今回の発表は、東京オリンピックが開催される2020年にむけてインバウンド消費の取り込みが重要視されることから、旅行会社とコンビニエンスストアがお互いのインフラやノウハウを融合させた業務提携を検討するというもの。業務提携によって、エイチ・アイ・エスでは、世界各国の重点エリアにおいて販売拠点を大幅に拡大させ、ファミリーマートでは質の高い店舗サービスの提供につなげるねらい。
具体的には、国内のファミリーマート店内に、エイチ・アイ・エスが運営するツアーデスクを設置した一体型店舗の展開や、店内に設置されたマルチメディア端末「Famiポート」を活用したツアーの取り扱うほか、海外向けには、利用顧客に対して日本国内のファミリーマート店舗への来店促進、海外のファミリーマート店舗における訪日旅行商品の販売も検討している。
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