• 2026/01/09 掲載

自動車業界に「オープンソース連合」誕生──SDVを巡り変わり始めた“勢力図”

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ドイツ自動車工業会(VDA)とEclipse Foundationは、車載ソフトウェアをオープンソースで共同開発する枠組み「Eclipse Software Defined Vehicle(SDV)」について、参加企業が拡大したと発表した。発表は米ラスベガスで開催中のCES 2026に合わせて行われた。自動車をソフトウェアで定義するSDVを巡り、業界横断での協業が進んでいることを示す動きとなる。
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(Photo/Shutterstock.com)
 VDAとEclipse Foundationの公式発表によると、この協業は自動車メーカーや部品サプライヤー、半導体企業などが共通の車載ソフトウェア基盤をオープンソースで整備し、企業ごとに重複しがちな開発作業を減らすことを目的としている。発表では、非差別化領域を共同開発することで、ソフトウェア開発や統合作業を最大40%削減し、製品化までの期間を最大30%短縮することを目標として掲げている。

 参加企業は、2025年に始まった協業当初から増加しており、CES 2026時点で32社に拡大した。公表された企業名には、フォルクスワーゲン、BMW、メルセデス・ベンツといった欧州の自動車メーカーに加え、ステランティス、トレイトン、シェフラー、インフィニオン、クアルコムなど、車載ソフトウェアの開発や提供に関わる企業が含まれている。協業はEclipse SDVワーキンググループの下で進められ、共通ソフトウェアスタックの整備が進行している。

 一方で、今回の公式発表における参加企業一覧には、過去にEclipse SDVの活動に名を連ねていたトヨタ自動車の名前は含まれていない。

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