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  • 2018/11/19 掲載

情報爆発の時代に「瞬読」スキルは有用すぎる

1ページ3秒以下で読む方法とは?

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ネットをはじめ、情報があふれかえっている時代だが、日本のビジネスパーソンは、海外のグローバルエリートたちと比較して読書量が圧倒的に少ないと言われる。「忙しくて読む暇がない」というならば、読むスピードを圧倒的に速くすればいい。全国で30校以上の学習塾を経営する山中恵美子氏は、学習効果を上げる方法の一環として、速読よりも速い「瞬読」のメソッドを取り入れているという。山中氏が「瞬読」の必要性と、その方法を語る。
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大量の情報が高速で発信される情報化社会において、速読を超える「瞬読」のスキルが必要とされている
(©maroke - Fotolia)

素早い情報処理ができない人は、時代に取り残されていく

 あなたは、「時間」の価値をどのように捉えていますか。お金では、買うことができないプライスレスなもの。それが時間です。

 もちろん、さまざまなサービスを駆使して、「物事を遂行するのにかかる時間」を短縮させることは可能です。各駅停車ではなく、特急を使う。徒歩ではなく、タクシーを利用する。企業であれば、仕事が増えればマンパワーを増やす、外注化する……。その他、さまざまな代行業に頼れば、「それにかかる時間」を劇的に短くすることはできます。

 けれども「時間自体を買うこと」は誰にもできません。大富豪であっても、高名な政治家であっても、ノーベル賞を受賞したような優秀な人であっても、です。つまり、私たち人間は「時間を買えない」という意味では、誰もが“平等”なのです。

 ですから、「手持ちの時間」を増やすことができれば、できることが増えます。すると、夢を実現する確率もうんと高くなります。では、どうすれば「手持ちの時間」を増やすことができるのでしょうか。

 ひとつの答えとして、「脳の情報処理のスピードアップ」が挙げられます。なぜなら、現代社会で幸せに生きていこうとする限り、氾濫する情報の海から、正確にスピーディーに取捨選択を行い、それを自分の成長の糧とすることが欠かせないからです。これは、ビジネスの最前線にいる人はもちろん、そうでない人にも当てはまる原則。快適な暮らしを望むときも、「情報処理」というタスクからは逃れにくいからです。

 情報処理が「できるか、できないか」。さらに言うと「情報処理が速いか、遅いか」。このような違いで仕事や日常生活などであらゆる「格差」が広がっていくことになります。

 科学技術の進歩がゆるやかな時代であれば、格差が拡大するスピードも緩慢なものでした。ところが、20世紀以降は「スピードの世紀」。大量の情報が高速で発信されるようになったため、格差の広がり方もより速度を上げています。そんな時代の変化に、あなたは対応ができていますか?

情報処理能力こそ、瞬読ですぐに鍛えることができる!

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 ひとつ救いがあるのは「情報処理」の技術は、何歳からでも獲得できるという点です。本気でトレーニングをすれば、中高年以降でもその技術を身につけることができます。

 しかも、そのトレーニングは難しくはありません。幼いときからの鍛錬が求められるようなものでもありません。拙書「瞬読」の訓練を習慣化すれば、早い人なら1日で効果が実感できる、獲得しやすい技術です。

 年齢や性格、今までの学歴や職歴、趣味や好みなど、個人的な〝条件〟も不問です。「情報処理が速くなりたい……」そんな一念さえあれば、個人的な条件が問われるという最初のハードルはすでに軽々と越えていることになります。

 情報処理の重要性を痛感したら、次に考えてほしいのは、「どこから情報を得るか」という問題です。インターネット、テレビなどたくさんの手段がありますが、「本」ほど質が高く内容が濃いものはありません。本を読むということは、その著者の考え方や価値観までをも会得できます。

 自分の視野や価値観を、さらに広げたり深めたりすることができます。さらにはあなた自身の人生そのものを変えることだってあるでしょう。

 拙書で解説している瞬読の技術を使うと、高い理解度を保ったまま、圧倒的短時間で本を読むことができます。「本を速く読む技術なら、今までにもさまざまな方法が存在したのでは?」そんな質問も、よくいただきます。しかし、従来の速読と、瞬読の技術は、まったく次元が違うものです。メカニズムも違えば、「読める速さ」の目標値もまったく異なります。

瞬読を始めて6か月の中学生が瞬読をしている様子

 瞬読は、右脳で情報をインプット、左脳で情報をアウトプットするのですが、右脳と左脳がつながっている脳梁を通して、右脳と左脳の両方を使いこなすことができるのです。すると、「記憶力」や「問題処理能力」はもちろん、先ほど申し上げましたこれからの時代に必須となる「想像力」や「イメージ力」も高まります。

【次ページ】えっ、これだけ?瞬読はこんなに簡単にマスターできる!

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