさから実施をためらう企業は少なくない。そうした中、注目を集めているのがMDMでの人工知能(AI)活用である。過去の取り組みを学習し、人手の作業を代行できるAIは大きな可能性を秘める。ベンダー各社によるMDMツールへのAI機能の実装が進む中、ガートナーで主席アナリストを務めるサイモン・ジェームズ・ウォーカー氏が、MDMにおけるAIの可能性と今後を展望する。
記事 IT投資・インフラ戦略 ラリー・エリソンが明かす「Gen2 Cloud」(第二世代クラウド) 従来との違いは? 2018/11/20 米オラクルは年次イベント「Oracle OpenWorld」をサンフランシスコで開催しました。基調講演に登壇した同社CTO兼創業者のラリー・エリソン氏は、同社が「Gen2 Cloud」(第二世代クラウド)と呼ぶ、同社の最新クラウドデータセンターがセキュリティ面を重視して構築されたことを強調し、その内部を紹介しました。
記事 IT市場調査 JEITAがサーバ需要の「質の変化」を解説、IoT・AI・機械学習の台頭で何が変わるか 2018/11/19 電子情報技術産業協会(JEITA)ITプラットフォーム事業委員会では毎年、「ITトレンド調査」を実施している。IoTやビッグデータ、AIなどの新たな技術への期待がますます高まる2018年においてIT投資の傾向やニーズの変化とともに、この数年で注目されている技術の事例が紹介された。
記事 AI・人工知能・機械学習 「機械翻訳があるからもう英語話せなくても大丈夫」は本当なのか? 2018/11/16 前回は機械翻訳の仕組みと特性、その限界について「Google翻訳」などを例に挙げて説明しました。まだまだ限界があるとはいえ、機械翻訳の精度は日々上がっており、補助的な役割であれば十分ビジネス利用に値します。では、「機械翻訳があるからもう英語話せなくても大丈夫」という世界は近いのでしょうか?今回は、機械翻訳が現在できることについて、翻訳タスクを「機械翻訳」「翻訳家が必要なケース」に分けて解説します。
記事 AI・人工知能・機械学習 機械翻訳の仕組みを図解、直訳タイプと意訳タイプの違いは? 2018/11/15 インターネット上で言語データを自由に集められるようになったことで、従来の機械学習とは全く違った統計学的なアプローチが可能になり、機械翻訳は急速に進歩しました。機械翻訳によって、外国語の学習はおろか翻訳家や通訳が不要になるとさえ言われてるようになっています。それは本当なのでしょうか。機械翻訳の仕組みを解説していきます。
記事 AI・人工知能・機械学習 夏野剛氏×中島聡氏がホンネでぶっちゃけ対談、「日本は“正規”雇用をなくせ」 2018/11/13 Windows 95を設計した日本人として知られる中島聡氏と、iモードの企画開発で有名な夏野剛氏が発起人となり、先ごろNPO法人「シンギュラリティ・ソサエティ」が創設された。そのローンチを記念し、両氏による対談「Invent or Die - 未来の設計者たちへ」が開催された。デジタル・ネイティブ世代の若者たちが「未来の設計者」として立ち上がり、来るべきシンギュラリティ時代の起業家として活躍するために必要なことは何か? 両氏が熱く語りあった。