- 2026/08/14 12:05 掲載
オープンAI、CRO交代でウィズ元社長兼COOラジック氏を起用──企業向けAI拡大を担う
オープンAIは、ラジック氏について、大企業や技術系顧客への営業に加え、世界規模で収益組織を運営してきた経験を持つと説明する。同社のグレッグ・ブロックマン共同創業者兼社長は、AIの導入方法が急速に変化しているとした上で、ラジック氏がこれまでの知見を「再現可能な実行」につなげていくとの考えを示している。
ラジック氏は直近まで、クラウドセキュリティ企業ウィズの社長兼COOを務めていた。グーグルは2025年3月にウィズの買収を発表し、2026年3月11日に手続きを完了した。ウィズは現在、Google Cloud傘下でブランドを維持している。
それ以前には、ラジックは米クラウドセキュリティ企業ゼットスケーラーで経営を担っていた。2019年9月にGo-to-Market担当プレジデント兼CROに就き、世界の売上成長や市場開拓戦略を担当。後にCOOとなり、2024年2月に退任。さらに、シスコシステムズ傘下のアップダイナミクスでも顧客・収益部門を率いた経歴を持つ。
オープンAIの法人向け事業は拡大している。同社は現在、200万を超える法人顧客がサービスを利用しているとしており、1年前の2倍に増えたという。2026年4月には、法人向け事業が同社売上高の40%超を占め、年末までに消費者向け事業と同程度になる見通しを明らかにしていた。
オープンAIは今回の人事について、法人向けAIの導入が加速する中、次の成長段階に必要な収益体制を構築するためと説明している。一方、同社は今回の公式発表で、新CROの起用と新規株式公開(IPO)との関係には言及していない。
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