- 2026/04/03 掲載
「問題が芋づる式に増えていく」地獄のプロジェクト準備、抜け出す“唯一の方法”とは(2/3)
予期せぬトラブル対処もヒト・モノ・カネで考える
プロジェクトの実行段階で発生する問題の把握と対応についても、ヒト・モノ・カネの軸で考えると整理が簡単です。先ほどと同様に、町内会のイベントの例で考えてみます。
- 調理手順が担当者に伝わらなかった(コミュニケーション管理)
- 会場隣接地の住民からクレームが来た(ステークホルダー管理)
- 野菜を切る作業がなかなか進まない(進捗管理)
- 来場者が増えたので20人前を追加したい(変更管理)
- ルーを入れすぎて濃い味になりすぎた(品質管理)
- 突発的なゲリラ豪雨に襲われた(リスク管理)
- 米の値段が高騰して予算が足りなくなった(コスト管理)
もちろん、このような問題が起こらないように入念に計画を練るのですが、それでも予期しないトラブルは発生します。「余裕を持って予定の2倍の量のカレールーを購入していたら、調理担当者が一気にすべてのルーを投入してしまう」というような想定していないトラブルが生じます。
発生してしまったトラブルには、対処が必要です。まずは、問題を把握して、当座の対処方法を考えます。濃いカレーの一部を取り出して水を足すといった具合です。
その上で、なぜそんなミスが起こってしまったかを振り返ります。料理手順にルーの投入量や投入方法が書かれていたのか、その手順を担当者が理解していたのか、事実関係を調べていくと反省点が見えるはずです。
多くのプロジェクトで忘れられる“大事なこと”
個々の問題の反省点を見つけること以外にも、大事なことがあります。それは、プロジェクトが終了してから関係者からのフィードバックを受けることです。さまざまな反省とフィードバックを生かすことで、プロジェクトを円滑に回すノウハウが蓄積されていきます。大事なことなのですが、多くのプロジェクトで忘れられてしまうポイントでもあります。
- 体制や役割分担に問題はなかったか
- スタッフの対応等について、来場者の反応はどうだったか
- スタッフ自身が気持ちよく仕事ができたか
- カレーライスの評判はどうだったか
- 発生してしまったミスの原因は何だったか
- レンタル機材返却や現地清掃に問題がなかったか
- コスト超過の本質原因はどこにあったか
- 費用対効果を考えて、今回の予算が適切であったか
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