【徹底比較】Gemini・ChatGPT・Felo・Genspark・Manus「調査→出力」最強は？(2/5)

ChatGPT：詳細な調査が強みだが、出力形式は限定的

　ChatGPTは、チャットの入力欄の「＋」から「Deep Research」を選ぶことでリサーチモードを利用できる。詳細かつ情報量の豊富なレポートを作成できる点が強みだ。

　出力されたレポートは、右上のボタンからプレビューを開き、「ダウンロードする」ボタンからPDFもしくはWord形式を選んでダウンロードできる。ただし、Geminiのように他の形式へワンクリックで変換できる機能は用意されていない。


　出力結果を他の形で活用するには少々工夫が必要だ。Webアプリ形式であれば、追加指示で変換できる。出力後にチャット欄の「Deep Research」タグをオフにしたうえで、「リサーチ内容を元にクイズアプリを作成して」と指示すればよい。


　基本的には、他の形式への変換を前提としない純粋なリサーチに使うのが適しているだろう。ChatGPTの強力なリサーチ能力を生かしつつ、必要に応じて他のツールを併用するといったスタイルも有効だ。 【次ページ】Felo：出力後のカスタマイズ性の高さが魅力