記事 BI・データレイク・DWH・マイニング 大阪ガスのビジネスアナリシスセンター所長が語る、データ分析で犯していた3つの勘違い 大阪ガスのビジネスアナリシスセンター所長が語る、データ分析で犯していた3つの勘違い 2013/06/17 大阪ガスは約10年前、社内に独立採算制のデータ分析専門組織である「ビジネスアナリシスセンター」を設置した。現在9名が所属し、年間約30のプロジェクトを通して、大小100近いソリューションを提供している。その大きな特徴は、社内の全組織および関連会社に対して提案型の分析ソリューションを提供していることだ。ガートナー ビジネス・インテリジェンス&情報活用サミット2013で登壇した大阪ガス 情報通信部 ビジネスアナリシスセンター 所長で博士(工学)の河本薫氏が、データ分析においてIT部門に必要な取り組みと求められる人材について語った。
記事 データ戦略 ヤフー宮坂学 社長:“マルチビッグデータカンパニー”が手がける個客マーケティング ヤフー宮坂学 社長:“マルチビッグデータカンパニー”が手がける個客マーケティング 2013/06/11 インターネットの利用拡大、スマートフォンやタブレットに代表されるモバイルデバイスの普及などにより、個人の行動にともなう膨大なデータが生成され、ビッグデータとして蓄積されていく。では、このビッグデータをどうやればビジネスで有効活用できるのか―。その最前線に立つのが、自らを「マルチビッグデータカンパニー」と称するYahoo! JAPANであり、将来予測をベースとしたマーケティングへの取り組みを加速させている。
記事 デジタルマーケティング総論 ESP総研 村岡正悦社長インタビュー:O2Oイノベーションは4つのフィールドで拡大する ESP総研 村岡正悦社長インタビュー:O2Oイノベーションは4つのフィールドで拡大する 2013/05/14 ネットとリアル店舗をシームレスに連携し、消費者のさらなる購買活動を喚起しようとする「O2O(オンライン・ツー・オフライン)」。今では多くの企業で多様な取り組みが展開されるようになり、我々の生活にも大きな利便性がもたらされるようになってきた。その一方で、O2Oという言葉がさまざまな場面で用いられるようになり、どういう切り口でこの言葉を捉えるべきか難しい局面も増えてきた。各企業のO2Oへの取り組みを繋いでいけば、どんな未来図が見えてくるのか。市場調査を通して将来予測を行うESP総研の代表取締役 村岡 正悦 氏に聞いた。
記事 金融業界 東京海上ホールディングス 中原新氏:リスクベース経営の実現に向けたシステム構築 東京海上ホールディングス 中原新氏:リスクベース経営の実現に向けたシステム構築 2013/05/10 東京海上グループでは2008年から、資本とリスクのバランスを適切にコントロールすることで収益を向上させる「リスクベース経営」に取り組んでいる。このリスクベース経営をもう少し詳しく説明すると、“リスク”を基軸に意思決定を行うというプロセスをあらゆる局面に組み込むことで、財務の健全性を維持しつつ収益性を向上し、企業価値の拡大を図る経営手法、ということになる。同グループのこうした取り組みを支えているのが、保険負債の時価評価を行うためのデータベースだ。その構築の狙いと実際の取り組みについて、東京海上ホールディングス リスク管理部 次長の中原新氏が語った。
記事 データ戦略 マッキンゼー ポール・マクナーニ氏:ビッグデータ活用を競争力にする4つの優先課題 マッキンゼー ポール・マクナーニ氏:ビッグデータ活用を競争力にする4つの優先課題 2013/05/07 昨今、その利活用が企業の重要な競争力強化の課題となっているビッグデータ。ビッグデータを有効活用することで、経営トップから現場に至るさまざまな場面での意思決定を迅速かつ的確に行うことが可能となり、圧倒的な競争力を獲得するまでの道筋が見えてくる。一方で多くの企業はビッグデータの重要性に気付いているものの、実際の活用方法についてはまだまだ模索段階にあるのではないか。「Analytics 2013 - SAS FORUM JAPAN」(SAS Institute Japan主催)で登壇したマッキンゼー・アンド・カンパニー プリンシパルのポール・マクナーニ氏が、ビッグデータが日本企業にもたらす価値と課題について語った。
記事 クラウド オラクル ラリー・エリソンCEOxソフトバンク 孫正義氏対談:クラウドはビジネスをどう変えるのか オラクル ラリー・エリソンCEOxソフトバンク 孫正義氏対談:クラウドはビジネスをどう変えるのか 2013/04/12 今やクラウドは、ビジネスになくてはならない存在になった。4月9日に開催された「Oracle CloudWorld 2013」では、米オラクルCEOのラリー・エリソン氏がライブビューで登場。エリソンCEOは、ERPの分野では、今やSAPではなくセールスフォースが、インフラではIBMではなくアマゾンが、同社の競合になったと言及。さらにソフトバンクの孫正義氏とクラウド時代のビジネスのあり方について対談するとともに、孫氏はソフトバンクグループでの3つのビッグデータ活用事例を紹介した。そのうちの1つは、本イベントで初めて公開されたものとなった。
記事 データベース 【特集】高性能DB+超高速SSDでビジネスが加速する SQL Server SSD Appliance の実力に迫る 【特集】高性能DB+超高速SSDでビジネスが加速する SQL Server SSD Appliance の実力に迫る 2013/03/03 高いパフォーマンスに信頼性、そして圧倒的な価格優位性で導入企業を急速に増やしている SQL Server Enterprise に、フラッシュ メモリ ストレージ (SSD) を搭載したハイエンド サーバーを組み合わせ、高速なパフォーマンスと驚きの価格を実現したアプライアンスが登場した。OLTPからデータウェアハウスまで、あらゆるワークロードに対応し、データ容量の増大によるパッチ処理の劣化やパフォーマンスの低下など、企業担当者の抱える課題に応える待望のアプライアンスの実力に迫る。
記事 デジタルマーケティング総論 O2Oサービス「ウルトラ集客」の破壊力、ヤフーのトップページから全国4万店舗へ送客 O2Oサービス「ウルトラ集客」の破壊力、ヤフーのトップページから全国4万店舗へ送客 2013/02/27 ネットとリアルを結びつける販売促進やマーケティングの手法として、O2O(Online to Offline)が注目を集めている。これに伴って、O2Oのサービスを提供する企業やWebサイトも増えてきたが、「その多くはいまだ実証実験の域を出ていない」と指摘するのはソフトバンクテレコムの藤平大輔氏だ。同社は2012年10月よりヤフー(以下、Yahoo! JAPAN)とともに、「ウルトラ集客」を開始した。このサービスは、圧倒的なメディアパワーを持つYahoo! JAPANで、トップページを含めた配下のページで商品を露出し、その読者を全国4万店のリアル店舗網へと集客するO2Oサービスだ。藤平氏は、「1万人送り込んでも1万店舗なら各店1人に過ぎない。リアル店舗網を最大限活用できるのはYahoo! JAPANしかいなかった」とサービス誕生の裏側を明かした。
記事 データ戦略 【西内啓氏インタビュー】日本が「統計先進国」に返り咲くための処方箋 【西内啓氏インタビュー】日本が「統計先進国」に返り咲くための処方箋 2013/02/26 情報化社会の進展により、さまざまな統計データに触れる機会が増えている。ニュースで統計グラフを見かけることもあれば、職場で「購買データに基づく営業戦略」を上司から指示されることもあるだろう。しかし、我々はそれらのデータを十分に生かしきれているだろうか。最近では「ビッグデータ」という言葉が話題となり、ビジネスなどに活用する動きが盛んだが、『統計学が最強の学問である』(ダイヤモンド社)の著者で企業コンサルティングにも関わる西内啓氏によると、巨額の投資をして得たビッグデータが「ビッグなだけのゴミ」だということもしばしばあるという。身近でありながらその実態や活用法を問われれば、ほとんどの人が明確に答えることができない統計。同書が10万部を突破し、注目を集める新進気鋭の統計学者・西内氏にインタビューし、日本社会が統計学を生かしきれていない現状、そして統計学が「最強」である理由を聞いた。
記事 データ戦略 決定的に異なるビッグデータ環境の「ヒト」と「モノ」:篠崎彰彦教授のインフォメーション・エコノミー(51) 決定的に異なるビッグデータ環境の「ヒト」と「モノ」:篠崎彰彦教授のインフォメーション・エコノミー(51) 2013/02/21 大量の断片的データを素早く収集する情報処理技術と高度な統計解析技法が組み合わさった「ビッグデータ」現象が注目されている。「いつでも(時間)、どこでも(位置)、誰でも(ヒト)、何でも(モノ)」のデータが有機的に関連付けられ、価値ある「情報」や意思決定の支えとなる「知識」に昇華できるのだ。ただし、リアルな時空における「ヒト」と「モノ」の違いは大きい。ビッグデータの活用に際しては、「誰でも」と「何でも」の違いをよく認識しておくことが大切だ。
記事 デジタルマーケティング総論 中央大 中村博教授に聞く小売業の生き残り戦略、日本企業のビッグデータ・O2O活用法は 中央大 中村博教授に聞く小売業の生き残り戦略、日本企業のビッグデータ・O2O活用法は 2013/02/07 高齢化、人口減など、日本の消費市場は徐々に減衰が見込まれている。オンラインショッピングの割合も増え、EC専業企業も台頭する中、既存の小売店には厳しい時代が続く見通しだ。こうした中、同様の状況に直面する先進国の小売店の一部には、データ活用で新たな顧客層を開拓したり、各種サービスを拡充することで成長を遂げる企業もある。これと比べて「日本企業はセグメンテーションが下手」と指摘するのは、小売業やマーケティングに詳しい中央大学ビジネススクールの中村博教授だ。貧富の差が激しく、生活環境も大きく異なる消費者を持つ国の企業と比べて、日本企業はデータ活用が不十分だという。中村教授に日本の小売業が生き残るヒントを聞いた。
記事 IoT・M2M・コネクティブ Internet of Things(IoT)の先進事例、将来は店舗消滅?自動車激変? Internet of Things(IoT)の先進事例、将来は店舗消滅?自動車激変? 2012/12/17 インターネットにつながるモノが指数関数的に増えている。こうした動きを捉えるキーワードとしてInternet of Things(IoT)がいま、注目を集めている。PCやスマートフォンだけでなく、日常品・家電・自動車・建物・食物などのさまざまなモノを、RFIDや組み込みセンサー、無線LANなどによってインターネットに接続し、識別したり、位置を特定したり、コントロールすることが可能になりつつある。こうしたテクノロジーの変化によって、業界の垣根を越えた新しいビジネスが生まれるとともに、業界によっては劇的な変化がもたらされつつあると野村総合研究所(NRI)の城田真琴氏は指摘する。
記事 データ戦略 ある小売店が父親よりも早く娘の秘密を知った理由は?ビッグデータを推進する2つの施策 ある小売店が父親よりも早く娘の秘密を知った理由は?ビッグデータを推進する2つの施策 2012/12/11 企業において昨今、データを活用して大きな価値を創造していく「情活(情報活用)」が加速している。いまや企業のデータは貴重な経営資源であり、いかにそれらを保持・活用するかという視点が求められている。対象となるデータも、企業内に蓄積されたエンタープライズ・ビッグデータのみならず、TwitterやFacebookなどのソーシャルデータも含めて活用を考え、統合化された情報基盤を構築していく必要がある。「ウイングアーク・フォーラム2012」では、データ分析・予測やDWH/BI分野に長く取り組んできた日本テラデータ、ブレインパッドの有識者が企業データ活用のノウハウを明かした。
記事 BI・データレイク・DWH・マイニング いま意思決定に求められる、「これからのビジネス・アナリティクス」とは いま意思決定に求められる、「これからのビジネス・アナリティクス」とは 2012/12/04 情報の爆発的な増加によって、企業が収集・蓄積しているデータ量が大幅に膨れあがっている。そこで注目されているのが、過去の事実データの傾向を分析するだけでなく将来の動向のシミュレーションにまで活用し、意思決定を支援する「ビジネス・アナリティクス」という概念だ。日本オラクルの枇榔貴子氏に、ビジネス・アナリティクスの動向と、ビジネス・アナリティクスを実現する日本オラクルの高速分析専用マシン「Oracle Exalytics In-Memory Machine」について話を伺った。
記事 IT戦略・IT投資・DX 2013年のIT予測トップ10、BYOIDの増加、業種特化型PaaS、事業部門トップの役割増 2013年のIT予測トップ10、BYOIDの増加、業種特化型PaaS、事業部門トップの役割増 2012/12/03 IDC Japanは3日、2013年の世界IT市場を特色付ける技術や市場トレンド、ベンダーの動きなど、主要10項目(IDC Top 10 Predictions)を発表した。2013年の最も重要な事象は、2012年と同様に、IDCが「第3のITプラットフォーム」と呼ぶ「モビリティ」「クラウド」「ソーシャル技術」「ビッグデータ」の4つのITの成長とイノベーションが構築される土俵で起きるという。
記事 データ戦略 Facebook、Hadoopの4つの問題を解決する独自のソフトウェアを公開 Facebook、Hadoopの4つの問題を解決する独自のソフトウェアを公開 2012/11/27 Facebookでは、24時間ごとに0.5ペタバイトのデータが生成され、それらを分析するために毎日6万回以上ものHiveのクエリが実行されているそうです。こうした大規模処理を行うプラットフォームとして使われているのがHadoop。しかしFacebookはHadoop MapReduceのスケーラビリティに限界を感じており、それを解決するための新しいソフトウェア「Hadoop Corona」を開発、オープンソースで公開しました。
記事 データ戦略 ビッグデータ・ビジネス(鈴木良介著)【新刊・近刊プレゼント】 ビッグデータ・ビジネス(鈴木良介著)【新刊・近刊プレゼント】 2012/10/19 埋もれたデータが宝の山になる!?テクノロジーの進展により、さまざまな種類のビッグデータを容易に収集でき、ビジネスに活用できるようになった。本書は、ビッグデータ活用について、幅広い業種での変化の最前線をふんだんな事例とともに解説する。たとえば、客の空腹度と好みを予想し、適切な分量をレーンに流す回転寿司店、 リアルタイムで勝ち負けをモニタリングし、ふてくされそうな客をケアするカジノ、通信網の混雑状況に応じて時々刻々と通信料金が変化する携帯電話事業者など。本書を、抽選で3名の方にプレゼントする。応募締め切りは11月12日19時まで。
記事 データ戦略 先進的なビッグデータ活用事例とソリューションが揃い踏み!~「NEC秋葉原ビッグデータ講座」が開催 先進的なビッグデータ活用事例とソリューションが揃い踏み!~「NEC秋葉原ビッグデータ講座」が開催 2012/10/01 ビッグデータのビジネスへの活用が注目されている。バズワード的に登場したビッグデータも最近では具体的な事例が数多く現れ、一般的な企業もビッグデータ活用への取り組みに強い関心を抱いているようだ。とはいえ「情報の宝の山」もいえるビッグデータの活用に対し、どのようにインフラを構築すべきか、まだよくわからないユーザーも多い。そのような中で、NECは先進的なビッグデータ・ソリューションを提供しており、ビッグデータのビジネスへの活用を積極的に推進している。ここでは、先ごろ秋葉原UDXビルにて開催された「NEC秋葉原ビッグデータ講座」の概要についてレポートする。主催はNEC、協賛はEMC。
記事 BI・データレイク・DWH・マイニング BIパッケージ市場、SAPが2桁成長 高成長のSCMなどでもシェア首位を堅持 BIパッケージ市場、SAPが2桁成長 高成長のSCMなどでもシェア首位を堅持 2012/08/30 2011年の国内EA/BIパッケージ市場規模は、3,037億6,000万円で、前年比成長率は3.9%だった。2011年の同市場は東日本大震災の影響を受けながら、一方では震災によってサプライチェーンの脆弱性が露呈したことや、厳しい市場競争に対応するための顧客関係管理の強化が課題として浮き彫りになったことから、SCMアプリケーションとCRMアプリケーションの前年比成長率がそれぞれ5.6%と8.1%で、特に高い成長率となった。
記事 データ戦略 Hadoopとは何か? これまでのおさらいと最新動向 Hadoopとは何か? これまでのおさらいと最新動向 2012/08/29 大規模な分散処理フレームワークとしてHadoopが登場したことにより、ビッグデータのブームや、大規模なソーシャルゲームでのログ解析による改善、コマースサイトでの機械学習によるレコメンデーションなど、多くの変化が引き起こされてきました。そしてそのHadoop自体も、日々進化し続けています。Hadoopとはどういうソフトウェアであり、いまどのような状況になっているのか。NTTデータの濱野賢一朗氏が、先日行われた第2回 NHNテクノロジーカンファレンスで行ったセッション「日々進化するHadoopの『いま』」で分かりやすく解説しています。この記事ではそのセッションの内容をダイジェストで紹介しましょう。
記事 データ戦略 米ガートナー ポプキン氏:ビッグデータはエクストリームデータへ、従来のデータ分析と異なる4つのポイント 米ガートナー ポプキン氏:ビッグデータはエクストリームデータへ、従来のデータ分析と異なる4つのポイント 2012/08/08 「今のビジネストレンドに対応していくためには、従来型のデータ管理とデータ処理ではもはや困難だ」。米ガートナーのジェイミー・ポプキン氏はそう指摘する。現在の企業において、ビッグデータに限らず、データ分析はもはや避けては通れない重要な取り組み課題の1つとなっている。では、従来のデータ処理とビッグデータ分析ではどのような点が異なるのだろうか。企業は、どのような技術を用いて、どのような体制で臨めば良いのか。
記事 政府・官公庁・学校教育 政府、「日本再生戦略」を決定 ビッグデータで約10兆円規模の関連市場創出も 政府、「日本再生戦略」を決定 ビッグデータで約10兆円規模の関連市場創出も 2012/07/31 政府の国家戦略会議(議長:野田佳彦首相)は30日、2020年までの成長戦略を示す「日本再生戦略」を決定し、公開した。31日にも閣議決定される。同戦略案では、「グリーン」「ライフ」「農林漁業」「中小企業」の4つのプロジェクトを優先実施し、630万人規模の雇用を創出することを目指すという。
記事 データ戦略 韓国LGの躍進を支えたビッグデータ分析:「企業経営の新しいパラダイムシフトが起きている」 韓国LGの躍進を支えたビッグデータ分析:「企業経営の新しいパラダイムシフトが起きている」 2012/06/29 リストラの嵐が吹き荒れる日本の電機業界を尻目に、世界市場で存在感を示す韓国の電機業界。中でも韓国LGグループはテレビ事業で世界シェア2位(1位はサムスン)にまで上り詰めた。「LGは2年ほど前からビッグデータ分析に注力してきた」と語るのは、先ごろ開催された「SAS Forum Japan 2012」に登壇した韓国LG CNSのCTO(最高技術責任者)であるTae Keuk Kim氏だ。Kim氏は2004年からLGエレクトロニクスのCIO(最高情報責任者)に就任し、2009年にはInformation Week Global CIOに選出されるなど、同社のIT化で数多くの実績を残してきた。Kim氏が明かす韓国LGグループのビッグデータ分析手法とは。
記事 データ戦略 ガートナー 鈴木雅喜氏:自社がビッグデータ活用する価値を探す方法、インフラ要件と注目ベンダー ガートナー 鈴木雅喜氏:自社がビッグデータ活用する価値を探す方法、インフラ要件と注目ベンダー 2012/05/15 「ビッグデータ」というキーワードが世間を賑わせている。なぜビッグデータが自社にとって重要なのか?なぜ時間とコストをかけてまで取り組まなければならないのか?といった疑問をなかなか払拭できないのも無理からぬことだろう。ただ、ガートナー リサーチの鈴木雅喜氏は「ビッグデータの意義と未来を見誤れば、ITを企業経営に生かすうえで、大きく立ち遅れることになりかねない」と注意を促す。ビッグデータが自社にもたらす価値をどのように見出せばよいのか。インフラへの要件や注目するべきベンダーとは?
記事 データ戦略 ガートナー 亦賀忠明氏:ビッグデータやクラウドの登場で、ITが業務だけにフォーカスする時代は終わった ガートナー 亦賀忠明氏:ビッグデータやクラウドの登場で、ITが業務だけにフォーカスする時代は終わった 2012/05/10 「企業ITがフォーカスしていることは、この何十年間で何も変わっていない」と指摘するのは、ガートナーリサーチの亦賀忠明氏だ。1970年代のメインフレーム時代から始まり、オープン化が進んだ1990年代、クラウド化へ移行を遂げた2000年代。いずれの時代も主要課題は「業務の維持」と「コスト削減」が中心であった。しかし、こうした課題解決を追っていればよい時代は終わった。企業が新たな成長ドライバーとしてITを活用するには、未来を塗り替えるテクノロジーを取り込んだ“テクノロジー駆動型ビジネス”へと取り組む必要があるという。
記事 モバイルセキュリティ・MDM ビッグデータ市場の成長を支えるM2Mのセキュリティは万全か ビッグデータ市場の成長を支えるM2Mのセキュリティは万全か 2012/05/08 矢野経済研究所が4月24日付で発表した資料によれば、国内のビッグデータ市場は2020年に1兆円に達すると予想される。しかし、現在のところビッグデータ市場のメインストリームはWeb上のさまざまなライフログの収集や分析であり、本当の意味での「データ爆発」は起きていないと主張する専門家もいる。ビッグデータ市場が1兆円規模に成長するには、M2MやIoT(Internet of Things)といった非Webデータの奔流がやってくることが前提になっているというわけだ。
記事 データ戦略 ビッグデータ市場は2011年度で1,900億円、2020年度には1兆円市場に成長 ビッグデータ市場は2011年度で1,900億円、2020年度には1兆円市場に成長 2012/04/24 矢野経済研究所は24日、国内のビッグデータ市場に関する調査を発表した。
記事 BI・データレイク・DWH・マイニング 「ETLフレームワーク」でグーグルとフェイスブックから学ぶビッグデータ活用の基本 「ETLフレームワーク」でグーグルとフェイスブックから学ぶビッグデータ活用の基本 2012/04/16 企業には、勤怠データ、顧客データ、販売データなど、多様なデータが溢れています。また最近ではツイッターや、フェイスブックへの書き込みも増えてきました。一方で、データを集めただけでは収益をあげることはできません。ではどうやって集めてきたデータから収益をあげるのか、その答えの1つが「ETLフレームワーク」と呼ばれるものです。本稿では、このETLフレームワークの基礎と、グーグルとフェイスブックを例にして、両社がいかにデータを価値あるものとしてマネタイズ化(収益化)しているのかについてご紹介しましょう。
記事 BI・データレイク・DWH・マイニング 【書籍プレゼント】ビッグデータ戦略―大規模データ分析の技術とビジネスへの活用 【書籍プレゼント】ビッグデータ戦略―大規模データ分析の技術とビジネスへの活用 2012/04/02 今話題の「ビッグデータ」の概要と、それを活用して収益に結びつけるための戦略を解説したガイドブック。近年、並列分散処理を実現するオープンソースソフトウェア「Hadoop」が登場したことで、ビッグデータ処理が大きく変わった。本書ではビッグデータを分析し、パターンを発見して収益に結びつけるための戦略をビッグデータ戦略と定義し、ビッグデータ戦略に不可欠なELTフレームワーク、グーグルやアマゾンなどの先進事例、さらにはビッグデータと切り離せないプライバシー問題まで解説している。筆者はソフトバンク ビジネス+ITの連載「CIOへのステップアップ財務・戦略講座」でもおなじみのフューチャーブリッジパートナーズ 代表取締役 長橋賢吾氏。本書を抽選で3名の方にプレゼントする。応募締め切りは4月25日19時まで。
記事 データ戦略 鈴木良介氏インタビュー:ビッグデータ活用は「データ資本回転率」による試行錯誤が不可欠 鈴木良介氏インタビュー:ビッグデータ活用は「データ資本回転率」による試行錯誤が不可欠 2012/02/27 2011年半ばから日本でも取りざたされるようになった「ビッグデータ」。直訳すれば、大きなデータという意味に過ぎないが、野村総合研究所 コンサルティング事業本部 ICT・メディア産業コンサルティング部 主任コンサルタントの鈴木良介氏は、ビッグデータ活用が企業の優勝劣敗を決めることになると指摘する。日本企業の多くがビッグデータ活用の「第二の壁」の前で立ちすくむ中、米国の先進企業は「第三の壁」を乗り越えようとしている。日本企業が今取り組むべきことは何か。鈴木氏に話を聞いた。