記事 IT投資・インフラ戦略 「必ず賃上げにつながる」岸博幸氏が断言、バックオフィスDXを最優先すべき本質的理由 2024/04/12 1990年代から世界規模で始まっていたデジタル化の動き。だが残念なことに、日本はこの潮流にことごとく乗り遅れてきた。「失われた30年」と呼ばれる低迷期を脱却するために、日本企業は今、何をすべきか。飛躍的な生産性向上、そしてイノベーション創出につながる方策を、慶應義塾大学大学院教授の岸博幸氏が語った。
記事 イノベーション 早大・入山教授が指摘、大企業が中小企業にイノベーションで「負ける」ある必然理由 2024/04/11 早大・入山教授が指摘、大企業が中小企業にイノベーションで「負ける」ある必然理由 不確実性が高い、先行き不透明な時代である現在は、「現状維持」ではなく、能動的に変化し世の中に新しい価値を創出するイノベーションを起こすことが求められる。このイノベーションの実現においては、実は大企業よりも中小企業がある側面から有利になり得るのをご存じだろうか。それは一体なぜか。早稲田大学の入山章栄教授が解説する。
記事 イノベーション まだ“カン”で決めてる? 人事データが実現する「令和の人材配置」と仕組みづくりとは 2024/03/22 少子高齢化に伴う労働力人口の減少は単なる人手不足とともに「優秀人材の取り合い」を引き起こしている。企業は「組織としての力」をいかに発揮できるのかが問われており、生産性向上とともに優れた人材を引きつける力が不可欠だ。こうした状況下で経営や人事から熱い注目を浴びているのが「HRテック」だ。本稿では、「データを使った人員配置の最適化」に焦点を当て、その効果や実現方法を探る。
記事 医療IT 経産省に聞く、なぜヘルスケア業界は“77兆円”に? 患者も社会も支える「PHR」の実力 2024/03/22 医療・介護費用の増大が課題になり、治療だけでなく「予防」も重要視されるようになってきた。こうした中で、個人の健康・医療・介護に関するデータである「PHR(Personal Health Record)」が注目を集めている。製薬や介護、民間保険等のヘルスケア業界が注視するPHR活用が本格化するための課題や先進的なユースケースなどを、経済産業省の白根 健太郎氏、TISの山本 勇樹氏、名田 茂氏に聞いた。
記事 AI・人工知能・機械学習 生成AIで広がる“格差”、LLMを活かし「ノウハウに仕事をさせる」には? 2024/03/22 「ChatGPT」を皮切りとした生成AIの台頭で、多くの企業や官公庁が生成AIの活用に乗り出している。しかし、思ったような成果をあげられていない企業がほとんどで、徐々に“格差”が広がっている状況だ。成功企業は、生成AIならではのリーズニング(推論)などの特長を生かし、これまで蓄積してきた「ノウハウそのものに仕事をさせる」ことを可能にしている。これをどう実現すればよいのか。いくつかの事例を紐解きながら、生成AIのポテンシャルを引き出すために必要なものを解き明かしていく。
記事 イノベーション 「日本でGAFAM誕生」にDX・GXが必須のワケ、東大 伊藤名誉教授が語る「日本成長戦略」 2024/03/15 「日本でGAFAM誕生」にDX・GXが必須のワケ、東大 伊藤名誉教授が語る「日本成長戦略」 経済成長が停滞し、「失われた20年」とやゆされてきた日本。だが、東京大学 名誉教授の伊藤元重氏は、20年以上にわたる「停滞と安定」の時代の終焉が見えつつあるという。その背景には何があり、今後日本経済を待ち受けるものは何か。そして経済の大転換期である今、企業に求められることは何か、伊藤氏が解説する。
記事 AI・人工知能・機械学習 生成AIで「自動化」はここまで進化した、リアルに「AIが相棒」になる時代到来 2024/03/13 労働力不足が深刻化する中、「業務の自動化」は生産性向上に欠かせない取り組みだ。ただし現実には、まだまだ多くの手作業やRPAのロボットでは処理できない面倒な業務がたくさん残っている。なぜ「本当に自動化したい業務」が取り残されてしまうのか。既存の自動化技術に決定的に欠けていたものとは何か。そして、その根本原因を生成AIが解決し、自動化が一気に進む明るい未来について解説する。
ホワイトペーパー クラウド 「デジタルファースト」なビジネス爆速成長の秘訣、3つのステップで実現する方法とは 2024/03/12 デジタルファースト戦略に取り組む企業が増えることに伴い、デジタルサービスに対する需要が急増している。しかし、多くの場合、予算が需要に追いつかず、無数のレガシーツールのサポートに予算が使われるなど、IT環境の複雑化が進んでいる状況だ。また、チームのサイロ化やプロセスの分断などにより、ガバナンスの課題も生じている。デジタルファーストなビジネスの成長を促すには、「最新化」→「自動化」→「最適化」という3つのステップで進めることが重要になる。本書ではその詳細を解説する。
記事 AI・人工知能・機械学習 アステラス・小野薬品・第一三共が「AI創薬で協力」の謎、裏側にある“生成AIクラウド”の秘密 2024/03/11 新薬を1つ開発するには多額の研究開発費と約9~16年に及ぶ時間が必要であり、それだけ費やしても成功確率は2万5000分の1と言われている。この分野はAIによって大幅な効率化が期待されており、「AI創薬」をうまく活用することで大きなビジネスチャンスを生み出せる。しかし、海外の製薬会社に比べ、これまで日本の製薬会社は後手に回っていた。この状況をひっくり返すため、三井物産の子会社ゼウレカが始めたのが「Tokyo-1」プロジェクトだ。すでにアステラス製薬、小野薬品工業、第一三共がメンバーに加わり、始動している。国内屈指の大手製薬会社が協力し合うことは珍しいが、その背景には何があるのか。各社に狙いと期待を聞いた。
記事 AI・人工知能・機械学習 NECの緻密な「生成AI」戦略、独自開発LLM(大規模言語モデル)で描く“勝ち筋”とは 2024/02/19 数年前、「日本のAIは周回遅れ」と言われていた。しかし「生成AI」が注目されて以降、状況は変わりつつある。中でも最近のNECの動きは熱い、そして早い。AIの研究開発用に超並列処理が可能なAIスーパーコンピューターを構築し、独自の大規模言語モデル(LLM)「cotomi」をリリースすると同時に、生成AIを事業化する専門組織「NEC Generative AI Hub」を立ち上げた。その組織でシニアエバンジェリストとして活躍する野口圭氏に、同社の生成AI戦略を聞いた。
記事 イノベーション 「掲げて終わり」のパーパス経営、加藤雅則氏が指摘する「経営者の責任」とは? 2024/02/05 昨今では「パーパス経営」という言葉が浸透し始め、各社のパーパスも打ち出されるようになった。だが、掲げたパーパスが浸透せずに、言葉遊びになっている場合もある──そう指摘するのは、『両利きの組織をつくる』等で著名な加藤 雅則氏だ。掲げるだけで終わらせない、パーパス経営の本質とは?
記事 イノベーション DXが「絵に描いた餅」で終わるワケ、各務茂雄氏が明かす日本のDXにはびこる“問題点” 2024/01/22 描いていたのはこんなDXじゃない──そう思うことがあるとしたら、それはアプローチが間違っているからだ。日本には日本に合ったDXがある。そう語るのは、マイクロソフトやアマゾンウェブサービスジャパンでの経験を元にKADOKAWAやMUFGなどで経営改革をリードした各務 茂雄氏だ。では、“絵に描いた餅で終わらせない、本物のDXの実現”を成功させるためには、具体的にどのような戦略が必要なのだろうか。
記事 RPA・ローコード・ノーコード DXの成功条件「開発内製化」はどう対応する? Notes/Dominoが有効なワケ 2024/01/18 デジタルトランスフォーメーション(DX)の成功のカギは、ビジネス環境の変化に即応できるようなアプリケーション開発にある。そして企業の業務プロセスや、現場のニーズを反映したアプリケーションの迅速な開発には、内製化が不可欠だ。そこで、DXの成功要因である「アプリケーション開発の内製化」を推進するNotes/Dominoについて、最先端の環境を解説する。
記事 人材育成・人材獲得 終身雇用世代が見落とす「ホワイト離職」の根本原因、入山章栄が説く「生き残る条件」 2024/01/16 近年、「日本企業に欠けているのはイノベーション」という指摘が散見されるが、現状はなかなか変わらない。イノベーションには組織の変革が必要になるが、そこでポイントになるのが「人的資本経営」である。早稲田大学ビジネススクール教授の入山章栄氏が、人的資本経営とは何か、どのように進めていくべきなのかを解説する。
記事 AI・人工知能・機械学習 結局、いま生成AIで何をすべき? デロイトが徹底解説「ChatGPTとLLM」の戦略的な使い方 2023/12/18 2022年11月にOpenAIのChatGPTが登場して以来、生成AIの威力を世界中の企業が実感していることだろう。この巨大な価値をいかに享受し、どうビジネスに生かしていけば良いのだろうか。企業や産業を支援し、AIの戦略的な活用とガバナンスをテーマに活動しているデロイト トーマツ コンサルティングのAI&DATAユニット 執行役員・パートナーの森正弥氏が、ChatGPTと大規模言語モデル(LLM)の戦略的活用法を解説する。
記事 AI・人工知能・機械学習 PoC地獄に陥る「生成AI活用あるある」とは?“ある視点”を欠くと絶対成功しない理由 2023/11/16 今、生成AIでビジネスを変革させたいと考えている経営者は多いことだろう。しかし、生成AI活用を成果に結び付けられている企業は多いとは言えない。これまでもAIブームが何度も繰り返されてきたように、今回の生成AIブームも一過性のもので終わるのか、あるいは変革を生む大きな契機となるのか──。それは企業がAI/生成AIを活用する際の「選球眼」にかかっているようだ。
記事 AI・人工知能・機械学習 他社と横並びの「AIの利用者」で終わるのか? 生成AI時代の企業の“生き残り戦略” 2023/09/29 ChatGPTをはじめとする生成AIが盛り上がりを見せている。多くの企業が競うように導入し、業務での利用を試行錯誤している状態だ。しかし、本来企業が目指すべきなのは、「単なるAI利用者」ではない。AIを企業固有の視点や基準による判断、業務の自動化等につなげ、AIによる「価値創造者」へと変革することだ。そのステージへいち早く移行するために、いま企業が考えるべきこと、準備すべきことは何か?
記事 AI・人工知能・機械学習 生成AIでビジネスはどう進化する?最強タッグ「マイクロソフト×エヌビディア」の責任者に聞いてみた 2023/09/26 2023年5月23日、米マイクロソフトが開発者向けに開催した年次イベント「Microsoft Build 2023」において、マイクロソフトとエヌビディアの提携が発表された。具体的な内容は、エヌビディアの「NVIDIA AI Enterprise」をマイクロソフトの「Azure Machine Learning」で使えるようにするというものだ、その意義も含めて、両社のキーパーソンに日本企業の生成AIへの取り組み、課題、今後の展望について話を聞いた。
ホワイトペーパー データセンター・ホスティングサービス・IaaS なぜデータセンターの「モダナイゼーション」がビジネスの変革につながるのか? 2023/09/04 企業にとってイノベーションの重要性がこれまで以上に高まっている。そのためには、レガシーのインフラストラクチャを最大限有効に活用すると同時に、クラウドなど新たなテクノロジーへの投資が必要となる。そこで着目すべきが、自社データセンターの「モダナイゼーション」だ。現在、データセンターには変革の波が訪れており、モダナイズによって、モダン・アプリケーションのメリットを最大限に引き出せるという。本書は、モダナイズされたデータセンターがどのようにしてITとビジネスのイノベーションを推進するのか解説する。
記事 IT投資・インフラ戦略 「若い人に任せて」はもう終わり、DXで勝ち抜く方法を5名の論客が激論 2023/08/30 社会全体のデジタル化が急速に進む中で、多くの中小企業は「DX以前に、IT機器導入をはじめとするツールのデジタル化すら進んでいない」と経済産業省によって指摘されている。誰もが変化の必要性を感じる中、企業がデジタルを経営に活用しながら変革を成し遂げ、これからの時代を勝ち抜いていくためには、何が必要なのだろうか。DX戦略に精通した5名の論客によるパネルディスカッションを通じてその成功体験をもとに今後の指針を探る。
記事 AI・人工知能・機械学習 【生成AIの主人公】アドビ×エヌビディアに聞く、生成AIでビジネスの何が変わるのか? 2023/08/21 文章の質問に対して人間のような高精度の回答を返すOpenAIのChatGPTやグーグルのBard、文章から画像を生成するMidjourneyやStable Diffusionなどの生成AIがブームだ。こうした中、アドビは2023年3月に生成AIブランド「Firefly」を発表した。その開発には、AIのデータ学習に不可欠なGPUで知られるエヌビディアも関わっているという。現在のAIブームの主要プレイヤーである両社は現状をどう見ているのか。「クリエイティブ制作の世界」はどう変わるのかと問うと、クリエイターの業務領域だけでない、ビジネス全体をも変える明確なビジョンが返ってきた。
記事 ビッグデータ 「ダーク・データ」がDXの足を引っ張る?一歩差をつける新たなデータ基盤とは? 2023/07/14 現在は経済やビジネス、テクノロジーの進化など、想像をはるかに超えて、あらゆることが複雑さを増し、将来の予測が困難な状況になってきている。この予測不可能な時代で、企業が持続的に成長していくためには、AI・データ活用が一つの鍵となる。データからの新たな洞察をもとに迅速にサービス提供することが、ビジネス価値を高める上でより重要になっている。しかし、AI・データ活用の重要性を感じつつも、どこから着手したら良いか、多く企業が同じ悩みを抱えており、日本企業で成果を出している企業はほんの一握りだ。何が成功を妨げる要因となっているのか。着実に本気で成果を出すための押さえるべきポイントは何か。当セミナー動画では、IBM x NVIDIAの知見を活かしたAI・データ活用のアプローチと、両社が提供する解決策について解説する。
記事 RPA・ローコード・ノーコード 「実現」フェーズで大体コケるDX…内製化力を高めるローコード活用術とは 2023/07/03 DX(デジタルトランスフォーメーション)のアイデアはあっても、社内の開発リソースの問題ですぐに形にできない、外部に依頼するには莫大なコストも時間もかかる──そんな課題を抱える組織は多いだろう。そこで注目されているのが、ローコードによるシステム内製化だ。そこで本稿では、組織特有の細かな要件をカバーすることや、柔軟な対応が可能なクラウドネイティブ環境での実行までを念頭に置いたローコード活用術を解説する。
記事 その他ハードウェア エッジコンピューティング最前線、「3つの選定基準」「導入時の課題解決のヒント」とは? 2023/06/15 企業のデータ活用、画像・映像データの増大、そしてIoT技術の拡大などにより、企業が処理しなければならないデータは爆発的に増大している。そこで注目されているのが、データの発生源に近い場所で処理するエッジコンピューティングだ。今後、ますます重要になるエッジコンピューティングにはどのようなアーキテクチャ、ソリューションがあるのか。その最新情報を整理する。
動画 流通・小売業IT 三越伊勢丹が挑戦する、メタバースでの新たな顧客体験の提供 2023/04/13 三越伊勢丹が提供する、メタバースを活用したコミュニケーションアプリ「REV WORLDS(レヴ ワールズ)」。百貨店・小売業界の経験からなぜメタバースを立ち上げたのか。アプリ立ち上げ経緯から企画・開発について、またローンチから一年以上経ち、運営する中で見えてきたメタバース×ショッピングのポテンシャルや課題感などを取組事例を交えながら紹介します。 ※SBクリエイティブ株式会社(ビジネス+IT)主催、2023年2月17日「インダストリーフォーラム 2023 冬 小売・流通・サービス Day」より
動画 製造業IT モデルベース開発(MBD)から始める DX 2023/04/10 会社が窮地に陥った時に本格的に取り組み始めたモデルベース開発は今ではほぼ定着して単なる開発効率化だけでなく技術力の向上、部門間の連携強化、開発費削減など様々な効能を見せている。大変革の時代と言われているいま生き乗るためにはMBDの効能を原資にリスキリングなどを実行し、さらには商品や仕事に対するパラダイムシフトを起こす必要がある。 ※SBクリエイティブ株式会社(ビジネス+IT)主催、2023年2月15日「インダストリーフォーラム 2023冬 製造・エネルギー・物流Day」より
記事 製造業IT 起死回生にもほどがある「マツダのDX」、開発部わずか30人で“V字回復”の秘密 2023/04/10 自動車業界は「100年に一度の大変革期にある」といわれるほど環境の変化にさらされている。各社が将来への投資を進める中で、2000年代のマツダは経営に課題を抱え、先行領域の技術開発リソースも不足していた。そうした状況下、次世代技術「スカイアクティブテクノロジー」を発表し、V字回復を成し遂げた背景には、どのような戦略と試練があったのか。モデルベース開発(MBD)を起点としたDXの導入・実践を主導してきた、シニアフェロー イノベーションの人見光夫氏が明かす。
ホワイトペーパー 競争力強化 「20世紀の意思決定」を今すぐやめて「データドリブンな意思決定」を実現する3つの方法 2023/04/06 急激に変化していくビジネス環境に対応するため、より優れたビジネス上の意思決定を迅速に行うことが求められている。そのためには、ビジネスの運営方法から意思決定の担当者やその方法など、従来の意思決定に対するアプローチを「データドリブン」へと戦略的に転換することだ。具体的には、データを既存の作業ストリームや意思決定に組み込むことで、チームの連携とアジリティを促進し、コストの削減と効率化を実現することも可能となる。本書は、「データドリブンな意思決定」を簡単に日々の作業ストリームに組み込むための3つの方法を解説する。