記事 BPM・BPR 年間300人分の作業量を削減、オリックスが10年以上「生産性向上」し続けられる訳 2021/01/28 近年、多くの企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)に注目し、業務プロセス改革への関心も高まっている。加えて、コロナ禍で在宅勤務やオンライン会議が広がり、業務プロセスの明確化や効率化がさらに求められつつある。オリックスグループのオリックス・ビジネスセンター沖縄は、地道なPDCAサイクルを10年以上継続し、自社だけでなくグループ全体の生産性向上を実現している。本稿では、同社が実践する業務プロセスを改善する数々の施策を詳解する。
記事 業務効率化 “畜産DX”、IPカメラとLINEで高品質な和牛が育つ?山形の食肉会社の取り組み 2021/01/25 山形県にある高橋畜産食肉では、より鮮度の良い肉を安全に消費者に届けるために、独自の一貫生産流通体制「T1システム」を導入したり、さまざまな安全性に関する認証規格を取得するなど、強いこだわりを持って和牛を育てている。そんな同社はいま「畜産×ICT」の力とT1システムのデータを基に、エビデンスに基づいたデータドリブンな食肉生産にも挑戦しようとしているという。同社 代表取締役 髙橋勝幸氏に話を聞いた。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 野中郁次郎教授が「オンライン会議は“40キロ以内”」と語る深いワケ 2021/01/18 新型コロナウイルスにより企業経営や、働き方に関する領域でも「デジタル」の傾向がますます強まっている。デジタルトランスフォーメーション(DX)の本当の意味とは何か、そしてリモートワークの「可能性」「弊害」について、一橋大学 名誉教授 野中 郁次郎教授と、人工知能研究者であり企業経営や一橋大学での講師も担う松田 雄馬氏が語った。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 野中郁次郎教授に聞く、コロナ禍で改めて見直される「人間中心の経営学」とは 2021/01/07 新型コロナウイルスによる感染症の大流行により、企業経営のあり方は根本から見直しを迫られている。先の見えない不確実性が高まる今、ビジネスパーソンが拠り所とすべき考え方とは何なのか。次々に生まれるデジタルテクノロジーは、どのように寄与できるのか。一橋大学 名誉教授 野中 郁次郎教授と、AI(人工知能)研究者であり企業経営や一橋大学での講師も担う松田 雄馬氏による二人の対談によって、これからの時代を模索する。
記事 リーダーシップ DXできる企業が持つ6つの組織カルチャーとは?ITR 内山悟志会長が詳解 2020/12/16 コロナ下において「デジタルトランスフォーメーション(DX)」を実現するためには、小手先ではなく、組織そのものが大きな変化を遂げなくてはならない。アイ・ティ・アール(ITR)会長の内山 悟志氏は、「デジタルを“手段”ではなく“前提”」として捉えることを強調し、組織カルチャーに求められる6つの要素、そして新しい組織カルチャーを手に入れるための3つの施策を紹介した。
記事 シンクライアント・仮想デスクトップ 仮想デスクトップ(VDI)比較選定のポイント、パーソル事例にみるワークスタイル変革 2020/12/10 働き方の多様化に伴い、さまざまなITソリューションが提供されてきた中で、仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI)は多くの企業が導入し、さまざまな形で利用されている。コロナ禍によって人々のワークスタイルはさらに大きく変化し、VDIもより注目されている。リモートワークを支えるITソリューションや実践事例とはどういうものなのか、VDIはじめ、DaaS(Desktop as a Service)などクライアント仮想化技術に詳しいIDC Japanのシニアマーケットアナリスト 渋谷寛氏とVDIやVPN導入などで全社的な働き方改革を支えてきたパーソルホールディングスのグループIT本部 本部長 内田明徳氏に話を聞いた。
記事 ブランド向上・マーケティング・PR 「おみそな~ら」からの脱却。創業102年のハナマルキが“社員YouTuber”を仕込むワケ 2020/12/09 「おみそな~ら」のTVCMで馴染み深いハナマルキ。創業100年を超えるみその老舗だが、2012年より新たな柱である塩こうじ事業を立ち上げた。塩こうじ事業立ち上げと同時に入社し、そのマーケティング施策を担ってきた取締役 マーケティング部長 兼 広報宣伝室長の平田伸行氏に、製造から販売促進、さらにはコロナ下での成長戦略にいたるまで仔細に聞いた。
記事 運輸業・郵便業 相次ぐ「終電繰り上げ」、「来春からじゃ遅くない?」とつっこむ人の勘違い 2020/12/02 新型コロナウイルスは、感染の第3波が襲来したとみていいだろう。その中で首都圏などの鉄道事業者が相次いで、2021年春から「終電繰り上げ」をすると発表している。コロナ禍での時短宣言ということもあり、感染対策が一番の理由だと思ってしまいがちだが、実はそれだけではない。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 ギグ・エコノミーとは何か?メリット・デメリット、関連サービスをまとめて整理 2020/11/30 「ギグ・エコノミー」という言葉を見聞きする機会が増えてきている。ギグ・エコノミーは、企業にとっては将来的な労働力不足解消のための手段として、労働者にとっては自由な働き方を実現するための手段として大きな注目を集めている。その一方で、ギグ・エコノミーの拡大に伴い、労働者側の格差拡大等の課題が表面化しつつあることもまた事実である。本記事では、ギグ・エコノミーに関する基本的な内容に加えて、日本におけるギグ・エコノミーの将来性について整理していく。
記事 人材育成・人材獲得 コロナ禍で企業内研修が変わる、最新LMSで「研修転移」を実現せよ 2020/11/30 新型コロナウイルス感染症の影響で、さまざまな企業活動が制限を余儀なくされた。2020年春には、入社式の中止や延期を発表する企業が続出した。また、新入社員研修では、在宅でのオンライン形式を導入する企業も増えている。影響の長期化が確実視される中、その場しのぎではない本質的な対応が求められている。本記事では最新のLMS(Learning Management System:学習管理システム)を生かした、企業内研修の新しいあり方を考察する。
記事 5G 住友商事CDOに聞くDXでの成長戦略、5Gやスマートシティ、ジョブ型雇用への取り組みとは 2020/11/26 DXの基盤となるグループ体制を築いてきた中期経営計画2020の最終年度、社会全体に大きなインパクトを与えたコロナ禍を経て、住友商事は「次」に何を見据えるのか。住友商事の代表取締役 副社長執行役員で、メディア・デジタル事業部門長と会社全体のCDOを兼任する南部智一氏に5Gやローカル5Gの活用、スマートシティへの取り組みなどについて話を聞いた。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 「職住融合」型へのリフォームはアリ? SUUMO副編集長に聞いてみた 2020/11/13 在宅勤務をきっかけに、自宅の環境を整える人が増えた。その流れを受け、リフォーム業界では「新しい生活様式」に最適な住宅へのリフォーム需要に期待を寄せている。国土交通省の補助金制度が設けられるなど機運が高まる一方で、「家は狭いし、お金はかけられない」のが現実だ。リクルート住まいカンパニー「SUUMO」副編集長の笠松 美香氏も、「リフォームで業者さんが入るとしても数日程度。在宅勤務で時間の余裕が生まれ、可能な範囲は自分でする傾向がある」と話す。「職住融合型住宅リフォーム」市場の現実と行く先を探る。
記事 ダイバーシティ 今、必要なのは助産師だ──With Midwife岸畑氏「寄り添うことで救える命がある」 2020/11/09 女性の社会進出に伴い、多様化するライフスタイルを支えるサービスや取り組みが増えている。だが残念なことに、救いの手が届かないことが多いのも現実だ。そうした中、「助産師」の仕事を通じて「寄り添うことで命を救いたい」という強い思いが、1人の助産師の心を突き動かした。「With Midwife」は、助産師を中心に構成され、助産師と生活者をつなぐプラットフォームを提供する企業だ。その挑戦を同社 代表取締役の岸畑 聖月氏が、現代社会が抱える課題とともに語った。
記事 シンクライアント・仮想デスクトップ VDIを基礎から解説、パーソルに聞くVDI・VPN活用によるワークスタイル変革 2020/11/09 リモートワークでよく活用されるIT製品として「仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI)」や「バーチャルプライベートネットワーク(VPN)」が挙げられる。企業はこうしたツールを活用してどのようにワークスタイル変革に取り組めばよいのか。業界動向に詳しいIDC Japan シニアマーケットアナリストの渋谷 寛 氏がVDIの基礎やマーケット動向を、実際に働き方改革を推進しているパーソルホールディングスのグループIT本部 本部長 内田 明徳 氏がVDIやVPNを活用した同社のワークスタイル変革への取り組みについて明かしてくれた。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 テレワーク定着後に着手すべきは?Afterコロナの「働き方改革」3つの主要テーマ 2020/11/09 コロナ禍によるテレワークの拡大は、企業の業務継続におけるテクノロジーの有効性を示す一方で、“従来型”の働き方を巡る課題を改めて浮き彫りにした。個々の企業は、コロナ禍に伴って講じた緊急措置の効果を検証するとともに、その教訓をもとに今後の「働き方改革」の方向性を見直すことが求められている。感染症と共存しながら事業を行うニューノーマルの時代に向けて、企業はいかなる働き方を目指すべきなのか。アイ・ティ・アールのシニア・アナリスト、舘野 真人氏が講演を行った。
記事 ペーパーレス化 Slack、アマゾンらが考える、バックオフィス部門の「良い苦労」と「悪い苦労」 2020/10/26 今、バックオフィスの業務は過渡期にある。コロナショックでデジタル化/ペーパーレス化が一気に進んだ企業もあれば、そうでない企業もある。国内でバックオフィスを支えるサービスを展開する、アマゾンジャパン、Sansan、Slack Japan、弁護士ドットコム、ラクスの4社が、“これからのバックオフィス部門のあり方”を議論した。
記事 人件費削減 毎日10万包の試供品を3名で回す。広島の化粧品メーカーが明かす、徹底した自動化術 2020/10/20 「グッドカンパニー大賞」(中小企業研究センター選出)を受賞した企業の知られざる創意工夫を聞く本連載。第2回目は、広島に本社を置きヘアケア製品/化粧品メーカーを製造・販売するヤマサキに伺った。同社は経済産業省の「IT経営百選」「IT経営力大賞」などにも選出されており、先進的なICT活用を評価されてきた企業でもある。生産管理システムもSFAもスクラッチで開発し、ITによる効率化に並々ならぬ意欲を注いでいる同社 代表取締役 山崎 宏忠氏にその取り組みを聞いた。
記事 人材育成・人材獲得 なぜ今、タレントマネジメントが必要なのか?「5年で2.4倍」成長市場の最新動向 2020/10/19 「タレントマネジメント」は、企業内の人材に関するタレント(能力)やスキルのデータを一括管理し、人材配置や育成などを通じてそのパフォーマンスの最大化を目指す管理手法だ。それを支援するITツール「タレントマネジメントシステム」は、市場規模が5年で約2.4倍、年平均で11%という成長が予測されている。業界の最新動向から、タレントマネジメントが今求められる理由が見えてきた。
記事 イノベーション NearMe(ニアミー)はどんな企業? 社長に聞く「通勤シャトル」の始まりとこれから 2020/10/06 いま、移動の概念が再構築されている。コロナ禍を契機に、物流は飲食店のテイクアウトやインターネットショッピングなどの需要が増え、人の移動は大幅に減少した。一方で、このご時世に対応した新しい移動サービスが成長を始めている。そのうちの1つ「通勤シャトル」を運営する企業、NearMe(二アミー)の代表取締役 髙原 幸一郎氏の見解とともに、新たなモビリティサービスの実態に迫る。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 ヤフー伊藤羊一×GO三浦崇宏:オンラインでも「伝わる」コミュニケーションの神髄 2020/10/04 新型コロナウイルスの影響で、オンラインでのコミュニケーションが日常となる中、あらためて人に伝えることの難しさを実感されている人は多いのではないだろうか。そこで45万部を突破した『1分で話せ』の著者で、ヤフーで次世代リーダーを育成している伊藤羊一氏と、『言語化力』の著者で、The Breakthrough Company GO 代表取締役 PR/クリエイティブディレクター 三浦崇宏氏が「オンラインでも伝わるコミュニケーション」をテーマに語り合った。司会はビジネス+IT編集長の松尾慎司が務めた。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 歴史の講師として今の世間の「のんきさ」に呆れています 2020/10/02 コロナを経て、世界はどう変わるのか? そんな中、ぼくらはどう生きていけばいいのか? 未来の「羅針盤」を探しに行くインタビュー連載。第2回は日本一生徒数の多い社会講師として知られる伊藤賀一さん。歴史の観点から「今後世界はどうなるのか」「ぼくらはどう生きていけばいいのか」についてお話しいただきました。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 今後起きる「シニア争奪戦」、企業側の勝負は「これから2~3年」だ 2020/10/01 これから企業はシニアの活用力と採用力を求められる時代になるだろう。2021年4月に施行される改正高年齢者雇用安定法の影響もあるが、単純に国と法律がシニアの雇用を求めるだけでなく、シニアの活用が若手の採用にも影響を及ぼす可能性があるからだ。その理由は何か? ここ数年で大きく変化しつつあるシニアの労働環境と、今後企業が考えるべきシニア活用・採用について解説していこう。
記事 新規顧客開拓 儲かるテスラの経営戦略とは?もはや営業マン”無し”でも稼げる?そのカラクリとは 2020/09/14 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、企業の対面販売や店舗での営業が困難な状況となった。そもそも対面の営業は必要なのだろうか──。従来の営業の在り方が問われる局面にある中、この先営業はどうあるべきなのだろうか。『営業はいらない』の著者である日本創生投資 代表取締役社長の三戸政和氏に、ニューノーマルにおける営業の在り方について聞いた。
記事 人材育成・人材獲得 コロナ後の人事トレンドを一挙解説、ジョブ型雇用は進むのか?採用や評価に変化は? 2020/09/10 新型コロナウイルスの感染拡大により起きた半強制的ともいえるリモートワークへの移行は、企業の働き方に大きな変化をもたらした。各社はそれぞれ新たな人事制度を模索し、企業の人材戦略は大きな変革期を迎えている。大手法人を中心に1100社以上の人事部を知るWorks Human Intelligenceが、顧客からのヒアリングや独自調査を通してわかった「ジョブ型雇用」やオンラインでの採用活動など、トレンドの変化を解説する。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 「ハンコ行列」から「テレビ会議を役職順に」、残念すぎるオフィス文化が残るワケ 2020/08/27 コロナ禍におけるテレワーク推進の動きは、多くの企業や組織、個々の従業員に対して働き方に関する考え方を大きく揺るがすきっかけとなった。従来型の組織の慣習や業務プロセス、企業文化に違和感を覚えた人も多いだろう。これまで多くの企業に染みついていた“残念”とも言える企業文化の悪しき点を踏まえつつ、これからのウィズコロナ時代に最適な働き方を実現するために必要な改善方法を探る。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 「オフィスはいらない」、生産性も高まる「幸せな」リモートワークを実現する方法 2020/08/26 コロナ禍をきっかけに普及しつつあるリモートワーク。社員の働きがい向上やコストダウンにつながるとして、さらなる推進を考える企業がある一方で、事態が落ち着いたら元に戻したいという意見も多く聞こえてくる。なぜこのような違いが生まれるのか? コロナ禍のはるか前にオフィスを撤廃し、全社員がリモートワークを実践しているソニックガーデン。代表取締役の倉貫義人氏が、社員が幸せになり、生産性も高まるリモートワークをどうすれば実現できるかについて語ってくれた。
記事 人材育成・人材獲得 『選択の科学』のポイントを解説、P&Gの売上を10%増やした“選択肢”とは 2020/08/24 現代はかつてない量の“選択肢”がある時代だ。あらゆるものがWebサイトやSNS上に陳列されていて、その無限の選択肢の中から、私たちは苦労しながら“選択”を重ねている。このような時代の消費者として、あるいは逆に自社の商品を選択させるマーケターとして、どのような心がけをすべきなのだろうか。「選択と、人生の幸福やビジネスの成功との因果関係」について著した名著『選択の科学』をマーケティング戦略コンサルタントの永井 孝尚氏が解説した。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 コロナ時代の学び、変わってしまった世界でいま「ブリコラージュ」が役に立つ 2020/08/14 今回のコロナショックを切っ掛けに、ビジネスパーソンは何を学ぶべきなのか。教育・研修やコンサルティングを中心に多数の業界で活動し、パラレルキャリアの先駆者でもある実践教育ジャーナリストの矢萩邦彦氏が、これからの時代をより善く「生きる力」について、“抽象力”という切り口で語った。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 尾原和啓氏:「15分だけ打ち合わせ」が当たり前に、これからの仕事で起きる大変革 2020/07/30 IT評論家で最新刊『あえて数字からおりる働き方』著者の尾原和啓さんのインタビュー第2回は、アフターコロナの個人のキャリアに話が及びます。『オーケストラ型』社会から『ジャズ型』社会へ変化しつつある現代。時代の転換点に生きる私たちは、いかにマインドを変えていけばよいのでしょうか。
記事 イノベーション 「ホログラムテレビ会議」開発企業を直撃、Web会議の進化系となりうるか? 2020/07/27 新型コロナウイルスの感染拡大により、テレワーク・在宅勤務は今年大きく進歩した。「テレビ会議」も一気に市民権を得た印象がある。テレビ会議の進化形とも言える、ホログラムの技術を応用した「ホログラムテレビ会議」をご存知だろうか。実はすでに5月からサービス提供を開始した企業がある。オフィスと在宅のリモートワーカーを常時接続し、よりリアルに近いコミュニケーションができる技術革新だ。それはオフィスのデスクワークの範囲を超えて、幅広い業種、幅広い職種に浸透していく可能性を秘めている。