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  • 2015/06/18

ゲーム業界を支えるミドルウェア「CRIWARE」の開発管理を、クラウドで運用する理由 (2/3)

ラベル機能を活用した個別サポートの事例

 ここで石川氏は個別サポートのケーススタディを示した。1つ目は、3年前にCRIWAREで開発したゲームタイトルを海外版としてローカライズしたいというユーザーからの事例だ。ユーザーとしては、当時のソースコードをそのまま使いたいが、プラットフォームは最新環境に合わせる必要がある。そこで、Perforceで3年前のラベルからソースコードを取り出し、最新環境でビルドして個別リリースを実施した。

 また2つ目のケースは、納期直前にCRIWAREの不具合が発覚した場合の対処方法だ。あるユーザーが半年前のCRIWAREを利用して製品を開発していたが、納期直前に不具合に当たってしまった。すでに最新のCRIWAREでは不具合修正済だが、時間的に差し替えできない。「そこでCRI側の対応として、Perforceで当時のラベルからソースコードを取り出し、不具合部だけピンポイント修正したものをビルドして、個別リリースとしました」(石川氏)

 また本作業をするために、CRIではワークスペース機能も活用している。作業用クライアントPCの任意フォルダに用途ごとにワークスペースをマッピングし、目的別にPerforceと同期させる。

「たとえば開発用ワークスペースには最新ソースを同期させたり、サポート用ワークスペースにはSDK作成時のラベルを同期させたりします。ワークスペースに仕様も書けるため、Perforceのチェンジリストなどの情報を見て、どんな作業をしていたか確認することもできます。一人で複数案件を切り替えながら作業する際にとても重宝する機能です」(石川氏)

【次ページ】パブリッククラウドで運用する共同開発体制を構築

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