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  • 2015/08/13

JIS Q 27001の改訂で是正処置はどう変わった? 新旧の違いを対比表で確認する

情報セキュリティの投資対効果を追求する

JIS Q 27001(情報セキュリティマネジメントシステム-要求事項)の改訂に伴い、是正処置に関する要求事項の見直しが行われた。是正処置そのものの目的は変わっていないが、その手段に一部見直しが行われた。今回は、JIS Q 27001の改訂に伴い、どこが見直されたのか、その点をご紹介させて頂きたい。

加藤道明

加藤道明

○シニアセキュリティコンサルタント ○JIPDEC ISMS主任審査員(ISJ-B00023) ○財団法人日本科学技術連盟所属MS審査員(ISMS、ITSMS、BCMS) ○平成15年度保健医療福祉分野ISMS制度WGメンバー ○電気情報通信学会員  金沢工業大学大学院(情報工学専攻)卒業、1986年関西日本電気入社、日本電気、住商情報システムのセキュリティ・ソリューション課長を経て、2004年9月独立開業、現在に至る。  基幹業務システム(主に販売管理と生産管理)と情報通信およびセキュリティに精通。1997年、金沢市と米国サンフランシスコのオフィス間にVPN(仮想閉域網)を構築。以来、ネットワークセキュリティ、情報セキュリティマネジメント、個人情報保護に関して、コンサルティングや教育およびシステム設計で数多くの実績を持つ。また、行政系介護支援事業における個人情報保護コンサルティングおよび同事業情報セキュリティ委員会事務局などの経験もあり。ISMS/BS7799、プライバシーマーク認証取得および運用、また、システムセキュリティ設計の実績豊富。

これまでの連載

是正処置とは?

 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)についての規格、JIS Q 27001の改訂に伴い、是正処置に関する要求事項の見直しが行われた。

 「是正処置」とは、不適合、つまり要求事項を満たしていないことの原因を除去し、再発を防止するための処置である。よく、不適合になった事象にだけ処置を行うといった様を目にする。これは検出された不適合を除去するための処置、専門家の間では是正処置と区別され、「修正処置」と呼ばれている。是正処置は、検出された不適合を除去するのみでなく、必要に応じ、その原因を除去し、再発を防止するものでなければならない。その辺りが、JIS Q 27001の改訂に伴い合理化されたように見受けられる。新旧対比は次の通りである。

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