記事 中堅中小企業 CRM市場調査の結果とは?中小企業の導入状況から見えてきた製品選びの注意点 2020/09/10 新型コロナウイルスの影響によって、多くの企業では顧客と対面で向き合う機会が減ってきている。そこで重要となるのが、顧客との関係構築を担うシステムである「CRM(顧客関係管理)」の活用だ。日本の中堅・中小企業のCRMの導入実態を調査したデータとともに、CRM活用における課題とポイントを探る。
記事 IT市場調査 どうすればニトリのように荒波を乗り切れる?ガートナーが勧める新IT戦略 2020/08/07 新型コロナの世界的な感染爆発が、あらゆる企業に自社の在り方の再定義を迫っている。新しい時代の中で生き残り、勝者となっていくためには、どう戦略を見直せばよいのか。具体的な中身は業種や業界、ロケーション、ビジネスのやり方などによってさまざまだが、何に注力し、どう新たな戦略を立てていくのかには実のところ共通項も多い。ガートナー リサーチ アドバイザリ部門 バイスプレジデント,アナリストの藤原恒夫氏が、ニューノーマル時代への対応に向けたヒントを紹介する。
記事 生産・製造管理・PLM ビジネスチャットやグループウェア活用における課題とは? 調査結果から見えてきた活用法 2020/07/07 グループウェアが社内の情報共有を担うようになってから、すでに20年以上が経過している。その間、スケジューラ/掲示板/タスク管理など、グループウェアを構成する要素は基本的に変わっていない。だが、昨今ではビジネスチャットなどの新たな要素が加わりつつある。「DX時代に適したグループウェアの活用方法とは何か」を調査データを元に考えていくことにしよう。
記事 製造業IT デンソーがKubernetesを自動車に載せる「Misaki」発表、OSSで公開予定 2020/07/06 自動車部品大手のデンソーは、自動車向けにKubernetesを実行するためのソフトウェア「Misaki」を、6月13日に行われたオンラインイベント「KubeFest Tokyo 2020」で発表しました。
記事 BCP(事業継続) ガートナー流ITコスト削減法、ロードマップ作成やIT資産把握のフレームワーク紹介 2020/06/12 新型コロナウイルスによる世界的なパンデミックで企業の業績に陰りが出る中、IT部門へのコスト削減要求は高まる一方だ。だが、コスト削減はいくつもの課題が絡む厄介な取り組みでもある。既存システムを数多く抱える中、その方策を見極めるだけでも一苦労。しかも、システムは事業基盤だけに、不適切な開発停止により、パンデミック後の事業経営に大きな打撃を与える可能性もある。この点を踏まえ、ガートナー リサーチ&アドバイザリ部門 シニア ディレクター,アナリストの片山博之氏が、ITコスト削減のプロセスや、削減対象となる開発プロジェクトと既存システムの見極め方について、各種のフレームワークを用いつつ解説する。
記事 BCP(事業継続) コロナ後の事業継続管理(BCM)、リモートワークのあり方は? ガートナー松本氏が解説 2020/06/02 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によるパンデミック。国内では緊急事態宣言が解除されたが、世界的には今なお増え続けており、第2波、第3波の到来を予測する声もある。将来的な見通しがいまだ不透明な部分も多い中で、企業が取るべき対応策の“解”は、いまだ存在しないのが実情だ。そして今後の事業復旧、さらにその先、いわゆるニュー・ノーマルへの対応法とは──。ガートナー リサーチ&アドバイザリ部門 バイスプレジデント,アドバイザリの松本良之氏が新型コロナ対応の危機管理プログラムと実施のポイントを解説する。
記事 生産・製造管理・PLM 生産管理システム11製品を比較、製造業の課題から導く選定のポイント 2020/05/14 新型コロナウイルスは世界規模でビジネスに大きな影響を及ぼしている。その中でもすそ野の広い日本の製造業では、人々の往来が復活することで好転が期待できる観光業や飲食業などとは異なり、ビジネスへの影響が遅れて生じてくる可能性もある。こうした状況を乗り切る方法として、「生産管理システム」を効果的に活用して収益性を高める取り組みも大切になるだろう。生産管理システムの導入実態を元に、収益性を高めるための具体的なポイントを探る。
記事 OS マイクロソフトの意味不明な日本語問題、「機械翻訳」が国際化対応の品質を下げている 2020/05/12 マイクロソフトは自社の機械翻訳技術およびサービスを国際化対応に積極的に活用しているようです。以前から技術文書やサポート情報では利用されてきましたが、最近は自社の公式Webサイトやクラウドサービスの国際化対応にも利用されていることをうかがわせる事例が増えてきました。他の言語の翻訳品質については筆者は知りませんが、日本語の翻訳品質は公式なものに採用するレベルにはなっていないのが現状です。
記事 OS Microsoft EdgeがChromiumベースに、更新サイクルの頻度はどう変わるのか 2020/04/21 マイクロソフトは2020年1月15日(太平洋時間、PT)にオープンソースプロジェクト「Chromium」ベースのエンジンを搭載した新しいMicrosoft Edgeの安定版(Stable)リリースを一般公開しました。これに基づき、4月17日以降は段階的に従来のMicrosoft EdgeをChromiumベースの新しいMicrosoft Edgeに置き換えていくことになります。置き換えられることでさまざまなことが変わってきますが、今回は更新サイクルがどう変わるのかに注目したいと思います。
記事 BCP(事業継続) 新型コロナへの対応、日本のCIOが「14日以内に実施すべき16の項目」──ガートナー発表 2020/04/03 ガートナー ジャパンは3日、新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)への対応として企業のCIO(最高情報責任者)が「14日以内に完了すべき16の項目」発表した。グローバル企業のCIOは事業継続計画(BCP)の展開、ならびにリモートワーク環境の提供に追われているが、ガートナー ジャパン ディスティングイッシュト バイスプレジデントの足立 祐子氏は「日本のCIOはいっそうのスピード感を持って迅速な対応を進めるべきとき」と呼びかけた。
記事 RPA・ローコード・ノーコード ワークフローがRPA代わりに?経費申請だけじゃない「新たな役割」とは 2020/03/25 中堅・中小企業におけるワークフローと言うと、「グループウェアなどに付属する経費の申請/承認を行うアプリケーション」というイメージを持たれている方も多いかもしれない。だが、今後のワークフローは「業務の自動化を担う基盤」という新たな役割を担う可能性がある。実際にワークフローを導入している中堅・中小企業を対象とした調査結果を元にワークフローの将来像を探っていこう。
記事 OS セルフサポートが困難に、マイクロソフトの古いサポート情報にどう対応すべきか? 2020/03/20 マイクロソフトはこれまで何度か、自社の公式サイトやオンラインドキュメントの刷新、公式ブログのプラットフォームの変更を繰り返してきました。一方で、これまで公開されてきた膨大なサポート技術情報へのアクセスは、製品のサポート終了後も継続的に利用可能です(一部、削除されてしまったものもあります)。しかし、その内容にはサイトの変更は反映されていないことがあり、セルフサポートを難しくする場合があります。
記事 OS マイクロソフト製品、サポート終了日の定義と見つからないサポート窓口問題の対応方法 2020/02/20 2020年1月14日、Windows 7がサポート終了を迎えました。前回はこの1年間にサポートが終了するマイクロソフトの主な製品について説明しましたが、サポート終了日とは明確にはいつまでなのでしょうか。実はグローバルでサポート期限を共通化している関係で、一部で誤解してしまうケースがあるのです。また、何かあった場合にサポートに関する窓口についても気にするべきポイントがあります。
記事 BPM・BPR 【231社に調査】DXが進まない理由、7割は「構想」「体制」に課題 2020/02/13 一般社団法人日本ビジネスプロセス・マネジメント協会(以下、日本BPM協会)は、2019年8月から9月にかけて「業務改革実態調査」を実施した。今回の調査の目的は、国内企業におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)と業務プロセス改革の実態を明らかにすることだ。同協会で理事を務める横川 省三氏は「第14回 BPMフォーラム 2019」で実態調査の結果を報告し、DXに対応する企業の動きと働き方改革への取り組み、業務改革やBPMへの取り組みを成功に導くための条件について解説した。
記事 クラウド AWS認定資格まとめ、どんな試験があり、どんな取得メリットがあるのか? 2020/02/03 今や企業システムで何らかのクラウドサービスを利用するのは当たり前の時代になりました。さまざまなクラウドベンダーがひしめくなか、業界のガリバーとされるのが「Amazon Web Services(AWS)」です。AWSが2006年にAmazon S3を開始してから14年、今では数多くのサービスを提供していますが、それを使いこなすには体系だった知識が欠かせません。その一助となるのがAWS認定資格です。ここではAWSに精通した専門家たちが同資格の全体像と取得メリット、初学者向けのAWS認定クラウドプラクティショナーについて紹介します。
記事 製造業IT 山本 宏 CTOが発表、“CPS企業”へ挑戦する東芝の現在地 2020/01/31 東芝グループは、2018年11月に公表した全社変革計画「東芝Nextプラン」の中で、東芝の技術戦略の核をCPS(Cyber-Physical Systems)と位置付けることを発表しました。そして、このCPSを実現するための共通フレームワークとして、「東芝IoTリファレンスアーキテクチャー(Toshiba IoT Reference Architecture)」を策定しました。2019年11月28日の技術戦略説明会において、東芝 コーポレートデジタイゼーション CTO 山本 宏が発表した取り組みの進捗(しんちょく)を、本稿では記します。
記事 クラウド DNAデータ・ストレージ、バイオハッキング、BCI──これから来る7つの破壊的技術 2020/01/28 デジタル・テクノロジーやデジタル・ビジネスがもたらす「ディスラプション(破壊的影響)」は今後も広がるとみられている。では具体的にどのようなディスラプションの萌芽が芽生えているのか。ガートナーのバイス プレジデント, アナリストのジェフリー・マン氏が「DNAデータ・ストレージ」「テクノロジーのバイオハッキング」「宇宙の民主化」「分散型クラウド」など、ディスラプションを及ぼす7つのテクノロジーについて解説する。
記事 IT投資・インフラ戦略 ロシア当局の強制捜査が入ったNGINX、創業者への尋問があったことを明かす 2020/01/27 オープンソースとして開発されている軽量なWebサーバ「NGINX」などの知的所有権をめぐって、NGINXのモスクワオフィスに当局者による強制捜査が2019年12月12日に入ったことが米ZDNetなどで報道されていました。
記事 BPM・BPR 東工大 飯島淳一教授が解説、「2025年の崖」を乗り越えるフレームワーク活用術 2020/01/27 2018年9月に経済産業省が公開したレポート「DX(デジタルトランスフォーメーション)レポート」の副題には、「ITシステム『2025年の崖』克服とDXの本格的な展開」と付けられている。「2025年の崖」を乗り越えるためには何をすべきなのか。東京工業大学 工学院経営工学系 教授の飯島 淳一氏が、「IT-CMF」「PMSO」「iCD」といったフレームワークを活用しながらDXへ備える方法を解説した。
記事 ITコスト削減 ITベンダーとの交渉、「IT調達」で重要な10のポイントをガートナーが解説 2020/01/24 企業でIT製品やサービスの調達を担うマネージャーには、ITベンダーとの交渉でコストを最適化させなければならないというミッションがある。交渉を進める上で必要な要素や情報の取り扱いと生かし方、具体的なコミュニケーションにはどのようなノウハウがあるのか。ガートナーのシニア ディレクター アナリスト、マリー・シエンコフスキー氏がIT調達における10のポイントを解説する。
記事 BPM・BPR RPA活用は序章 トヨタの地域販売戦略を支える業務基盤として「BPMS」活用へ 2020/01/22 ATビジネスは、2007年10月から愛知トヨタをはじめとするATグループ各社の間接業務受託を開始した。それに先駆けて2006年から外部コンサルティング会社の支援も仰ぎ、1年をかけて125の標準業務フローを作成。しかしこの標準業務フローへの移行がなかなか進まず、現場の実業務をベースに業務フローを見直そうとしたが標準化が進展しない状況にあった。そうした中で着目したのが、一従業員が個人的に使っていた“RPA的”なフリーソフトだった。ここから同社はRPAの開発を推し進め、さらにその先を見据え、業務プラットフォームの改革に着手する。
記事 製造業IT 製造業必見、4つの企業タイプで見る「DX指針」--IDC Japanが解説 2020/01/21 “DX(デジタルトランスフォーメーション)時代”の波は、日本の製造業にも押し寄せている。製造業のDXフレームワークを提唱するIDC Japanのリサーチマネージャーが、DXを導入する際の基本的な推進方法や目指すべき方向性について解説した。DXに未着手の企業やDX導入が途中で停滞している企業は、いかにしてその歩みを進め、ビジネスを成功に導くことができるか──。
記事 クラウド 会計管理製品シェア調査(中堅・中小企業向け)、freeeやマネフォは本当に“躍進”? 2020/01/16 昨今、中堅・中小企業においてもクラウド活用が増えているとよく言われるようになってきた。だが、ノークリサーチが中堅・中小企業を対象に調査した会計管理の導入社数シェアを見ると、freeeやマネーフォワードのようなクラウド専業ベンダーのASP/SaaS形態の業務システムは上位に含まれていない。本稿では、クラウド製品に関するニュースを読み解く上で必要な視点を明らかにしていく。
記事 クラウド 企業が「クラウドサービスの契約」で注意すべき5つの重要ポイント-ガートナー海老名氏 2020/01/15 あらゆるソフトウェアで、クラウドは避けられない選択肢となったが、クラウドサービス、中でもビジネスソフトウェアを契約する際に、オンプレミスと異なる点があまり理解されていない。クラウド契約に当たって事前に準備すべきことと、ITリーダーが確認するべき5つのポイントをガートナーのバイス プレジデント, アナリスト、海老名剛氏が解説する。
記事 OS 2020年サポート終了するマイクロソフト製品/サービスまとめ 2020/01/15 2020年1月14日に、Windows 7をはじめとするマイクロソフトの主要製品の旧バージョンの多くがサポート終了を迎えました。時差の関係で日本では、1月15日に配布された更新プログラムが最後のセキュリティ更新になります。そこで本記事では、この2020年内にサポートが終了する主な製品をまとめました。使用中の製品やサービスのサポート終了が迫っていないかどうか確認しておきましょう。
記事 グローバル化 オフショア開発は東南アジアから東欧へ?IT立国ベラルーシの秘めたポテンシャル 2020/01/10 日本企業のオフショア開発委託先といえば、これまで中国やインド、ベトナムなどのアジアが中心だった。しかし国として急激に成長する中で平均給与は上昇し、かつてほどは価格優位性を実感しにくくなっているのも事実だ。そこで注目したいのがヨーロッパ最後の独裁国家、東ヨーロッパに位置する内陸国、ベラルーシだ。ベラルーシは隠れたIT立国として「東欧のシリコンバレー」とも呼ばれ、欧米からは優秀なオフショア開発先として知られる。国による大胆なIT優遇策を受けてその技術力を高めるベラルーシの実態を本稿ではお伝えする。日本の読者が、ベラルーシに興味を持つきっかけになれば幸いだ。
記事 グローバル化 「東欧のシリコンバレー」、その正体 1人あたりソフトウェア輸出額は日本の7倍 2020/01/09 日本人にとってなじみのない国、ベラルーシ。ベラルーシといえば「旧ソ連の独裁国家」、「美男美女大国」と連想される方もいるかもしれない。あながち間違ったイメージではないが、そこにもう1つエッセンスを加えたい。それは「東欧のシリコンバレー」である。ベラルーシはその歴史的背景から理数系(STEM系)人材が多く、エストニアの次の隠れたIT大国として注目度が高まりつつある。だが現状、ベラルーシに関する日本語の情報は非常に乏しく、日本における認知度も低い。本稿でベラルーシのIT事情、東欧のシリコンバレーと呼ばれる理由について紹介していく。
記事 ERP・財務会計・人事給与 日立の中核企業が自社で試した「2025年の崖」の越え方とは 2020/01/09 日立ハイテクグループの中核企業である日立ハイテクノロジーズが、ERPの更新を機に全社を挙げてデジタル化に取り組んでいる。老舗の製造大手が「2025年の崖」にいち早く対応し、デジタルトランスフォーメーション(DX)に挑んでいる格好だ。その背景とプロセスについて、同社 デジタル推進本部 理事 本部長 酒井 卓哉 氏が語った。
記事 IT投資・インフラ戦略 課題先進国日本のスマートシティ動向、高松や阿蘇、川崎など4事例を紹介 2020/01/06 都市におけるさまざまな課題の解決を図るとともに快適で高い利便性を目指したスマートシティへの取り組みについて、NECが最新動向を説明した。高松や阿蘇、川崎、加古川など4つの事例から何が見えてくるのだろうか。
記事 IT市場調査 API管理ツール比較のポイントをガートナーが解説、グーグルやIBM、Muleらの評価は? 2019/12/27 サービスをつなぎ合わせたり、開発を効率化/迅速化させる「API(Application Programming Interface)」への注目が高まっている。こうしたAPIを管理する製品・ツールの選定のため、ガートナーが毎年、取りまとめているのが「Magic Quadrant for Full Life Cycle API Management(以下、マジック・クアドラント)」だ。これをみれば、グーグル(Apigee)やMuleSoft、IBMらがしのぎを削る現状が見て取れる。ガートナー シニア ディレクター,アナリストの飯島公彦氏がAPI管理とは何かを解説するとともに、マジック・クアドラントによる各製品の動向、強み、製品選定のポイントなどを指南した。