- 2015/11/17 掲載
インテル、IoT向け無償OS「Wind River」や第2世代「Quarkプロセッサ」を発表
10分以内にIoTアプリケーションを開始可能に
今回発表されたのは、IoT向けに第2世代のQuarkプロセッサ。「Intel Quark D1000」、「Intel Quark D2000」、「Intel Quark SE SoC」。低消費電力で、IoTが利用される過酷な環境でも長い耐用年数を誇り、10年間のサポートも付与されている。インテル Quarkマイクロコントローラー D1000は現在提供中で、インテル Quarkマイクロコントローラー D2000は今年末までに提供開始予定。今回の発表プロセッサの中ではもっともハイエンドのインテル Quark SE SoCは2016年上半期に提供を開始する予定。
また、今回Wind Riverから提供される新製品と組み合わせることで、アプリケーションの構築をわずか10分で開始できるという。Wind Riverには、クラウドとマルチ・アーキテクチャーに対応した無償のOS、Wind River RocketとWind River Pulsar Linux、包括的なSaaSベースのクラウド向けスイート製品が含まれている。
そのほか、IoTのモノから生み出される大量のデータから、新しいインサイトを発見する「Trusted Analytics Platform(TAP)」も発表。データをすぐにアクション可能な情報へと変え、エンド・ツー・エンドのIoTソリューションとの統合が行えるという。
TAPは医療、流通/小売、産業など幅広い業界に対し、開発者やデータ・サイエンティスト向けに開発されたプラットフォームで、データ管理、プロトコル抽出、ワークロードの配信、コンピューティング処理などが行える。
インテルは、11月18日から20日までパシフィコ横浜で開催されるIoT Technology 2015に出展し、共同出展パートナーと、インテルテクノロジー搭載のソリューションを展示している。
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