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  • 2015/10/30

NEC、インテル、GMO、Bitnamiが語る OpenStackの「これから」

「OpenStack Summit」の初めての日本での開催となる「OpenStack Summit Tokyo 2015」が、10月27日に開幕しました。基調講演の後半では、OpenStack Summit Tokyo 2015のヘッドラインスポンサーであるNECをはじめとする主要スポンサーベンダが登壇しました。

Publickey 新野淳一

Publickey 新野淳一

ITジャーナリスト/Publickeyブロガー。大学でUNIXを学び、株式会社アスキーに入社。データベースのテクニカルサポート、月刊アスキーNT編集部 副編集長などを経て1998年退社、フリーランスライターに。2000年、株式会社アットマーク・アイティ設立に参画、オンラインメディア部門の役員として2007年にIPOを実現、2008年に退社。再びフリーランスとして独立し、2009年にブログメディアPublickeyを開始。現在に至る。

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Super Integratorがユーザーと開発者の架け橋になる

 NECの柴田次一氏。OpenStack FoundationのBoard of Directorsでもあります。

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 OpenStackのコミュニティには2011年から参加し、加盟企業の方々と成功に向けていろんな話をしてきました。そのときには、基調講演者になるとは考えもしませんでした。この場に立ててとてもうれしく思います。

 「OpenStack Superuser」と呼ばれるユーザーは、その経験をコミュニティに提供し、それによってSuperuserになっていきます。

 しかし、普通のユーザーにとってOpenStackを活用できるようになるまでの道のりの先は長いものです。そこで、普通のユーザーがOpenStackのユーザーとして成長していく支援をするためのインテグレータ、いわば「Super Integrator」が求められています。

 Super Integratorのポイントは2つ。

 1つはオープンであることです。OpenStackの構築と運用で突き当たる多くの問題を解決し、そのことをオープンにフィードバックする。それによってOpenStackがさらに良くなっていきます。

 そして貢献すること。Super Integratorはユーザーと開発者の架け橋として貢献し、それによって誰もがメリットを享受できます。

 このようなSuper Integratorを通じて多くのユーザーがOpenStackを使えるようになれば、エコシステムも広がり、それが新しいOpenStackのパワーになります。だからこそ、エコシステムの中にこうしたインテグレータが必要なのです。

 NECはOpenStackのユーザーでもありインテグレータでもあります。ユーザーとしてOpenStackのクラウドを1年前に構築し、インテグレータとしてはクラウド構築の体験を用いたインテグレーションサービスを1週間前に発表しました。

 NECはSuper Integratorに向かって努力し、それを通じてOpenStackのエコシステムに貢献していきます。ここで紹介したSuper Integratorのコンセプトを、ほかのインテグレータの方々とともにどう広げていくのかを話し合えればと思っています。

シャドウクラウドを撲滅する道とは

 Bitnami 共同創業者兼COO Erica Brescia氏

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 Bitnamiは130以上のアプリケーションをパッケージし、イメージをカタログとしてアップロード、主要なクラウドプラットフォームでの展開を可能にしています。開発環境も展開しています。

 AWSもAzureも、数時間以内にサンフランシスコでOracle Cloudへの対応も発表します。OpenStackの対応も進めています。

 クラウドにお客様が求めていることは、使い勝手の良さとすばらしいエコシステムです。

 使い勝手の良さとは、アプリストアにアプリケーションが並んでおり、クリックすればすぐに使いはじめられること。お客様はすでにAndroidやiOSのような使い勝手になれているのです。

 そしていまやこうしたことはオンプレミスよりもパブリッククラウドの方が簡単に実現できているのが現実です。Node.jsの環境がほしいとき、パブリッククラウドならクリック1つで用意できてしまいますが、オンプレミスではインストールしなければなりません。

 ユーザーは使い勝手の悪いシステムからどんどん離れていくでしょう。

 そしてこうした使い勝手の良さの実現にBitnamiはフォーカスしています。多くのベンダもそうしようとしていますが、現実にはこの部分はおざなりになりがちです。

 使い勝手のよい、エコシステムの整ったクラウドを作ることで、ユーザーがシャドウクラウド(ユーザーが勝手に外部のパブリッククラウドを使うこと)ではなく、社内で指定されたクラウドを使うようになるでしょう。

 これこそシャドウクラウドを撲滅する道なのです。

【次ページ】 インテルのOpenStackへのコミット

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