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- 2014/07/18 掲載
アマゾンが変えるネット通販のラストワンマイル、PFMや電子レシートも注目
ネットサービスで始まる“ラストワンマイル”への挑戦
目次 | |
1. | ネットサービスで始まる“ラストワンマイル”への挑戦 |
2. | 発注部分、配送部分の効率化でネットの欠点をカバー |
3. | モバイルの活用で、リアル店舗からネットショップへの送客も可能に |
4. | 他社の購買情報も含めて取り扱うことができる仕組みが登場 |
「ただしここで注目すべきは、Webで商品を見て、実店舗で商品を買うという割合が約4割弱あること。今後はネットか、リアルかで線引きすることが難しくなっていく、あるいは境界が曖昧になっていくと考えられる」(藤吉氏)
こうした状況の中で、リアルとネットの各々に、どんな変化が出てきているのか。
まずネットサービスがどうしても超えられない課題として挙げられるのが、商品の配達に時間がかかることだ。
「リアル店舗なら商品を購入した段階で、顧客はその場で品物を手にすることができる。しかしECの場合は、購入ボタンをクリックし、商品が手元に届くまでには、一定時間が必要だ。その“ラストワンマイル”を何とか解消しようということで現在、新たな取り組みが始まっている」
「実際のサービスとしては、アマゾンのAmazon Lockerやグーグルが買収したBufferBoxなどが挙げられる。これらはユーザ自身が、買った商品を取りにくという仕組みのもの」(関連記事:楽天、「楽天BOX」開始 駅のロッカーで商品受け取り)
【次ページ】予測出荷・PFM(個人金融資産管理)・電子レシートって何だ?
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