• 2026/01/11 掲載

ユニバーサル・ミュージックとNVIDIA、AI分野で戦略的提携

NVIDIAの音楽理解AIモデル「Music Flamingo」活用、新たな音楽の創作やファン獲得に利用

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ユニバーサル・ミュージック・グループ(UMG)はNVIDIAと戦略的提携を発表した。両社は数百万曲のUMG公式音楽カタログとNVIDIAのAI基盤技術を活用し、音楽の発見、創作、ファンとの関係性における「責任あるAI」の研究開発を進める。アーティストの権利保護や著作権尊重を前提に、AIによる新たな音楽体験の創出を目指す。
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(画像:ユニバーサル・ミュージック・グループ)
ユニバーサル・ミュージックは2026年1月6日(現地時間)に米半導体大手のNVIDIAとのAI分野における戦略的提携を正式に発表した。今回の協業は、NVIDIAの先進的なAIインフラとUMGが保有する数百万曲規模の世界的音楽カタログを組み合わせ、音楽の発見、創造、ファンとのエンゲージメントにAIを活用する新たな取り組みである。

提携における中心的な技術は、NVIDIAが開発した音楽理解AIモデル「Music Flamingo」である。このモデルは全長の楽曲(最大15分)を処理可能で、和声、構造、音色、歌詞、文化的文脈など、人間のリスナーが感じ取るような音楽の深層的特徴を把握できるとされる。また、従来型のタグやジャンルに頼る検索を超え、感情や文化的背景に基づく音楽発見体験の提供を目指す。

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NVIDIAの音楽理解AI「Music Flamingo」(画像:ビジネス+IT)

UMGとNVIDIAは「責任あるAI」(Responsible AI)の開発を掲げ、アーティストや著作権者の利益保護、適切なアトリビューション(帰属表示)、公正な補償の確保といった原則を強調している。この方針は、AI技術による創作補助がアーティストの独自性と権利を損なわないようにするためのものである。

提携の一環として、UMGはアーティスト、ソングライター、プロデューサーがAIツールの設計やテストに直接参加する「アーティストインキュベーター」も設立する。ここでは、アーティストの実務的な視点を取り入れながら、汎用的で低品質なAI生成コンテンツ(いわゆる「AIスロップ」)を回避するAIツールの開発が進められる。

また、両社は共同研究開発を通じて、AIが音楽発見やファンとのインタラクションを拡張するだけでなく、アーティスト自身が自分の作品をより深く理解し、新たな創作プロセスを検討する手段としてAIを活用できるようにすることを目指している。この提携は、業界がAI技術と向き合う際に「責任ある実装」を追求する重要な動きとして注目される。

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