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- 2014/06/30 掲載
すぐ使える!Windows Server 2003をそのまま使い続けるリスクの評価
【連載】Windows Server 2003サポート終了対策(3)
1962年山口県生まれ。1995年頃から雑誌記事を書くチャンスに恵まれ、1997年に書籍デビュー。実務視線の「実践」を軸にした書籍雑誌ライティングとサラリーマンの二足のわらじを履く。2006年に「Microsoft MVP for Windows Server -Networking」を受賞し、2013年に「Microsoft MVP for Virtual Machine」でMVP Award連続受賞。Windows 2.1から業務としてWindowsコンピューティングと関わり現在に至る。著書に『Windows Server 2008 実践ガイド』(技術評論社)、『ベテランが丁寧に教えてくれる ネットワークの知識と実務』(翔泳社)などがある。
想定する環境
今回のリスク評価対象は、2007年にSIer主導でサーバ構築とLAN整備をした環境だ。サーバは、すべてWindows Server 2003で、故障らしい故障をしていないので、リース延長をして現在もそのまま使っているという設定だ。
ファイルサーバ
経理システム
-パッケージ
-DBサーバ 1台
独自システム
-売上、請求、顧客、在庫管理システム
-DBサーバ 1台
-APサーバ 3台
今までデスクトップPCはWidnows XPをメインで使っていたので、Windows XPのサポート終了対応ですべてのクライアントPCをWindows XPから、Windows 8.1へのリプレースをした。互換性問題で、独自開発したシステムがWindows8.1で正常に動作しなかったので、やむを得ずWindows 8.1対応のため改修をしたが、これが予算オーバーとなってしまった。
Widnows XPからWindows 8.1への移行を依頼したSIerからは、サーバ環境の移行も提案されたが、Windows XP移行費用が予算以上にかかったてしまったのでサーバ環境の移行は断った。
今回の想定環境では、長期間稼働しているサーバがどのようなリスクにさらされているかを中心に、リスク分析をしていこう。
リスクを分析する-インシデントの洗い出し
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