• 2014/09/25 掲載

NTTソフトウェア、「戦略ビジネス特区」を創設 社内起業家を育成しイノベーション創出

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NTTソフトウェアは25日、新ビジネスを生み出し、イノベーションを創出するための新組織「戦略ビジネス特区」を、2014年10月1日より創設すると発表した。やる気がある社員をイントラプレナー(社内起業家)として、特区を本務にさせる。
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新ビジネス創出特区の概要
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 「戦略ビジネス特区」は、既存組織の枠組みにとらわれない新規ビジネスの創出および、既存ビジネスの付加価値・競争力向上を組織横断的な連携による全社的な活動として推進するもの。

 「戦略ビジネス特区」の第一弾として特区内に設置する「新ビジネス創出特区」では、ビジネス創出に強い意志を持つ人材を核に、新ビジネスを次々と継続的に生み出す仕組みを組み込んでいく。これにより、短期間で効率よく新規ビジネスの立ち上げを行うと同時に、人材の育成にも繋げていきたい考え。

 NTTソフトウェアは、1985年創業以来、NTT研究所の先端技術を市場に展開することを事業目的として掲げ、多くの先端技術を保有し、これら技術を製品化するノウハウを蓄積している。これまでも、個々の事業部で新規ビジネス創出のための活動を行ってきた。

 しかし各事業部のビジネスの範囲に収まりきれない新ビジネスを立ち上げる場合など、市場の変化に対応するためには、ビジネス立ち上げの取り組みをさらに効率化し、スピードを加速する必要があったという。

 このため、既存組織の壁を越えた全社横断的な組織として「戦略ビジネス特区」を創設したという。

 「新ビジネス創出特区」では、イントラプレナー(Intorepreneur:社内起業家)に責任と権限を付与し、イントラプレナーが率いる少人数のチームが、新ビジネスを企画し、顧客の声をもとに素早く進む方向を見極めながら顧客価値を創出していく。

 さらに、ファシリテータ、および、事業コーディネータが、全社的な立場でイントラプレナーを支援する仕組みを有しており、この仕組みにより、リードタイムの短縮を図る。

 また、過去の成功事例・失敗事例等・ノウハウを反映した、新ビジネス創出プロセス「スウィフト・ワークス・プロセス(Swift Works Process)」を整備し適用を進める。これにより、新ビジネス創出をさらに効率化していくという。

 今後、「戦略ビジネス特区」第一弾の「新ビジネス創出特区」は、5年で10億のビジネス創出を目標とし、早期に1億円規模の新規ビジネスを複数立ち上げるという。なお、イントラプレナーが顧客ニーズを見ながら開発を進める「新ビジネス創出特区」に近い思想で開発したビジネス向けグループチャット「TopicRoom(トピックルーム)」の販売を開始する。

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