- 2026/01/12 掲載
イーロン・マスクのNeuralink、思考でコンピューターを操作する脳内チップを2026年に量産・手術自動化
脳とコンピューターを直接結ぶインプラント型ブレイン・コンピュータ デバイスを量産化に
Neuralinkは2024年に米食品医薬品局(FDA)の承認を得てヒト臨床試験を開始し、その後一部の重度麻痺患者を対象に脳インプラントを埋め込む試験を進めてきた。これらの試験では、患者が思考によってデジタルデバイスの操作を行うなどの初期的な成果が報告されている。
2026年計画では、BCIデバイスの大量生産だけでなく、植込み手術のプロセス自体も「合理化されほぼ完全に自動化された外科手術」に移行すると明かされている。この自動化には、手作業中心だった極めて繊細な手術手順をロボット技術や高度な制御システムで代替することが含まれており、手術時間の短縮と均一な品質確保を目指すものとされる。
マスクは自身のSNS(X、旧Twitter)投稿でこの計画を示し、Neuralinkが臨床試験から商用製造フェーズへと移行する意向を示した。BCIは脳信号を読み取りコンピューターや補助機器を制御する技術であり、重度の身体障害者の介助や情報インターフェースの新たな形として期待が高まる一方で、倫理的・安全性に関する議論も続いている。
Neuralinkの動きは、BCI技術の研究段階から産業化への転換点とされ、将来的な応用拡大や他企業との競争にも影響を与える可能性があると報じられている。
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