記事 製造業界 Seizo Trend キーパーソンインタビュー Seizo Trend キーパーソンインタビュー 2023/06/01 日本の製造業が置かれる競争環境は厳しさを増す中、今後、どのような取り組みがあれば日本のものづくりはさらなる飛躍を遂げることができるでしょうか。生産性向上の必要性が語られる中で、デジタル化以前の課題を多く抱える日本企業は、何から取り組めば良いのでしょうか。モノづくりにゆかりのある有識者にインタビュー取材を実施しました。
記事 ロボティクス ついに公道走行解禁、配送ロボット本格活用に必要な「歩み寄り」とは何か ついに公道走行解禁、配送ロボット本格活用に必要な「歩み寄り」とは何か 2023/05/02 改正道路交通法が4月に施行され、ロボットの公道走行が可能になった。自動配送ロボットの社会実装が本格化したのは確かだが、大きさや速度域には制限があるなど課題はまだまだ多い。課題がある中でもロボットを活用するにはどうすれば良いだろうか。ロボット活用は屋内でも進むはずだが、もっと大胆にロボットが使われる時代を招き寄せるにはどうすればいいのだろうか。
記事 災害対策(DR)・事業継続(BCP) 物が届かなくなる原因は「2024年問題」だけでない? 物流で備えるべき“最悪の脅威” 物が届かなくなる原因は「2024年問題」だけでない? 物流で備えるべき“最悪の脅威” 2023/05/01 物流は重要な社会インフラであり、物流が機能しなければ経済は成り立ちません。最近では人手不足をはじめとした2024年問題などから、物が届かなくなる未来も指摘されています。しかし災害の多い日本においては、地震や大雨、新型コロナのような感染症など、物流機能を止める脅威が多く存在しています。こうした有事の際でも、医薬品や食料など必要物資を届けなくてはなりません。そこで今回は、物流面のBCP策定に重要なポイントなどについて解説します。
記事 製造業界 「口だけDX」から卒業、「製造業DX」を成果につなげるデータ活用術 「口だけDX」から卒業、「製造業DX」を成果につなげるデータ活用術 2023/04/27 「DX(デジタルトランスフォーメーション)」の掛け声が高まる中、「製造業こそDXの効果がダイレクトに反映される業種」という認識が広まり、「製造業DX」を推進する動きが目立っている。しかし、システムやツールを導入しても、業務改善には至っていないケースが多いのが実情だ。製造業DXにおけるデータの効果的な活用で成功している製造業の成功事例を交えて解説する。
記事 国際法・国際標準化 【現地取材】ハノーバーメッセ2023、テーマ「変化をもたらす」で重視された7分野とは 【現地取材】ハノーバーメッセ2023、テーマ「変化をもたらす」で重視された7分野とは 2023/04/25 インダストリー4.0による産業革命を推進するドイツで毎年開催されている産業見本市「Hannover Messe 2023(ハノーバーメッセ2023)」が、2023年4月17日~21日にドイツのハノーバー国際見本市会場にて行われました。ドイツのインダストリー4.0のコンセプトは2011年のハノーバーメッセで発表されており、近年はデジタル製造技術の進捗確認の場として注目されるようになっています。ここではドイツ現地を訪れた筆者がハノーバーメッセ2023について複数回にわたって詳細なレポートを提供していきます。今回はイベントの概要と注目トピックス、データ連携基盤・データエコシステム強化の動きなどを紹介します。
記事 製造業界 TSMCが世界1位になれた理由、開花するまでの「30年にわたる孤独な戦い」の全貌 TSMCが世界1位になれた理由、開花するまでの「30年にわたる孤独な戦い」の全貌 2023/04/21 2 米中対立の激化によって、半導体製造技術がビジネス面ではもちろんのこと、国家安全保障の分野においても重要な武器となりつつある。世界のトップを行くのは台湾TSMC(台湾積体電路製造)であり、残念なことに日本勢は手も足も出ない状況である。政府は国策によって半導体産業を復活させようとしているが、TSMCがなぜここまでの企業に成長したのかという本質を理解しなければ、実現は難しいだろう。
記事 製造業界 半導体「世界大戦」にどこが勝つ? 次の大国は「インドで決まり」の納得理由 半導体「世界大戦」にどこが勝つ? 次の大国は「インドで決まり」の納得理由 2023/04/19 デジタル社会や産業全体を支える重要基盤「半導体」。今や、各国の経済安全保障の要である。しかし、新型コロナの流行で引き起こされた世界的なサプライチェーンの大混乱や、緊張が高まる地政学的な要因から半導体不足が顕著になった。そのため、米国やEU、日本、中国などが軒並み、自国・地域内における先端半導体の自給体制構築に巨額を投じ始めている。しかし意外と知られていないのが、インドも壮大な半導体製造計画を持っていることだ。IT業界に数々の優秀な人材を送り出すインドが、半導体大国に生まれ変わろうとしている。
記事 製造業界 起死回生にもほどがある「マツダのDX」、開発部わずか30人で“V字回復”の秘密 起死回生にもほどがある「マツダのDX」、開発部わずか30人で“V字回復”の秘密 2023/04/10 自動車業界は「100年に一度の大変革期にある」といわれるほど環境の変化にさらされている。各社が将来への投資を進める中で、2000年代のマツダは経営に課題を抱え、先行領域の技術開発リソースも不足していた。そうした状況下、次世代技術「スカイアクティブテクノロジー」を発表し、V字回復を成し遂げた背景には、どのような戦略と試練があったのか。モデルベース開発(MBD)を起点としたDXの導入・実践を主導してきた、シニアフェロー イノベーションの人見光夫氏が明かす。
記事 製造業界 自動運転実現にEVは不可欠? 両者が「相性バツグン」の知られざる理由 自動運転実現にEVは不可欠? 両者が「相性バツグン」の知られざる理由 2023/04/07 世界の自動車メーカーは、交通事故による死傷者、重篤な傷害者をゼロにしようと志し、自動運転の実現へ向け開発を続けている。この自動運転、実現においては、電気自動車(EV)と相性がよいとされる。一体その理由は何なのか。今回は自動運転とEVの関係を解き明かす。
記事 製造業界 日本経済がドイツ・韓国に完敗した理由、分岐点となる「90年代」に何を間違えた? 日本経済がドイツ・韓国に完敗した理由、分岐点となる「90年代」に何を間違えた? 2023/04/07 2 (有)wp 総務 和日一児 経済における競争力とは価格競争力である以上、現地での販売価格に大きく影響する為替が重要な意味を持つことは不動の真理である。良いもの、他には真似できない製品であっても価格競争力がなければ売れることはない。 また、ドイツにはこれまでも勝っていなかったのだから追い抜かれたと思うことが的外れなのはその通りとして、韓国に追い抜かれるという方には少なくともここ数年十数年において現実妥当性が無い。たとえば、韓国の平均賃金が日本を抜くということがセンセーショナルに言われることがあるが、これは韓国の長時間労働の結果であって、賃金率、わかりやすく言えば時間当たり賃金にはまだまだ差があることを忘れている。これは見方を変えれば、時間当たりの労働生産性が韓国はまだ日本よりかなり低いということでもある。しかも、その韓国の長時間労働に対して韓国政府は削減に向かって動いている。そして、さらに現在の韓国は高齢化がまだ本格化していない一方で少子化が進んだ結果、従属人口指数が非常に低いが、今後一気に高まることが不可避である。これらを考慮すれば、韓国に追い抜かれることはいずれあるにしてもそうすぐ起きるものではない。ドイツが上、というものとは全然並列できないものである。
記事 ロボティクス 大規模言語モデルでロボットはどう進化するのか、いい意味で「予測不可能」な未来とは 大規模言語モデルでロボットはどう進化するのか、いい意味で「予測不可能」な未来とは 2023/04/04 1 ChatGPT、GPT-4が革新をもたらしつつある。史上最速で利用者数1億人を突破し成長し続けるアプリケーションとなり、日々、新たな活用方法が発見され、ビジネス化されている。今や世界中の人たちが「大規模言語モデル(LLM)」、あるいは「基盤モデル」のパワーを知ることになった。ロボットによって収集されるさまざまな種類のセンサーデータの活用や、逆にロボット自体を制御することにも、それらの力は使える。日々新たなことが起きている世界だが、現段階での動きを見てみよう。
記事 新製品開発 IHI 小宮義則CDOに聞く「超縦割り組織」のDX、進め方の極意とは IHI 小宮義則CDOに聞く「超縦割り組織」のDX、進め方の極意とは 2023/04/04 歴史ある大手製造企業として、日本の三大重工業の一角を担うIHI。多種多様な製品ジャンルごとに事業部門が分かれ、それぞれで異なる業務プロセスとカルチャーを持つ同社は現在、事業の垣根を超えた全社規模のDXに取り組んでいる。その方針や具体的な内容、さらには同社ならではの困難や苦労、「超縦割り組織」でDXを浸透させる方法について、全社CDOを務める小宮義則氏に赤裸々に語ってもらった。
記事 製造業界 「Manufacturing-X」とは何か? いま製造業で起きている“見落としてはいけない”最新動向 「Manufacturing-X」とは何か? いま製造業で起きている“見落としてはいけない”最新動向 2023/03/31 2 近年、欧州を中心に、企業・業界間の垣根を超えて、各企業が事業を通じて蓄積したデータを共有し、新たな価値の創出を目指そうとする取り組みが急速に進んでいる。また、そうした取り組みを推進する存在として、 「IDSA」や「GAIA-X」、「Catena-X」などが注目を集めている。このように、データ共有の在り方を模索する流れがある中で、現在、製造業固有のデータ共有の在り方を整備しようとする「Manufacturing-X」と呼ばれるデータ共有基盤構築に向けた構想が立ち上がってる。今回は、Manufacturing-Xとは何かをやさしく解説する。
記事 その他 IHIに聞く「高難度DX」の進め方、デジタル変革を阻む「3つの壁」の正体とは? IHIに聞く「高難度DX」の進め方、デジタル変革を阻む「3つの壁」の正体とは? 2023/03/30 2022年6月に、経済産業省と東京証券取引所が選定する「DX銘柄」の1社に選ばれたIHI。同社のように規模が大きくかつ歴史の古い企業ほど、DXのような大変革を伴う施策を成し遂げるのは難しいと言われる。伝統的に、自分たちが作るモノの「手触り」を大切にする伝統的な日本企業であればなおさらだ。そんな中、同社はこれまでどのような困難に直面し、それをどのように乗り越えてきたのか。2017年に経済産業省から同社に転身し、現在CDO(最高デジタル責任者)としてDXの取り組みを率いるの1人といえば、IHI 常務執行役員 高度情報マネジメント統括本部長 小宮義則氏に話を聞いた。
記事 製造業界 トヨタも被害に…OTセキュリティはなぜ進まない? 実は「安全管理」が超重要なワケ トヨタも被害に…OTセキュリティはなぜ進まない? 実は「安全管理」が超重要なワケ 2023/03/28 工場やプラント、ビルなどの制御機器を制御・運用する技術「OT(Operational Technology)」。近年、この領域を狙ったサイバー攻撃が数多く報告され、トヨタ自動車でさえも関連企業が被害に遭って大きな影響を受けた。このため、サイバー攻撃からOTを守る「OTセキュリティ」が重視され始めているが、ほとんどの企業は有効な対策を確立できていない。そこで、OTセキュリティの第一人者であるビジネスアジリティ 代表取締役社長の福田 敏博氏に、その現状と課題、対策を聞いた。
記事 クラウドストレージ・ファイル共有・ファイル転送 実は「ファイル」が元凶か? 生産性の低さやランサムウェア対策の“意外な解決法” 実は「ファイル」が元凶か? 生産性の低さやランサムウェア対策の“意外な解決法” 2023/03/27 コロナ禍をきっかけとして、企業のデジタル化が一気に進んだ。製造業も例外ではないが、必ずしもすべての企業が生産性を劇的に向上できたわけではない。うまくいった企業とそうでない企業を分けたのは何だろうか? 実は仕事で最も身近な「ファイル」をいかに保存・共有するかも、成否を分かつ大きな原因が潜んでいる。
記事 物流管理・在庫管理・SCM “モノが届かない”恐ろしすぎる未来…SCMで考えるべきは超有効な「2つの備え」 “モノが届かない”恐ろしすぎる未来…SCMで考えるべきは超有効な「2つの備え」 2023/03/24 物流の2024年問題が目前に迫る中、「モノを届けられなくなる」という恐ろしい事態が起きようとしています。これを現実として起こさないためには、物流系の企業だけでなく、物流を利用するあらゆる企業がこの問題について直視しなければなりません。そこで有効策として期待されているのが「フィジカルインターネット」です。実現に向けて政府や大手企業などがすでに動き始めていますが、どの企業もフィジカルインターネットが実現する未来に備える必要があります。では、具体的にどのような備えが必要なのでしょうか。
記事 製造業界 「さすが」のトヨタとソニー、 社長交代にみる“昭和型企業”の生き残り戦略とは 「さすが」のトヨタとソニー、 社長交代にみる“昭和型企業”の生き残り戦略とは 2023/03/17 ソニーグループ(以下ソニー)、トヨタ自動車(以下トヨタ)という日本を代表する二社で、時期を同じくして社長交代の発表がありました。ともに業績が順調な中でのトップ交代であり、一見すると既定路線に沿った人事にも思えますが、両社が時を同じくしてトップ人事を断行したのは決して偶然ではないと考えています。今回は、トップ人事からうかがわれる両社に共通した思惑をくみ取りつつ、急激に曲がり角を迎えている昭和企業のあり方を探ります。
記事 製造業界 『DX白書2023』の要点まとめ、調査でわかった日米の「圧倒的な差」とは 『DX白書2023』の要点まとめ、調査でわかった日米の「圧倒的な差」とは 2023/03/15 情報処理推進機構(IPA)は、企業のDX推進を目的に、日本および米国の企業のDXに関する企業戦略、人材、技術について調査・分析した結果を「IPA DX白書2021」として2021年10月に発行しました。2023年2月には、それに続く第2弾として「IPA DX白書2023」が公開されました。本白書では2022年度の国内のDX事例の分析に基づくDX取り組み状況の概観、日米企業のアンケート調査結果の経年変化や最新動向、DX推進への課題や求められる取り組みの方向性などについて解説しています。今回は、この「IPA DX白書2023」から読み取れる日米のDXの違いや、今後企業が取るべき対応について考察します。
記事 ロボティクス 家庭用棚搬送ロボ「カチャカ」や共通規格「Matter」に見るスマートホーム未来像 家庭用棚搬送ロボ「カチャカ」や共通規格「Matter」に見るスマートホーム未来像 2023/03/09 ロボットやAI、IoT機器が活用される未来の家庭、暮らしはどんなものになるのだろうか。どんな悩みを解決し、どんな利便性を提供してくれるのだろうか。そこまでの道筋はどうなるのか。今回は、Preferred Roboticsが発表した家庭用の棚搬送ロボット「カチャカ」と、注目が集まるスマートホーム向けIoT機器の相互接続用共通規格「Matter」から未来の暮らしに思いをはせたい。
記事 セキュリティ デジタル化・IoT化で工場が直面する3つの課題、“映像”が解決の切り札となる理由 デジタル化・IoT化で工場が直面する3つの課題、“映像”が解決の切り札となる理由 2023/03/08 製造業におけるデジタル化、DXの進展によって、工場内にもさまざまなセンサーやIoT機器が設置され、そこから収集されたデータを活用した効率化や生産性向上が大きいテーマとなっている。もちろん、安全管理や火災予防が重要であることも従来から変わっていない。むしろ、工場のデジタル化でその重要性は高まっている。こうした課題に対し、ユニークな解決策を解説する。
記事 業種・規模別 ライオンのゼロトラスト戦略、なぜSASEを導入した? 見出したメリットとは? ライオンのゼロトラスト戦略、なぜSASEを導入した? 見出したメリットとは? 2023/03/06 ライオンのゼロトラスト戦略、なぜSASEを導入した? 見出したメリットとは? セキュリティ強化の一環として近年、注目を集めている「ゼロトラストセキュリティ(ゼロトラスト)」。ゼロトラストの実現に向け、企業はどのような取り組みから進めていくべきなのだろうか。今回は、ゼロトラストに向けた取り組みとして、SASEを採用したライオンに、SASE採用のメリットなどを聞く。
記事 新製品開発 AI活用で歩く速さ2.5倍の「ムーンウォーカーズ」、米国生まれ“夢の靴”の正体を探る AI活用で歩く速さ2.5倍の「ムーンウォーカーズ」、米国生まれ“夢の靴”の正体を探る 2023/03/01 もっと速く、もっと楽に目的地にたどり着きたい──そうした思いから人は自転車、自動車、飛行機などの乗り物を発明してきた。しかし最近、米国のあるスタートアップ企業が、どんなスニーカーでも歩行スピードが最大250%早くなるという、夢のような装置「Moonwalkers(ムーンウォーカーズ)」を開発した。米国ですでに予約販売が開始されており、新たな移動手段として大きな話題を呼んでいる。一体どんな装置なのだろうか。仕組みや考えられる用途など、その進化の可能性を探る。
記事 製造業界 王道から外れても問題なし?スズキ「超独自路線」が莫大な利益を生むかもしれない理由 王道から外れても問題なし?スズキ「超独自路線」が莫大な利益を生むかもしれない理由 2023/02/22 3 2023年1月下旬、スズキが「2030年度に向けた成長戦略」を発表しました。奇しくも、まったく同じタイミングでトヨタの社長交代が発表されたことで、スズキの発表への注目度は小さくなってしまいましたが、その内容は驚くべきものでした。なんと、同社は2030年の売上目標として7兆円を掲げたのです(2021年度売上3.5兆円)。かなり強気に見える売上目標ですが、同社の経営状況を見ると、まったく無謀ではないことが分かります。今回は、スズキが発表した成長戦略とともに、スズキの知られざる実力を解説します。
記事 製造業界 もうすぐ実用化?空飛ぶクルマの事例7選:大阪府・三重県・延岡市・JAL・ANA もうすぐ実用化?空飛ぶクルマの事例7選:大阪府・三重県・延岡市・JAL・ANA 2023/02/21 先行する欧米に続き、日本でも具体的な活用が検討されてはじめた 空飛ぶクルマ。実用化が進む中で新たな市場が形成されつつある。こうした条件を踏まえ、いま空飛ぶクルマビジネスに関わる企業たちが急速に製品・サービス構築に向け動き始めている。本記事では、空飛ぶクルマにおける主要プレイヤー、注目の事例をまとめて解説する。
記事 製造業界 テスラEVシェア65%…実は人気の秘訣が「充電設備」と言える“最大の強み2点”とは テスラEVシェア65%…実は人気の秘訣が「充電設備」と言える“最大の強み2点”とは 2023/02/21 2022年における米EV市場で65%のシェアと圧倒的な地位を築いたテスラ。昨今は打倒テスラを掲げて参入するライバルの安価なEVに押されているものの、依然としてテスラ車は大きな人気と高い評価を誇っている。そんなテスラ車だが、他社の追随を許さない大きな要因となっているのが実は充電規格「スーパーチャージャー」と戦略的な充電ネットワークだ。では具体的に、テスラの充電設備は他社メーカーと何が違うのか。欠点や懸念点はないのか。市場シェアの維持に重要な役割を果たす、テスラの充電戦略に迫る。
記事 製造業界 【4月から】自動運転「レベル4=無人運転」解禁で何が変わる? 主戦場は「地方」のワケ 【4月から】自動運転「レベル4=無人運転」解禁で何が変わる? 主戦場は「地方」のワケ 2023/02/20 2023年4月1日に改正道路交通法が施行される。これにより自動運転「レベル4」の公道走行が解禁され、限定された領域であれば、すべての運転をシステムに委ねることができ、無人運転も可能になる。モビリティシーンにおいては大きな変化と言えるが、実際は何がどのように変わるのだろうか。すでに自動運転に取り組む事例をもとに、今後の展開を予測してみよう。
記事 製造業界 空飛ぶクルマとは何か?「ヘリコプターとの違い」「機体の種類」をわかりやすく解説 空飛ぶクルマとは何か?「ヘリコプターとの違い」「機体の種類」をわかりやすく解説 2023/02/17 1 次世代のモビリティとして期待されている「空飛ぶクルマ」は、2025年に控える大阪万博での定期運航が発表されているなど、いよいよ実用化に向け動きはじめている。そもそも空飛ぶクルマとは、どのような機体のことを指すのだろうか。見た目がそっくりなヘリコプターとは何が違うのか。さらには、いつ実用化されるのか。本記事では、空飛ぶクルマの特徴を解説しつつ、日本・米国・欧州の空飛ぶクルマに関わる最新動向を紹介したい。
記事 流通・小売業界 「稼げる物流センター」の秘密、普通と何が違うのか? 確認すべきは「ポイント3つ」 「稼げる物流センター」の秘密、普通と何が違うのか? 確認すべきは「ポイント3つ」 2023/02/13 商品を安定供給するために重要な役割を担う物流。中でも物流センターは、商品を保管するだけでなく、流通加工やピッキング、検品、包装・梱包など多くの業務が行われています。このため、物流事業の売上アップには、業務効率化の改善や人手確保などがなされ、安定的かつ素早く商品を供給できる「稼げる物流センター」の構築が必須となります。今回は「稼げる物流センター」には何が必要なのか、その秘密について解説します。
記事 製造業界 ソニーとホンダの「AFEELA」実現に暗雲? EV技術開発での「ある変化」とは ソニーとホンダの「AFEELA」実現に暗雲? EV技術開発での「ある変化」とは 2023/02/10 先日、トヨタ自動車の豊田章男氏が社長を退任するというニュースでも世間の注目を集めた自動車業界。その自動車業界での注目技術といえば、やはり電気自動車(EV)でしょう。先月ラスベガスで開催された米テクノロジー見本市CESでは、ソニー・ホンダの試作車など近未来を感じさせるEV関連の出展が多くの来場者の関心を引いたといいます。一方で、自動運転を巡る技術面での潮流の変化など、次世代自動車開発の世界には混沌としたムードが漂い始めているようにも見受けられます。今回は、まだまだどう転ぶか予断を許さない、EV開発を巡る注目ポイントを整理します。