- 2025/11/11 掲載
なぜビル・ゲイツは定期的に「7日間オフライン」になるのか…本人も認めた“秘密”(2/2)
徹底的に「正直」に打ち明ける──具体的には?
自分の歴史を記録していくのは、ジャーナルを書く上で非常に重要だ。自分のアイデア、目標、計画にはどんな背景があるかがわかる。ジャーナルを書いている間は、自分の世界で何が起きているかについて、徹底的に正直になろう。
自分の人生への喜び(そして苦しみ)について感謝の念を書き出した後は、まだ自分に努力が足りないのはどこか、自分に正直になる必要がある。
至高の状態にいる間は、具体的に変化するべく全力で取り組んでほしい。自分の理想を実現するために必要な変化のうち、鍵となるものを書き出すのだ。
具体的には、頭に浮かんでくるものはすべて書き出す。
「変えなければいけないもの」を書き出しつつ、自分が今いる場所に至る原因を作った「不満」や「困難」についても正直に書こう。
なぜ思うような変化を実現できなかったのか、その「理由」についても書いてみよう。
自分に思い切り正直になって、赤裸々に書こう。
自分が書いたものをほかの誰かが読むわけではないのだから。
なぜこうして書き出すのかというと、自分の考えをはっきりさせて、「優先すべきもの」「焦点を定めるべきもの」を改めて決めるためだ。
自分のジャーナルに正直になれないなら、いったいどうして自分の残りの人生に正直になれるというのだろう?
スマホを手元に置いておくのも良い、ただし…
大局的で壮大な夢も書こう。それは、人生のビジョンでもいいし、3~5年後の目標、3~12カ月後の目標でもいい。目の前にある具体的な何かに焦点を絞る前に、大局的に見て自分は何をしようとしているのか、時間をかけて考えてみるのもいいと思う。
大局的な目標を書き出す上で重要な要素は、「なぜそうしたいのか」という目標への動機となる部分だ。
毎日の習慣や忙しさの中で、「なぜ」という視点はあまりにも簡単に見失ってしまう。
さらに、「最終目標」と「手段目標」は大きく違うこともわかっておく必要がある。
最終目標は、自分にとって本当に大事なものだ。何かを可能にしてくれるから欲しいというものではなく、そのもの自体を手に入れたい、とあなたが思うものだ。
たとえば、「良い仕事に就けるように学位が欲しい」という場合、学位を取るのはあくまで手段目標だ。
最終目標を最初から念頭に置いておくことで、多くの悩みを避けることができる。
「社会的に期待されているから」という理由で目標を追いかけずに済む。
スマホを手元に置いておくのも良い。
ただし、ジャーナルを書いているときや本を読んでいるとき、オーディオブックを聞いているとき、じっくり考えたり内省したりしているときに得た洞察を行動に移す際だけに使うこと。
心に思い浮かんだ人には、すぐに何らかのコミュニケーションを取ろう。メールやテキストメッセージを送るとか、電話を入れるなど何でもいい。
私は最近、ジャーナルを書いていたときに、数日前に力を貸してくれた人たちに花を贈ろうという考えが浮かんだ。
すぐにスマホを取り出し、その人たちの住所に花を贈るよう手配した。それからまた、ジャーナルを書き続けた。
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