記事 デザイン経営・ブランド・PR リンカーンとマーケの神が「成功の秘訣」を証明、「テスラら4社」は普通と何が違う? リンカーンとマーケの神が「成功の秘訣」を証明、「テスラら4社」は普通と何が違う? 2023/09/19 かの有名な米国大統領、リンカーンはゲティスバーグの演説でこう言った。「Government of the people, by the people, for the people(人民の、人民による、人民のための政府)」。この言葉を「Who:誰による、Why:何のための、What:何を」という視点で、業界に革命をもたらそうとする企業に当てはめてみると、従来の企業と何が違うのかが鮮明に見えてくる。そして、それらの企業が成功できる理由を、コトラーが提唱するマーケティング論よりひも解くことができる。本稿では、食肉(ビヨンド・ミート、インポッシブル・フーズ)、シューズ(オールバーズ)、自動車(テスラ)の3つの業界を例に解説する。
記事 CRM・SFA・コールセンター パルコ データ分析の秘密、数値化できない「ファン心」を丸裸にした方法とは? パルコ データ分析の秘密、数値化できない「ファン心」を丸裸にした方法とは? 2023/09/15 パルコは全国17店舗のショッピングセンターPARCOを運営するほか、劇場、音楽、映画、出版などさまざまなコンテンツをプロデュースし、企業ブランドの向上に貢献している。企業利益を高めるためには、顧客と企業の継続的な関係が必要とされる中、パルコ事業クリエイショングループ デジタル推進部 部長 安藤彩子氏は、データ活用により顧客やその生涯価値(LTV)向上の仕組みが理解できると説く。安藤氏は顧客管理システム(CRM)をより高次元化する仕組みや、それを実現するためのパルコの組織体制について語った。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 永谷園の「おとなのふりかけ」は「常識完全無視」だった? 学ぶべき「4つ」の視点とは 永谷園の「おとなのふりかけ」は「常識完全無視」だった? 学ぶべき「4つ」の視点とは 2023/09/14 1989年(平成元年)に発売され、30年以上たった今も、食卓を彩っている永谷園の「おとなのふりかけ」。先月には新たなフレーバーが発売されるなど、その人気はいまだに衰えることを知りません。なぜ同製品はロングセラーとして食卓に定着したのか、そこには多くの企業が学ぶべき永谷園の優れた商品戦略がありました。マーケティング視点で、「おとなのふりかけ」のヒットの秘密を紐解きます。
記事 デザイン経営・ブランド・PR ANAも導入、ニュージーランド航空が提供のエコノミー「スカイカウチ」は何がスゴい? ANAも導入、ニュージーランド航空が提供のエコノミー「スカイカウチ」は何がスゴい? 2023/08/29 1 南半球の国ニュージーランドは、北半球の日本からだと長距離移動を余儀なくされる遠い国のイメージがある。欧米諸国へは更に遠距離の旅を余儀なくされるが、その遠さを逆に活かしたサービスがニュージーランド航空で開発されている。それは、熟睡できるエコノミー「スカイカウチ」だ。ANAも同サービスを取り入れて、好評を得ている。本稿では、そのユニークなサービスを紹介する。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 任天堂は「歴代マリオシリーズ」でいくら稼いだ?独特すぎる“商売の仕組み”を大解説 任天堂は「歴代マリオシリーズ」でいくら稼いだ?独特すぎる“商売の仕組み”を大解説 2023/08/07 1 スーパーマリオが映画業界で空前絶後のインパクトを残している。東宝東和によると、2023年4月28日公開の『The Super Mario Bros. Movie(ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー)』の興行収入は約13.5億ドル(約1,900億円、6月26日時点)を突破。これは『アナと雪の女王』(12.8億ドル)や『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(13.4億ドル)を抜き、世界映画史上トップ16位に入る数字である。この反響の大きさから、あらためてマリオというコンテンツの人気が伺える。今回は、そんな任天堂が生み出した最強コンテンツ「マリオシリーズ」がどれほどの売上を上げてきたのか、またその独特すぎるマリオシリーズの収益構造を解説したい。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 「スト6」で学ぶマーケティングの基礎、古参ファンがいると陥りがちな「罠」とは 「スト6」で学ぶマーケティングの基礎、古参ファンがいると陥りがちな「罠」とは 2023/08/04 カプコンが6月に発売した新作ゲーム「ストリートファイター6」。人気シリーズの最新作である今作ですが、7月末に発表されたカプコンの決算資料によれば、約200万本も売れている大ヒット作品になりました。今日の深夜からは格闘ゲームで世界最大の参加者数を誇る「Evolution Championship Series 2023(EVO 2023)」がラスベガスで始まり、メイン種目としてますます注目を集めることでしょう。カプコンはヘビーユーザーや熱心なファンを喜ばせつつ、どのように新しい顧客の獲得を成し遂げたのでしょうか。 「ストリートファイター6」のヒットからマーケティングの基礎を学びましょう。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 牛肉大国 米国で続く「和牛」人気、50年で独自進化? すし・和食と違う「流行の秘密」 牛肉大国 米国で続く「和牛」人気、50年で独自進化? すし・和食と違う「流行の秘密」 2023/07/14 世界一の牛肉消費量を誇る米国。そんな「牛肉大国」で、ひそかな和牛ブームが続いている。北米エリアで見ると和牛の市場規模は年率4.8%のペースで成長する見通しで、米国の一部地域では庶民の味であるハンバーガー店で使われるほど和牛が定着しているという。米国における和牛の成功には、比類なきおいしさや希少価値だけでなく、すしや和食とは異なる成功の秘訣が隠されているようだ。本稿では、米国和牛の歴史を振り返りつつ、独自の進化を遂げたブランド力を解説する。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 「うたプリ」の凄すぎる売上規模、水樹奈々×上松範康による“ヒットを生む発明”とは 「うたプリ」の凄すぎる売上規模、水樹奈々×上松範康による“ヒットを生む発明”とは 2023/07/10 『うたの☆プリンスさまっ♪』(以下、うたプリ)は、2010年にPSP(プレイステーションポータブル)用の恋愛アドベンチャーゲームとして誕生し、その後14年間にわたり、生みの親であるブロッコリー社(キャラグッズの企画・制作)の売上に大きく貢献し続けた一大コンテンツだ。今回は、うたプリの関連コンテンツ(ゲーム、アプリ、映画、グッズなど)がどれだけの収益を生み出しているかを整理しつつ、なぜこれほど人々を惹きつけるのか、考察したい。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 『ハリー・ポッター』がもたらす衝撃の経済効果、企業が“版権”奪い合う納得の理由 『ハリー・ポッター』がもたらす衝撃の経済効果、企業が“版権”奪い合う納得の理由 2023/06/12 ハリー・ポッターと言えば、英国出身のJ.K.ローリング氏が30歳(1995年)の時に書き上げた、その後30年にわたって世界を席巻する傑作だ。小説としては累計6億部と人類史上最も売れた小説シリーズの1つでもある。映画としても、ファンタスティック・ビースト(FB)シリーズ含めた全11作は、『マーベル』『スターウォーズ』『スパイダーマン』に並ぶほどの興行収入を誇る。今回は、そんなハリー・ポッターシリーズが生み出してきた衝撃の経済効果を解説する。
記事 流通・小売業界 楽天やドコモらの「共通ポイント」、加盟企業にこれから起きる「最悪な末路」とは 楽天やドコモらの「共通ポイント」、加盟企業にこれから起きる「最悪な末路」とは 2023/05/31 1 楽天ポイントやTポイントなどが代表例に挙げられる共通ポイントプログラム。売上アップを期待して、こうしたプログラムに加盟している企業も多いのではないだろうか。しかしある調査によると、加盟企業同士の相乗効果ではなく、ある2つの事象が起きることが明らかとなっている。これを防ぐためには、横断的に加盟企業で消費してもらうクロス購買の促進が必要となるが、日本の多くのプログラムではそれができていない。このままでは、最悪な末路を招いてしまいかねない。本稿では共通ポイントの効果を紹介しつつ、クロス購買を促進する具体策について解説する。
記事 O2O・OMO・オムニチャネル 「新宿東口の猫」の広告効果も計れる? 広がる「裸眼3D広告」が変えた、屋外広告の常識 「新宿東口の猫」の広告効果も計れる? 広がる「裸眼3D広告」が変えた、屋外広告の常識 2023/05/26 1 2021年、新宿に現れた巨大なネコで日本でも広く知られるようになった裸眼3Dディスプレイ。裸眼でも映像が飛び出して見える屋外広告は多くの人の目を引いた。現時点の日本では設置場所がまだ限られているが、中国では政策の後押しもあり、すでに140カ所以上で活用されている。中国ではテレビやラジオ、紙媒体の広告市場が縮小する中、この3D広告がけん引し、屋外広告はオフライン広告で唯一成長、2021年で約1.4兆円まで市場が拡大している。従来の屋外広告の最大の難点であった効果測定を可能にしつつあるなど、演出の派手さだけじゃない、裸眼3D屋外広告の本当の効果と活用実態とは。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 『ファイナルファンタジー』が安定収益すぎる理由、ドラクエすら超える“商売の秘密” 『ファイナルファンタジー』が安定収益すぎる理由、ドラクエすら超える“商売の秘密” 2023/05/12 『ファイナルファンタジー(以下、FF)』と言えば、日本RPG史に残る名作である。累計出荷本数・ダウンロード数は約1.6億本と、スーパーマリオ・ポケットモンスター(約4億)に次いで日本では3位、世界では10位前後に入る超人気シリーズである。そんな本作の前には、常にライバルである『ドラゴンクエスト(以下、DQ)』の存在があった(現在はどちらの作品もスクウェア・エニックス)。今回は、追いかける立場にあったFFが、なぜDQを上回ることができたのか、そして今なお安定的に収益を上げることができているのか、その理由に迫りたい。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 動画の教祖:明石ガクト「電通的なものこそスベる」の真意、勝つショート動画はこう作る 動画の教祖:明石ガクト「電通的なものこそスベる」の真意、勝つショート動画はこう作る 2023/04/11 1 「世界は『動画3.0』と呼ぶべき新時代に突入した」と語るのは、「動画の教祖」との異名で知られるワンメディア代表取締役CEO 明石ガクト氏だ。TikTokの躍進とともに、ショート動画がビジネス上でも影響力を持つようになった今、「企業の競合はクリエイターだ」と断言する明石氏。では、企業はどのようなコミュニケーション戦略を持って戦えば、コンテンツが溢れかえるこの時代に勝機を得られるだろうか。ショート動画のビッグウェーブを乗りこなすための実践的ノウハウを聞いた。
記事 デザイン経営・ブランド・PR ショート動画はビジネスの何を変えたのか? イーロンや豊田章男も使いこなす新・経営資源 ショート動画はビジネスの何を変えたのか? イーロンや豊田章男も使いこなす新・経営資源 2023/04/08 人々の情報消費において動画がメジャーになる中、「ショート動画」がグローバル規模で大躍進している。「TikTok売れ」というキーワードが示すとおり、ショート動画発のヒット商品が続々と誕生するなど、この動きはビジネスパーソンにとっても無視できない。ショート動画がビジネスにもたらした変化の“核心”とは何なのか。「動画の教祖」の異名を持ち、『動画大全』を上梓したワンメディア代表取締役CEO 明石ガクト氏に話を聞いた。
記事 リーダーシップ なぜスタバは世界企業になれたのか? 創業者が譲らない“はずだった”2つのこと なぜスタバは世界企業になれたのか? 創業者が譲らない“はずだった”2つのこと 2023/03/29 1 今や世界最大のコーヒーチェーンとなったスターバックスは、元々は1971年にシアトルで創業された小さなコーヒー焙煎の会社でした。1982年に同社に入社したハワード・シュルツ氏は、一度は退社したものの、自身が設立したコーヒーショップの成功を経て、1987年にスターバックスの店舗と商標を購入、そこからスターバックスの物語が本格的にスタートします。やがて同社は世界的企業へと成長しますが、その成功を可能にしたのはシュルツ氏の「2つのこだわり」でした。同氏の半生からスターバックスの原点を探ると、現在米国で労働組合との対立が報じられる同社が再び取り戻すべきものが見えてきました。
記事 中国 なぜ人気最強「無印良品」が“そっくり企業”に負ける事態に…? 日本企業の残念な盲点 なぜ人気最強「無印良品」が“そっくり企業”に負ける事態に…? 日本企業の残念な盲点 2023/03/23 良品計画が運営する「無印良品」は、中国でも337店舗を展開し、20~30代を中心に絶大な人気を得ている。しかし、その人気とは裏腹に、中国事業の業績不振が続いている。その主な理由は明快で、日中の価格格差に不信感を持っている人が少なくないからだ。だが、価格を是正したところで無印良品が中国市場を攻略できるとは言い切れない事情がある。無印良品の「最大のライバル」が急速に業績を伸ばす背景を探ると、中国や東南アジアにおける、日本企業に対する価値観の変化が見えてきた。
記事 見える化・意思決定 DX基盤構築で「購買金額2.7倍」顧客像を解明、JFRがデータ分析で成果を出せたワケ DX基盤構築で「購買金額2.7倍」顧客像を解明、JFRがデータ分析で成果を出せたワケ 2023/03/23 大丸松坂屋百貨店、パルコを傘下に持つJ.フロントリテイリング(JFR)では、「リアル×デジタル戦略」を掲げ、データに基づく経営判断、新規ビジネスの創出を目指している。その足掛かりとして、百貨店、ショッピングセンター(パルコ)それぞれの顧客データを集約したグループ統合データ基盤を構築した。2022年3月に、パルコからJFRへ異動し、グループデジタル統括部長に就任した林直孝氏に、取り組みの背景となる戦略と、データから見えてきた次なる打ち手について聞いた。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 気付いたらリピーターに…お店でもらうスタンプカードに「つい頑張っちゃう」納得理由 気付いたらリピーターに…お店でもらうスタンプカードに「つい頑張っちゃう」納得理由 2023/03/20 小売店や飲食店などでよく見かける、「スタンプ10個たまったら〇〇1つプレゼント」というスタンプカード。誰でも、「ついスタンプ集めに頑張ってしまい、気付いたらリピーターに」という経験をしたことがあるのではないだろうか。このスタンプ収集プロモーションにはあらゆる工夫が施されており、それによって店舗は売上アップにつなげている。本稿では、このようなプロモーションに隠された、消費者が「つい頑張ってしまう」秘密をひも解いていく。普段利用しているスタンプカードなどを思い浮かべながら、考えてみてほしい。
記事 知財管理 「株価3倍」成長企業は何をした?「失われた30年」を嘆く日本企業に欠けている視点 「株価3倍」成長企業は何をした?「失われた30年」を嘆く日本企業に欠けている視点 2023/03/13 企業や経営の指南書とも言われる「コーポレートガバナンス・コード」。2021年6月に2回目の改訂がされ、「知的財産投資」について追記された。なぜ、知的財産投資が必要なのか、また企業が持続的に成長するためには、どのような投資戦略を立て、ガバナンス体制をどのように構成するべきか。内閣府知財投資検討会の審議に参加し、知財ガバナンス研究会などで研究を続けている、知財・無形資産 経営者フォーラム 事務局長の菊地修氏が語った。
記事 デザイン経営・ブランド・PR タレント起用のウラ事情…なぜ数千万円も? サブスクで起用できる「PR戦略の新潮流」 タレント起用のウラ事情…なぜ数千万円も? サブスクで起用できる「PR戦略の新潮流」 2023/03/03 情報があふれるネット時代、いかに自社の製品やサービスの優位性を広く伝えていくか、という点がますます重要になっている。中でもSNSが普及した今、タレントやインフルエンサーがいかに自社製品をPRしてくれるかが、ブランディングを成功させる秘訣といっても過言ではない。しかしそうした広告塔を起用するには果てしない額のコストがかかり、特に中小企業には重すぎる負担となるだろう。では中小企業が一流の有名人を使ったブランディングを進めること自体、間違っているのだろうか。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 『ポケモン』は生涯いくら稼いだ?最も商業的に成功したキャラを生んだ“日本的泥臭さ” 『ポケモン』は生涯いくら稼いだ?最も商業的に成功したキャラを生んだ“日本的泥臭さ” 2023/03/02 1 世界中から愛される「ポケモン」が1996年の誕生から現在までの間に稼ぎ出した金額は、大企業のそれに匹敵する。映画で18億ドル、ゲームで200億ドル超、グッズ・商品化で800億ドルなど、累計経済規模は1,000億ドル(約13兆円)に達する。単純平均すると、毎年5,000億円を25年間稼ぎ続けたことになる。企業で言えばフジ・メディア・ホールディングスや森永乳業、東武鉄道といった企業体と同レベル、またキャラクターの世界で言えば、ハローキティやスターウォーズ、さらにはミッキーマウスを上回る。つまり、人類史上最も消費のすそ野を広げたキャラクターと言えるのだ。今回は、そんなポケモンが商業的成功を収めることができた理由を、売上の内訳を見ながら徹底解説する。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 千葉工大 安藤昌也教授が語るUXデザインの具体的手法、期間モデルとモデリング3段層 千葉工大 安藤昌也教授が語るUXデザインの具体的手法、期間モデルとモデリング3段層 2023/02/15 近年、ビジネスにおいてUX(ユーザーエクスペリエンス:ユーザー体験)デザインが注目されている。ヒット商品の中には、この観点を踏まえて開発されているものが少なくないからだ。商品開発におけるUXデザインの活用方法について、UXデザインの専門家である千葉工業大学先進工学部知能メディア工学科教授の安藤昌也氏が解説する。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 丸亀製麺の顧客体験(CX)が評価されるワケ、“星野リゾート超え”を生んだデータ戦略 丸亀製麺の顧客体験(CX)が評価されるワケ、“星野リゾート超え”を生んだデータ戦略 2023/02/13 すべての店で粉からつくる「手づくり・できたて」にこだわる丸亀製麺。五感を刺激するライブ感のある店づくりなどの取り組みによって、2022年6月にインターブランドジャパンが発表した「顧客体験価値(CX)ランキング2022」では、3位のANA、2位の星野リゾートを抑え、1位に輝いた。その裏側には、徹底したデータドリブンマーケティングがある。丸亀製麺 マーケティング本部 CX戦略部の間部徹氏が、同社が実践している「感動を生み出すデータ活用法」の詳細を語った。
記事 デザイン経営・ブランド・PR バーチャルインフルエンサーとは何か? サムスンやプラダがこぞって起用する納得理由 バーチャルインフルエンサーとは何か? サムスンやプラダがこぞって起用する納得理由 2023/01/31 セレブタレントやインフルエンサーを起用したマーケティングは、企業にとり定番だ。ファンの認知を獲得して売上や利益の大幅な向上が見込めるからだ。だがそうしたスターはスキャンダルを起こすことが多々ある。そこで改めて注目されているのが「バーチャルインフルエンサー」だ。日本では初音ミクをはじめ二次元的キャラが活躍するが、米国ではよりリアルな見た目をしているバーチャルインフルエンサーが企業からの大きな信頼を勝ち得ている。そこで本稿では、米国で席巻するバーチャルインフルエンサーを使ったマーケティングの可能性を解説する。
記事 デザイン経営・ブランド・PR GAFAに匹敵する超巨大『マインクラフト経済圏』が出来上がるまで、何が熱狂を生むのか? GAFAに匹敵する超巨大『マインクラフト経済圏』が出来上がるまで、何が熱狂を生むのか? 2023/01/23 4 全世界に1億人以上のアクティブユーザーを持つ『マインクラフト(Minecraft)』は、『フォートナイト(Fortnite)』『ロブロックス(ROBLOX)』と並び世界3大ゲームとして知られる超人気コンテンツだ。あのGAFAを脅かすほどの経済圏を形成することになったマインクラフトは、なぜこれほどの成功を収めることができたのか。マインクラフトの生みの親であるマルクス・“ノッチ”・ペルソン氏の開発秘話とともに、マインクラフトが経済的に成功できた要因を分析する。
記事 デザイン経営・ブランド・PR なぜ、サンリオは根強いファンが多い?脳科学で解明されつつある「優良顧客」が集まる理由 なぜ、サンリオは根強いファンが多い?脳科学で解明されつつある「優良顧客」が集まる理由 2023/01/19 消費者や従業員などのステークホルダーから信頼や愛着を獲得している企業として、サンリオとベネッセホールディングスが密かに注目を集めはじめている。そんな両社の共通点が「カワイイ(Kawaii)」を経営に取り入れているという点だ。なぜ、カワイイという要素を事業に取り入れると、企業を長く支持してくれる根強いファンを獲得できたり、従業員の定着に効果があるのか。サンリオやベネッセが実践する、心理学や脳科学に基づく新しい経営コンセプト「Kawaii経営」の実力について、その提唱者であるPwCコンサルティング Strategy&の髙木健一氏に話を聞いた。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 『平成仮面ライダー』シリーズで一番稼いだのは? 売上急増させた2つの「変身」 『平成仮面ライダー』シリーズで一番稼いだのは? 売上急増させた2つの「変身」 2022/12/26 1 1970年に放送がスタートした『仮面ライダー』シリーズは、誕生から50年経つ現在も人々から支持され続ける大人気コンテンツだ。1990年代には「スーパー戦隊シリーズ」の人気上昇の陰に隠れ、人気が大きく落ち込む時期もあったが、2000年代に再ブレイクを果たす。その復活劇の裏には、2度の大きな“変身(コンテンツのテコ入れ)”があったのだ。今回は、「仮面ライダークウガ」(2000年)から「仮面ライダー リバイス」(2021年)までの20年間、各シリーズがどれほど稼いだのかを紹介しつつ、仮面ライダーシリーズの凄さを解説したい。
記事 経営戦略 ユニバやディズ二ーら続々採用の「変動価格」、ウーバーもはまった“落とし穴”とは ユニバやディズ二ーら続々採用の「変動価格」、ウーバーもはまった“落とし穴”とは 2022/12/23 昨今、さまざまな商材における値上げの話が絶えません。主な理由として原材料の価格高騰などが挙げられますが、特に人手不足やアセット(車など)不足は大きな影響を及ぼしています。そうした中、ユニバーサルスタジオジャパンやディズニーランドをはじめとした多くの企業が「混雑の緩和(需要の分散)」「利益の拡大」を狙って、需要に応じて価格を変動させる「ダイナミックプライシング」を採用し始めました。この意思決定のキモとなるのが需要予測です。今回は、需要予測をベースとした、経営の意思決定について解説します。
記事 新規事業開発 苦戦するTSUTAYAと何が違う? ゲオが「レンタル事業縮小」でも絶好調な理由 苦戦するTSUTAYAと何が違う? ゲオが「レンタル事業縮小」でも絶好調な理由 2022/12/19 動画配信サービスの台頭によりレンタルビデオ店が街から消えつつある。これまでレンタルビデオ事業を主軸としてきた「TSUTAYA(ツタヤ)」と「GEO(ゲオ)」は大きな影響を受けているが、両者の状況はまったく異なる。どちらも、動画配信サービスの台頭を見据え、ビジネスモデルの転換を進めていたが、その結果、両者の明暗は「劣勢のTSUTAYA」と「好調のゲオ」という形ではっきり分かれてしまったようだ。レンタルビデオ事業の逆風の中、両者が進めてきた戦略の違いを解説する。
記事 リーダーシップ 「リポD」が人生変えた、レッドブル創業者が“色々ゆっくり”でも大成功できたワケ 「リポD」が人生変えた、レッドブル創業者が“色々ゆっくり”でも大成功できたワケ 2022/12/16 2 2022年10月22日、レッドブル社の創業者ディートリッヒ・マテシッツ氏が亡くなりました。世界的大富豪の1人でもある同氏は、「翼を授ける」のキャッチフレーズで知られるエナジードリンク「レッドブル」を世に出した人物です。マテシッツ氏はなぜ、エナジードリンクという市場を開拓し、世界的ヒット商品を生むことができたのでしょうか? 「10年かけて大学卒業」「40歳で起業」「発売開始まで3年」など、色々とゆっくりに思える人生をたどると、その理由が見えてきました。