• 2013/02/04 掲載

日本IBM、O2Oなどのマーケティング活動を支援する「IBM EMM V9.0」

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日本IBMは4日、モバイルやPCサイト、コールセンターなど、複数の接点における顧客行動の統合的な分析や、販売促進キャンペーンの計画・実施、売上や利益を最大化させるための価格設定など、企業のマーケティングを総合的に支援するソフトウェア群「IBM Enterprise Marketing Management V9.0(以下、EMM V9.0)」を本日から販売すると発表した。
 新製品の「EMM V9.0」は、2010年にIBMが買収したUnicaおよびCoremetrics製品の複数の機能を統合し、新たな機能を追加したソリューション。コールセンターやWebサイト、実店舗などさまざまな顧客接点をまたがる「クロスチャネル」でのマーケティング展開やオンラインとオフラインの購買活動の相互連携「オンライン・ツー・オフライン(O2O)」を実現するマーケティング施策など、企業のマーケティングにおける課題解決を支援する。

参考記事:
O2Oとは何か?スマホ・ソーシャル普及でネットと実ビジネス連携の進化を追う
オムニチャネルとは何か?コカ・コーラや資生堂も実践する顧客接点の再構築

 EMM V9.0は、販売促進キャンペーンの計画から実行、測定までを支援する「IBM Campaign」やWebサイトにおける顧客行動を分析できる「IBM Digital Analytics」、マーケティングの予算とプロセスを管理し、マーケティング活動の効率性を高める「IBM Marketing Operations」、オンラインとオフラインの販売データを統合し、総合的なマーケティング活動を支援する「IBM Digital Analytics Multichannel」など、機能の異なる20種類以上のソフトウェアを個別またはワン・パッケージで提供する。また、EMM V9.0により、マーケティング業務における意思決定プロセスの管理やデータ管理も容易になるという。

 さらに、同製品には、個々の顧客に対して複数のチャネルにわたる購買行動を分析し、適切な推奨(レコメンデーション)を提示できる機能や、実行段階に入ったキャンペーンの進捗やデジタルにおける行動データをリアルタイムに管理できる機能、他社のマーケティング・システムのデータを取り込んで活用できる機能、今後の施策を導くためのマーケティングの結果を分析する機能など、従来のUnicaおよびCoremetrics製品では提供していなかった複数の新しい機能が追加されている。

 EMM V9.0の料金は個別見積り。顧客の要望に応じて、オンプレミス用ソフトウェアまたはクラウド・サービス(SaaS)で提供する。

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