記事 既存顧客強化 Zoomが狙う「ビデオ会議の“次”」- 顧客体験と従業員体験を変革する新製品の価値とは 2023/08/10 2023年7月7日、Zoomはリアルイベント「Zoom Experience Day Summer」を開催した。これは前日に同社が発表したコンタクトセンター向けソリューション「Zoom Contact Center」、および会話型AIチャットボット「Zoom Virtual Agent」の日本語版の提供開始に合わせて開催されたイベントだ。これらの製品以外にも、クラウド電話システム「Zoom Phone」をはじめ、OpneAIと連携した「Zoom IQ」、イベント管理に特化した「Zoom Events」などの製品概要や活用事例が伝えられた。現在、アーカイブ動画も配信中だ。本記事ではイベント内容から見えてきた同社の戦略と最新製品の見どころをレポートする。
記事 AI・人工知能・機械学習 【マンガ】AI活用アプリの開発は「超簡単」、実用化まで落とし込める「ある方法」とは 2023/07/11 ビジネスでの存在感が年々増しているAI。AIを活用したアプリケーションやシステムの開発に取り組む企業も増えているだろう。しかし実際の業務に適用できるレベルのAI活用は、難易度などの面でまだまだ大きなハードルがあるのが現状だ。性能や安全面を担保しつつ、AIを活用したアプリを簡単に開発するにはどのような方法があるのだろうか。
記事 AI・人工知能・機械学習 カネカのDX戦略、100件超のAI活用の取り組みが進む「現場を主戦力とする大変革」とは 2023/06/29 大手総合化学メーカーのカネカは2020年に発表した新中期経営計画で、データ活用・AI活用を推進し、積極的にDXに取り組むことを掲げている。この実現に向け、現場の社員がAIを扱えるようにするといった人材育成プログラムと文化醸成に取り組んでおり、最近では社員からChatGPTのようなAIの活用についても多くの関心の声が上がっているという。今回は、AI・データ活用のプラットフォームを提供するDataiku カントリーマネージャーの佐藤 豊氏が聞き手となり、同社が目指すDXとAI・データ活用の取り組みについて、カネカ エグゼクティブ・フェローの鷲見 泰弘氏に聞いた。
記事 その他ハードウェア エッジコンピューティング最前線、「3つの選定基準」「導入時の課題解決のヒント」とは? 2023/06/15 企業のデータ活用、画像・映像データの増大、そしてIoT技術の拡大などにより、企業が処理しなければならないデータは爆発的に増大している。そこで注目されているのが、データの発生源に近い場所で処理するエッジコンピューティングだ。今後、ますます重要になるエッジコンピューティングにはどのようなアーキテクチャ、ソリューションがあるのか。その最新情報を整理する。
記事 AI・人工知能・機械学習 企業間紛争で18年活躍した弁護士が教える、リーガルテックを活用した契約書レビュー術 2023/04/26 法務部門の人材が不足する企業では、企業間の契約書の作成を事業担当者や責任者が行うことが多い。しかし、業務開始後にトラブルが発生し、企業間で争うことになると、やはり専門的な知識が必要だったと痛感するだろう。こうした課題を受け、近年では法律とテクノロジーを掛け合わせたリーガルテックに注目が集まっている。本稿では、実際に発生してしまったトラブル紹介とともに、確認すべき契約書のレビューのポイントや対策方法について、実地経験が豊富な弁護士が解説する。
記事 金融業IT 日銀のDX調査担当が語る「金融業界×IT」のリアル、守り/攻めのトレンドを解説 2023/04/24 コロナ禍でビジネスの前提条件が大きく変わった。企業はデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現することで、生き残りを図ろうとしている。もちろんこれは、銀行・信用金庫を中心とした金融業界にもあてはまる。昨今の金融業界におけるIT活用の潮流を、日本銀行 金融機構局 金融高度化センター 企画役 有田帝馬氏が語った。
記事 AI・人工知能・機械学習 早まった決断が社員を苦しめる?リーガルテック導入しても「逆効果」になる企業の特徴 2023/04/17 昨今、契約業務における課題を解決する手段としてリーガルテックが注目されている。リーガルテックとは、法律に関するあらゆる業務を効率化するテクノロジーだが、近年、その市場が急速に伸びている。しかし、リーガルテックの導入を急ぎ、導入前よりも業務が複雑化してしまう企業もある。リーガルテック製品を採用しても効果がでない企業は、どのような特徴があるのだろうか。
記事 イノベーション がんこ代表が挑む「研究者との二刀流」、飲食現場が超・効率化する“3つの研究成果” 2023/03/27 多くの企業が本格的に推進し始めたDXだが、サービス産業ではなかなか進められず、生産性は低いままでいる。そんな中、大阪府を中心に和食レストランなどを手がけるがんこフードサービス 代表取締役 代表執行役員の新村 猛氏は、大学院の教授を兼任し、ロボットやAI、データなどを活用したサービス業の生産性向上について研究。そこで得た知見を自社の飲食店の現場に取り入れ、多くの成果を出している。では具体的にどのような研究を行い、現場で活用しているのだろうか。研究と経営の二刀流に挑む新村氏に話を聞いた。
記事 コンプライアンス 国際評価「最低ランク」…日本の司法DXは成功するか?一橋大学山本教授が大解説 2023/03/23 世界銀行からも「司法のIT化」において最低評価を受けている、司法IT化後進国・日本にもようやく変化の兆しが表れはじめている。2022年5月に成立した改正民事訴訟法で民事訴訟のIT化に関する内容が盛り込まれたのだ。すでに争点整理の手続においてはWeb会議が普及しており、さらに2025年度中にはe提出、e法廷、e事件管理の「3つのe」が実現する予定だ。また、ODRを促進しAIを活用することで紛争解決全体のIT化を図る議論もされている。本記事では、一橋大学大学院 法学研究科 教授の山本和彦氏が、日本の紛争解決制度のIT化の現状や課題、そして未来予想図を解説する。
記事 AI・人工知能・機械学習 なぜ「データウェアハウス」と「データレイク」は衝突&失敗する?シンプルな解決策とは 2023/03/22 企業が競争力を持つためには、データ活用が必要不可欠となっている。そのためには、過去のデータの可視化と分析が得意な「データウェアハウス(DWH)」と、非構造化データも扱えることで機械学習や未来予測に適した「データレイク」、どちらもうまく活用することが重要だ。しかし、それぞれの特性や思想が大きく異なるため、双方を運用することは課題が多い。どうすれば「良いとこ取り」ができるのだろうか?
記事 セキュリティ戦略 情報工学の第一人者 辻井重男氏が警鐘、戦時中からデジタル時代まで続く「ある危険」 2023/03/20 AIやIoT、メタバースなどデジタル技術の発展が著しい。これらを駆使してデジタルトランスフォーメーション(DX)に挑戦する動きが見られるが、それを達成するには何が必要になるのか。デジタル技術が社会や生活に広く浸透する中で、今後人々や企業が持つべき考え方、姿勢とはどのようなものか。情報セキュリティ研究の第一人者である中央大学研究開発機構 フェロー・機構教授 辻井 重男氏に話を聞いた。
記事 イノベーション 阪大教授が語る「ジェネレーティブAIとDX」、自動生成ツールを「使い倒す」方法 2023/03/20 「まったく新しいアウトプットは生成できない」というAIのイメージを覆す「ジェネレーティブAI」が次々と誕生している。その多くは実用化も進んでおり、営業日報から油絵までさまざまなコンテンツを自動で生成可能だ。大阪大学の教授や順天堂大学の客員教授、コトバデザインの会長などを兼任する栄藤 稔氏は、今後企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)をより推進するためには、AIとデジタルの定義について理解することが重要だと説く。
記事 AI・人工知能・機械学習 東京工科大学の「AI研究」が技術革新に1番近い?他とは全然違う“教育・研究環境”の全貌 2023/03/16 近年のAI技術の進展は著しい。ChatGPTの登場に見られるように、いわば技術の「相転移」とも言える事象が起き、まさにシンギュラリティが近づいているようにも見える。一方で、日本の産業界や学術界では、AI人材の慢性的な不足が叫ばれており、この波に乗ることすら難しい状況にある。人材育成が急務となる現状において教育の重要性は高まっているが、充実した研究設備を備えた大学は多くはない。膨大なデータを扱うAI研究に思う存分に取り組むには相応のマシンパワーが必要であり、それには膨大な資金力が必要になるからだ。こうした課題がある中、“ある工夫”により最先端の教育環境を実現した大学がある。それが東京工科大学だ。
記事 AI・人工知能・機械学習 なぜ現場も巻き込めた? 横河ソリューションサービスがAIで挑む「日本の生命線」支援 2022/12/28 化学、石油、紙・パルプなどの生産には巨大な生産設備=プラントが必要になる。その仕組みは何を生産するかによって異なるが、いずれのプラントでも、安定的に稼働するためには高度な「制御」が不可欠なのは共通している。そのための計測機器や制御システムを開発・提供しているのが、横河ソリューションサービスだ。ただし最近は、従来のシステムだけでは対応が困難で、人手による手動運転が必要になるケースが増えているという。その理由と、課題解決に向けた同社の取り組みについて解説する。
記事 AI・人工知能・機械学習 エヌビディアの「次世代AI」「メタバース構築」とは? 鍵を握るのはプラットフォーム 2022/12/12 NVIDIAは「AIとメタバース」をテーマにさまざまな取り組みを実施している。そもそもGPU(Graphics Processing Unit)をはじめとするチップだけでなく、ソフトウェアやサーバから、ネットワーク製品まで提供するNVIDIAはどのようなビジョンでソリューション開発に組んでいるのか。2022年9月に開催されたWebinarでは、「次世代AI」「メタバース構築」の実現を支える数多くの最新技術、製品やサービスが紹介された。
記事 AI・人工知能・機械学習 スタートアップが集うべきは名古屋? 産学官体制による支援、人材獲得、補助まで叶う理由 2022/11/16 コロナ禍をきっかけに、場所に縛られない働き方が広がっている。地価の高い東京では、神奈川、埼玉、千葉などの近隣地域にオフィス移転する企業も増えてきた。しかし、より視野を広げると可能性はもっと広がる。特にIT企業やスタートアップに注目してほしいのが、日本一製造業が盛んな都市である名古屋だ。100年に一度の変革期を迎えたと言われる自動車産業を中心に、製造業とITの融合が起きている今、企業誘致に携わる名古屋市の担当者と名古屋で起業したスタートアップCEOに話を聞いた。
記事 Web戦略・EC 令和でも「刺さるメール」が最強の理由、AIで「優良顧客」を取り戻せ 2022/11/11 コロナ禍が収束の兆しを見せる現在、多くの小売企業がオンライン/オフラインを含めて、顧客との新たな関係を構築する必要に迫られている。新規顧客の獲得だけでなく、顧客との信頼関係を再構築し、優良顧客となってもらう取り組みが求められているのだ。しかし、そのために必要な施策、有効な手段を見出せていない企業も少なくない。ここでは、ポストコロナの時代に求められる「古くて新しい」メールマーケティングの手法について解説する。AIを使うことで一気に運用、効果を改善する方法とは?
記事 物流管理・在庫管理・SCM 「AI×プロ」が最強のワケ、コロナ禍の牛乳大量廃棄を防いだ新たな需要予測とは 2022/11/09 国際秩序を脅かす軍事衝突やパンデミックによる世界的混乱などを背景に、グローバルサプライチェーンの不確実性が高まっており、ビジネスの先を見通すことはますます困難になっている。そこで注目を集めているのがAIを用いた需要予測だ。しかし、AIを導入すればすべて解決するのかというと、そんな簡単な問題ではない。AI需要予測をより高い精度にし、迅速な意思決定を実現するためのポイントはどこにあるのか。ビジネス+ITで需要予測をテーマにしたコラムを連載する元資生堂で現NECの山口氏に話を聞いた。
記事 AI・人工知能・機械学習 米スタバのデータ経営が凄い?「生産性30%向上」「数十億円コスト減」を実現できた秘密 2022/10/21 「データドリブン経営が重要だ」と言われている昨今、実際に成長している企業はデータ分析により現状を正しく把握し、AI活用で未来を予測することで次の一手を繰り出している。米スターバックスもその1つだ。なぜ、同社は社内業務の生産性を30%向上しつつ、数十億円のコスト削減を実現できたのか。同社のAI活用の取り組みとともに、AI活用を成果に結びつけるためのポイントを解説する。
記事 AI・人工知能・機械学習 世界トップレベルのAI環境を構築するには? 日本企業の「遅れ」を取り戻す方法 2022/10/19 日本企業のAI活用は、海外企業に比べて遅れているといわれる。背景にAI人材の不足という大きい課題があるのは確かだが、それ以外にもAI活用を支えるインフラ、データ処理、システム運用などの面で課題は多い。そして、こうした課題はテクノロジーで解決できるものも少なくない。日本企業のAI活用の遅れを取り戻し、さらに加速するために求められる取り組みは何か。IBMとエヌビディアのキーパーソンに聞いた。
記事 AI・人工知能・機械学習 AI人材が急増?文具・オフィス家具メーカーコクヨの凄すぎる「教育プログラム」の全貌 2022/10/17 すでにAIはさまざまな分野に導入され大きな成果を上げているが、そのAI活用で後れをとっているのが日本企業だ。なぜ日本企業はAI活用がうまくいかないのか。ここでは、AI/ディープラーニングの産業活用促進に取り組む日本ディープラーニング協会、AIに欠かせないGPUを開発するエヌビディア、そして、現在社内AI人材の育成にチャレンジしている文具・オフィス家具メーカー コクヨのキーパーソンに、日本企業の現状と課題、求められる取り組みを聞いた。
記事 AI・人工知能・機械学習 独特すぎるSUBARU(スバル)のDX戦略、わずか1年で成果を出した「データ活用」の秘密 2022/09/12 自動車業界が100年に1度の大変革の時を迎え、CASE(Connected、Autonomous、Sharing、Electric)と呼ばれるテーマを軸に、その存在意義の再定義が始まっている。創業105年の歴史を持ち、世界シェア1%ながら、尖った技術で個性あふれるクルマづくりにまい進してきたSUBARU(スバル)は、この大変革にどう挑むのか。「スバルらしいDX」の取り組みの全体像を、情報システム部長の辻裕里氏に聞いた。
記事 開発総論 【事例】「IoT開発」のコツはAWSにあり、爆速で“ドローン管理”を実現できたワケ 2022/09/08 モノのインターネット(IoT)に関する需要は増加の一途をたどっている。その一方で、「IoT対応」できる技術者が足りていないのが現状だ。IoTサービスを少ないリソースでも効率よく開発するために有効な手法やITインフラとは何だろうか。
記事 AI・人工知能・機械学習 「AIにしか耐えられない脅威」へ備えられるか? ゼロトラストの盲点と解決策 2022/08/30 セキュリティの世界では、何も信用しないことを前提にセキュリティ対策を構築する「ゼロトラスト」の考え方が主流となりつつある。しかし、同時に広がっているのが「ゼロトラストの実現は難しい」あるいは「ゼロトラストは理想論にすぎない」といった認識だ。なぜ、ゼロトラストは困難なのか、実現するには何が必要なのかを解説する。
記事 AI・人工知能・機械学習 数億円のコスト削減を実現、某航空機エンジンメーカーの凄すぎる「AI活用術」 2022/08/29 企業のAI活用が加速する中、米国に比べてAI活用で成果を上げている企業が少ないという日本の現実が鮮明になってきた。なぜ、日本企業はAI活用がうまくいかないのか。ここでは、企業のAI活用を阻む5つの障壁(企業文化・目標・環境・人材・ツール)を解説するとともに、AI活用で成果を上げている企業の事例を紹介する。
記事 AI・人工知能・機械学習 学習量は新聞2700年分。LINEのスゴイAI開発秘話と、「世界初」を支えるスパコンの実力 2022/08/26 ビジネスにおける人工知能(AI)の活用で、特にいま注目されているのが「大規模汎用言語モデル」で開発された自然言語処理のAIだ。たとえば、人間なのかAIなのか判別できないくらい自然な会話ができるチャットボットが、すでに開発されている。ただし、この技術が持つ可能性はそれだけにとどまらない。この分野で「世界初」の挑戦をしているLINEとその開発をシステムで支えるエヌビディアに、取り組みの詳細を聞いた。
記事 AI・人工知能・機械学習 日本企業には真似できない?株価を約180倍にしたドミノピザの「経営変革」の秘密 2022/08/17 IMD(国際経営開発研究所)が作成する世界競争力年鑑のデータを見ると、1990年代、日本の競争力は世界トップレベルの水準であった。しかし2021年になると、その順位は31位まで低迷している。さらに今、AIやディープラーニングの分野でも日本は"周回遅れ"との評価が定着している。なぜ、こうした事態に陥ってしまったのか。滋賀大学でデータサイエンスを教える河本薫氏とエヌビディアの井﨑武士氏に、日本企業の現状の課題と、打開の道筋を聞いた。
記事 セキュリティ総論 実例で分かる「自己学習型AI」のスゴい効果、未知の脅威も“たった数秒”で自動排除 2022/08/05 サイバー攻撃による被害が後を絶たない。ランサムウェアをはじめとした攻撃は技術の高度化と手口の巧妙化を続け、今や従来のセキュリティ対策では防御しきれなくなっている。そこで最近注目されているのが、自己学習型AI技術の活用だ。従業員などによるITツールの利用パターンを、教師なし機械学習をすることで、その学習したパターンに逸脱した行為を危険とみなし、自動的に察知・排除する。今回はそのメカニズムや動作、効果について、新種のランサムウェアやサプライチェーン攻撃を未然に阻止した実例を交えて紹介しよう。
記事 統合運用管理・サーバ監視 サイバーエージェントのIT運用とは? クラウド利用10年で培った「勝ちパターン」を解説 2022/07/22 サイバーエージェントでは、2010年頃の段階からシステムに応じて最適な環境をオンプレミスやパブリッククラウドで構築。顧客満足度の高いサービスを下支えできるIT基盤を作り上げてきた。満足度が高いサービスを提供するためのIT運用とは何か? サイバーエージェントでITインフラを統括する 長谷川 誠 氏にこれまでの取り組みや、今後の展開、考慮すべきポイントなどを聞いた。