• 2013/09/06 掲載

東京都墨田区教育委員会、XP終了でWindows 8タブレットPCを300台導入

キーボード・マウス接続、外部ディスプレイコネクタ、導入済みシステムとの親和性を評価

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NECは、東京都墨田区教育委員会へ、Windows8搭載、12.5型タッチパネルを採用したタブレットPC「VersaPro タイプVZ」を300台納入したと発表した。同教育委員会は、4月に本タブレットPCを区内の小中学校36校のうち7校に配布していたが、教員向けのICT利用研修を経て、授業での本格的な利用を順次開始することになる。
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PC教室の様子(墨田区立桜堤中学校)
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普通教室 机上での利用イメージ(同 中学校)
 同教育委員会は、学校のパソコン教室にあるPCの更新にあたり、WindowsXPのサポート終了を視野に最新機種の導入を検討し、パソコン教室から普通教室へ持ち出して利用する際の持ち運び易さなどを考慮してタブレット型の端末を検討していた。

 また、同教育委員会は、導入するタブレット端末として、複数の生徒が見やすい大画面であること、他の教室へ持ち出しやすい1kg以下の軽量であることを、最も重視していた。

 さらに、区内全校に導入済みである校内の業務システムなどとの親和性やセキュリティ確保の観点からWindows OSであること、パソコン教室でのPC操作実習や普通教室で電子黒板やプロジェクタなどと接続するため、キーボードやマウスと接続ができ、有線LANや外部ディスプレイ用コネクタを装備する高い拡張性があること、利用シーンに応じた手書き入力ができることも重視していたという。

 今回、これらのすべての要件を満たすタブレット端末として、「VersaPro タイプVZ」が採用された。

 今回の「VersaPro タイプVZ」の導入は、総務省の「フューチャースクール推進事業」による実証研究結果を踏まえて制定されたガイドラインに基づき、政府が目標に掲げている「2010年代中に全国の小・中学校で児童・生徒1人1台の情報端末整備」を見据えて、同教育委員会が、パソコン教室から普通教室に移動してPCを利用できる環境づくりに取り組んでいる。

 既にタブレットPCが配布された各小中学校では、たとえば、体育でマット運動を撮影しその場で生徒に見せて指導するなど授業で活用したり、また授業準備のために先生が職員室へ持ち込んで、教材作成や先生どうしでのディスカッションにも活用しているという。

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