• 2026/08/21 11:25 掲載

ChatGPTがiMessageの検索・要約・送信に対応…Mac版でAI操作を拡大

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米オープンAIは8月20日、Mac版ChatGPTで米アップルの「メッセージ」を操作できる新機能を公開した。iMessageなどの会話を検索・要約し、返信の作成や送信までAIに任せられる。利便性が高まる一方、私的な会話へのアクセスをAIに認める仕組みだけに、プライバシーや権限管理が新たな論点となりそうだ。
 米オープンAIは8月20日、macOS版ChatGPTのデスクトップアプリで、米アップルの「メッセージ」と連携する「Apple Messages」プラグインを提供すると発表した。Appleシリコンを搭載したMacが対象で、CodexとChatGPT WorkからiMessage、SMS、RCSの会話を検索・要約したり、返信を作成・送信できる。

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【図版付き記事はこちら】
どこまでAIに権限を渡すのかがサービス設計の焦点になる
(画像:本文をもとに生成AIで作成)

 通常のChatGPT上のチャットには対応しておらず、現時点ではWeb版やモバイル版、Codex CLI、IDE拡張機能からも利用できない。Mac上のChatGPTデスクトップアプリから「メッセージ」にアクセスし、操作する仕組みとなる」。

 利用にはプラグインの導入に加え、macOS側で必要な権限を与える必要がある。メッセージを送る際は初期設定で本文と宛先を利用者が確認する仕組みで、1回だけ送信を許可する設定のほか、特定の会話について継続的な送信を認めることもできる。

 ただし、オープンAIは、信頼できない指示などが含まれる可能性のある会話では、送信のたびに承認する設定を維持するよう案内している。継続的な送信を許可すれば、利用者が直前に確認しないままChatGPTが本人に代わってメッセージを送れるためだ。

 アップルはApple Intelligenceを通じた従来のChatGPT連携では、ChatGPTに送る情報を利用者自身が選択できる仕組みを採用している。また、ChatGPTのアカウントにサインインせず利用する場合には、オープンAIがリクエストをモデルの改善や学習に利用しないなど、独自のプライバシー保護策を設けているという。

 今回のApple Messagesプラグインは、こうしたApple Intelligence経由の連携とは異なり、米オープンAIがMac版ChatGPT向けに提供する機能となる。

 企業などの管理対象ワークスペースでは、管理者がApple Messagesの利用を無効にすることもできる。生成AIが文章を考える段階から、利用者に代わって実際のアプリを操作する段階へ進む中、どこまでAIに権限を渡すのかがサービス設計の焦点になっている。

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