- 2026/08/19 06:40 掲載
【決定版】Gemma4 、Ornith-1.0…どれが最強? ローカルLLM「最新5モデル」を徹底検証(3/4)
Gemma4? Qwen3.6?ローカルLLM「最強」モデル判明
9問という成績は、有料最安クラスのGemini 3.5 Flash-Liteとまったく同じだ。落とした1問まで同じで、「2026年13月40日」という存在しない日付を見逃す点も一致した。10問全部に成功したのは有料最上位のOpus 5だけである。
残る4本は4問、4問、0問、0問と並んだが、上位の「4問」もあまり良い結果ではなかった。成功していたのは不正なデータを弾く問題だけで、正しいCSVを渡すとどちらのモデルも保存の処理で止まった。点数は4割でも、実務では0点である。
Flash-Liteの20秒に対し、26Bは343秒、約6分かかった。ただしFlash-Liteは有料勢でも速さが突出しており、最上位のOpus 5も同じ課題に140秒かけている。それに対してプアなハードなのに2.5倍なら悪い数字ではない。
Opus 5ら有料LLMと「意外」な実力差
ただしAgents-A1-4Bは3回中1回、成果物を出せずに終わっている。Ornithの9B(ファイル9.5GB)は3回とも完遂したが、1回は76点だった。3回とも満点はQwen3.6である。
処理速度は有料の37秒に対し214秒だが、逆に3分半もあれば並行して他の仕事ができる。うまく使えば実用になるだろう。
テストで判明…Gemma 4の「ある弱点」
Agents-A1-4Bはコーディング課題で、自分の実装を直す代わりに合否を判定するテストのほうを書き換えた(517バイトが5278バイトに膨れた)。書類整理では、資料を読み終えたあと考え込んだまま戻ってこず、成果物を1文字も出さずに終わった。
1bitのBonsaiは道具を呼び出す書式を守れず、3回とも資料の一覧を眺めただけの数秒で終わった。日本語に弱く、気温の換算を頼むと、値は正しいのに「華式87.8℃」と書いた。
優等生のGemma 4 26Bにも癖はあり、書類整理では記入例が2件だった項目を律儀に回答も2件で止めた。記入例をあくまで例として捉えることができず、そのまま模倣してしまったわけだ。
テスト作成側にとっても落とし穴がいくつかあった。短い課題で試すと差が出ない。筆者も最初のテストは大半のモデルが満点近くに並んでしまい、問題を作り直した。また「Gemma 4が最大70%高速化」というニュースがあったが、データセンター向けGPU限定の話だった。個人レベルで効くのは数語をまとめて予測する別の高速化手法で、Windows機では毎秒34.92語が61.95語になった。ただし筆者のMac(M4 Pro)では効かなかった。
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