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- 2025/05/15 掲載
【新社会人必見】タイパ向上を叶える「5つの仕事術」、上司の「ダメ出し」どう回避?
連載:何がなんでも定時で帰るためのタイパ仕事術
【仕事術その1】新配属の職場で「まず工夫するべき」点とは
新社会人としての生活が始まると、覚えることや慣れるべきことが一気に増え、仕事の進め方に戸惑うことも多いでしょう。限られた時間の中で成果を上げるためには「タイパ」を意識した働き方が不可欠です。会社の一員、チームの一員として認めてもらうためにもスタートが肝心。特に、効率的に働くためのスキルを身に付けることは、今後のキャリアを大きく左右します。しかし、最初からすべてを完璧にこなすのは難しいものです。
では、タイパを意識して効率的に働くためにまず意識するべきは、どんな仕事術なのでしょうか。
まずおすすめしたいのが、メモの取り方をひと工夫することです。
社会人にとって、メモは「仕事の基礎」です。先輩や上司からの指示、会議の内容、業務の進め方など、日々大量の情報が入ってきます。これらを記憶だけに頼るのは危険。必ずメモを取る習慣をつけることが重要です。「記憶よりも記録に頼る」…これが社会人に求められます。抜け漏れは限り無くゼロに近づけるべきです。
しかし、ただ記録するだけでは意味がありません。大切なのは「メモを行動につなげること」です。
たとえば、会議中に「資料作成」とだけメモしても、後で見返したときに「何の資料?いつまでに?」となり、タスクが曖昧になりがちです。そこで「誰のための資料か」「締め切りはいつか」「必要な情報は何か」まで具体的に書き込むようにしましょう。たとえば、以下のように整理するだけで、次の行動が明確になります。
- ○○企画のプレゼン資料作成(○月○日(金曜)17時まで)
- △△さん(上司)に確認依頼(○月○日(木曜)午前中)
また、メモをノートに書くだけでなく、デジタルツールを活用するのもおすすめです。スマホのメモアプリやタスク管理ツールを使えば、移動中でも確認でき、リマインダー機能を使えば締切を忘れることもありません。
さらに、1日の終わりにメモを見返し「明日やるべきこと」を整理する習慣をつけると、仕事の抜け漏れがなくなります。メモは「記録」ではなく「次の行動につなげるための武器」。この意識を持つだけで、仕事の精度が格段に上がります。

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