- 2026/01/15 掲載
Google、動画生成AI「Veo 3.1」を強化、YouTube ショートなど縦型動画にも対応
SNSの9:16の縦型フォーマットにもネイティブ対応、静止画像を動画へと変換するImage to Videoも実装
従来のAI動画生成では、シーンごとにキャラクターや背景の見た目が変わってしまうことが課題となっていたが、Veo 3.1は異なるシーン間でもキャラクターの顔や背景の一貫性を維持する能力が向上した。これにより、同じキャラクターが異なる設定や背景で登場するような一貫したストーリー性のある映像制作が可能となっている。
https://www.gstatic.com/aistudio/welcome/mongolian_horses_4k.mp4 SNSで人気の高い9:16の縦型フォーマットにもネイティブ対応し、ユーザーは生成時に縦型動画を選択できるようになった。これにより、従来必要だった編集ツールでの切り抜き作業や画質調整を行うことなく、YouTube ショートやTikTok向け動画を直接制作できる。
解像度についても改善が進み、Veo 3.1は1080pの高品質映像に加えて、4Kまでのアップスケール出力にも対応している。基礎となる動画生成は720pだが、アップスケーリングによりプロフェッショナル用途にも耐える画質に仕上げられるという。これにより、クリエイティブなコンテンツ制作における画質要求の高いプロジェクトでも活用が期待される。
AI生成コンテンツの安全性と透明性を確保する機能として、生成された動画には「SynthID」と呼ばれるデジタル透かしが埋め込まれる。この透かしはユーザーが生成元を識別できるように設計されており、フェイクコンテンツや誤用への対策として機能する。Googleはこれにより、AI生成動画の適正利用を促進すると説明している。
Veo 3.1は様々なプラットフォームで利用可能となる。一般ユーザーはGoogleの「Gemini」アプリ内で短尺動画を生成でき、同モデルはYouTube ショートやYouTube Createアプリにも統合される。また、クリエイター向けの制作ツール「Flow」ではVeo 3.1の高度な編集・生成機能が直接利用できるほか、開発者向けにはGoogle APIやVertex AIを通じた活用も可能とされる。これにより、個人ユーザーからプロフェッショナルまで幅広い層がAI動画生成技術を利用できる環境が整備される。
Veo 3.1のこれらの機能強化により、静止画からの動画生成はより身近で高度な表現が可能になり、短尺コンテンツ制作から専門的な映像制作まで、多様な用途に対応する生成AIツールとして進化している。
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