- 2025/09/17 掲載
【完全ガイド】GPT-5を制する「モード選び」解説、Auto信者も驚く“最強プロンプト”(2/4)
【5モード完全ガイド】「賢く」使い分ける“裏ワザ”
それではここから、GPT-5の5つのモード「Auto」「Instant」「Thinking mini」「Thinking」「Pro」の違いを一気に解説していきます。■モード1:Auto(自動調整)-迷ったらコレ!
特徴:質問内容を0.1秒で判断して、最適な思考レベルを自動選択
こんな人にオススメ:初心者、モード選択で悩みたくない人
GPT-5への指示(例)
- 「明日の会議資料を作って」
→瞬時に判断して、適切なモードで回答 - 「この財務データから問題点を見つけて」
→自動的にThinkingモードに切り替え
■モード2:Instant(瞬時回答)-スピード最優先!
特徴:とにかく早い。思考時間ほぼゼロの爆速回答
こんな人にオススメ:ドラフト作成、大量処理したい人
GPT-5への指示(例)
以下20件の問い合わせに、それぞれ200字程度で返信ドラフトを作成して:
- 商品の在庫確認について
- 配送日程の変更依頼
...(20件分)
もちろん最終チェックは人間がやりますが、叩き台があるのとないのでは雲泥の差。私は毎朝のメール処理でInstantモードを愛用しています。
■モード3:Thinking mini(バランス型)-いいとこ取り!
特徴:短時間の思考でそこそこ深い回答
こんな人にオススメ:速度と質・コストのバランスを取りたい人
GPT-5への指示(例)
「明日のマーケティング会議の論点を5つ挙げて、それぞれに簡単な分析コメントもつけて」
会議前の準備や中間報告の資料作成に最適です。実際、私はクライアント企業との打ち合わせ前の論点整理でよく使います。
■モード4:Thinking(じっくり思考)-精度重視!
特徴:時間をかけて段階的に推論、思考プロセスの可視化
こんな人にオススメ:重要意思決定、説得力が必要な提案
GPT-5への指示(例)
以下のM&A案件について、財務・市場・リスクの観点から投資の是非を判断してください。思考プロセスも含めて詳細に:
売上:100億円
EBITDA:20億円
市場成長率:年5%
競合:3社
買収価格:200億円
財務面を検証中... EBITDA倍率を算出...
市場環境を評価中... 成長性を検討...
競合分析中... 市場シェア動向を確認...
リスク要因を特定中... 3つの主要リスクを発見...
総合判断中... 投資推奨度を算出...
「なぜその結論になったのか」の理由が明快なので、経営会議での説明責任を果たしやすいです。先述した通り、実際に私のクライアント企業では「重要提案にはGPT-5の思考ログを添付すること」が社内ルールとして義務化されました。
■モード5:Pro(研究レベル)-最高峰の知能!
特徴:最深度の推論。専門領域も俯瞰と精緻で対応
こんな人にオススメ:研究者、コンサルタント、高度分析が常態の人
GPT-5への指示(例)
量子コンピューターの商用化に向けて、我が社が取るべき技術投資戦略を、最新の研究論文と市場動向、競合を踏まえて提案してください。特に、IBMとグーグルの動向も分析に含めてください:
同じ質問でも、Thinkingモードより68%高い評価を受けているというデータも。「ここまで深く考えてくれるの?」という驚きがあります。 【次ページ】日常業務はこう変わる【モード別】最強プロンプト集
AI・生成AIのおすすめコンテンツ
AI・生成AIの関連コンテンツ
PR
PR
PR