記事 システム開発総論 「脱COBOL」だけが正解じゃない? 先入観を捨てると見えてくる“新たな選択肢”とは 「脱COBOL」だけが正解じゃない? 先入観を捨てると見えてくる“新たな選択肢”とは 2023/03/09 60年以上もの長い歴史をもつCOBOLは、現在も銀行のATMや飛行機の管制など、緻密な計算や大量データを処理する夜間バッチのような、正確性、可用性を求められるシステムで活躍している。しかし、「運用・保守費用の高止まり」や「IT戦略で求められるクラウドやコンテナなどの新しい技術の適用性への不安」から、Javaなどの言語によるシステム再構築を実施した結果、「現行システムを再現できなかった」という結果に終わるプロジェクトは少なくない。システム再構築も移行もできず現状のままでは、変化の激しい時代を乗り越えることは難しい。それでは、社内の既存COBOL資産とどう向き合えば良いのだろうか。
記事 IT運用管理全般 プロパティデータバンク「UX大改善」の軌跡、DB安定の「キモ」は何か? プロパティデータバンク「UX大改善」の軌跡、DB安定の「キモ」は何か? 2023/03/06 プロパティデータバンクは、2000年10月に清水建設の社内ベンチャーとして発足した不動産テック企業である。「知識の集約により顧客の業務に革命を・顧客の資産に価値向上を」を経営ビジョンに掲げ、不動産業界を中心に不動産・施設等の総合資産管理システム「@プロパティ」をクラウドサービスとして提供している。サービス提供用に構築されたシステムには、Oracleがデータベースとして稼働しており、監視ツールを使ったシステム監視業務は従来から行っていたものの、パフォーマンス改善やトラブル対応に必要な原因調査や分析に時間がかかるという課題を抱えていた。そんな中、監視業務の中で利用しているデータベース監視ツールが販売とサポートの終了が発表され、複数社のデータベース監視ツールを比較検討することを決め、リプレイスに向けて動き出すことになった。
記事 システム開発総論 中島聡氏が断言、「イノベーションは、コードから生まれる」と言えるワケ 中島聡氏が断言、「イノベーションは、コードから生まれる」と言えるワケ 2023/02/12 日本のデジタル競争力が米国に大きく水をあけられているのはビジネス+ITの読者ならよく知った事実だろう。この原因について、Windows 95の開発にも携わった天才プログラマー、中島 聡氏は「ソフトウェアエンジニア自身がコードを書くかどうか。このことが米国と日本のIT産業の明暗を分けた」と語る。中島氏がITゼネコンとも言われるいびつな構造の問題点と、自身の経験に裏打ちされた、ソフトウェア開発によるイノベーションの実現方法について解説した。
記事 システム開発総論 クレディセゾンの「脱・ベンダー完全依存」、システム内製化のコツとは? クレディセゾンの「脱・ベンダー完全依存」、システム内製化のコツとは? 2023/02/02 企業のDXが避けられない中、その推進を外部ベンダーに依存している企業は少なくない。大手クレディセゾンでも、以前は外部ベンダーに完全依存し、費用はかさみ3年で終わる更改予定が10年以上かかっていたという。そんな状況を打破すべく、2019年から社内改革を実施し、システムの内製化と60%以上ものコスト削減を実現した。また、現在はデジタル人材の採用・育成プログラムの推進などの先進的な取り組みも行う。これらの改革を成功させるコツを同社の取締役 専務執行役員 CTO兼CIO 小野 和俊 氏に聞いた。
記事 IT運用管理全般 iPaaSとは何か、RPAやIaaS、PaaSとの違い、13製品比較ポイントをわかりやすく解説 iPaaSとは何か、RPAやIaaS、PaaSとの違い、13製品比較ポイントをわかりやすく解説 2023/01/11 複数のクラウドサービスを利用するのが当たり前になり、既存のオンプレシステムもある中で、各システムの管理の複雑化やデータ連携の不便さといった問題が山積しています。そこで注目を浴びているのが、企業の各種システム/データを統合的に連携できるiPaaS(integration Platform as a Service)です。今回はアイ・ティ・アール(ITR)のシニア・アナリストである水野 慎也氏監修の下、iPaaSの基本知識やPaaS・SaaSなどとの違い、求められる背景を解説します。併せて、セールスフォースやセゾン情報システムズ、インフォマティカといった代表的なベンダー・ツールと製品選定のポイントについても紹介します。
記事 セキュリティ開発・DevSecOps SOCでの「DevSecOps」実現に何が必要? ガートナーが求める「一致団結」の重要性 SOCでの「DevSecOps」実現に何が必要? ガートナーが求める「一致団結」の重要性 2022/12/20 セキュリティ・リスク対応に向け、企業による設置が相次ぐSOC(セキュリティ・オペレーション・センター)。クラウド活用によりシステムの複雑性が増し、リスク検出の難度が増す中、開発チームまで取り込んだSOCにおける「DevSecOps」の推進が強く求められるようになっている。DevSecOpsとは、開発(Development)と運用(Operations)が密に連携することでリリース頻度を高め、開発スピードを向上させる「DevOps」に、セキュリティ(Security)を担保して融合させる開発スタイルのこと。では、DevSecOps実現のためにSOCには何が求められるのか。ガートナー ディレクター,アナリストのアンドリュー・デイヴィス氏が、DevSecOpsの基礎と“今日的”なSOCの実現の道筋を指し示す。
記事 RPA・ローコード・ノーコード 時価総額1兆円越え企業が続出、ノーコードツールの凄さと活用事例3選 時価総額1兆円越え企業が続出、ノーコードツールの凄さと活用事例3選 2022/12/01 エンジニア不足が深刻化し、思うようにDX(デジタルトランスフォーメーション)が進まない企業が多い。その解決策として、非エンジニアでもアプリ開発を行える手法「ノーコード」が注目されている。実際ノーコードツールは爆増中で、時価総額1兆円越えの企業が続出しているほどだ。では、自社にあったノーコードツールはどうやって選べば良いだろうか? 各ツールの活用事例を交えながら、NoCoders Japan協会 代表理事の高橋 翔氏が解説する。
記事 その他 ローコード/ノーコード開発「得意・不得意領域」を解説、メリットを最大化する活用法 ローコード/ノーコード開発「得意・不得意領域」を解説、メリットを最大化する活用法 2022/11/17 DXを推進する企業の多くは、「慢性的なIT人材不足」の課題に直面している。これらを解決すべく、特別なスキルがなくてもプログラミングができるローコード/ノーコードの活用などが進んでいるが、うまく成果に結びつけられている企業は多くない。それは、ローコード/ノーコードの活用には、得意・不得意領域があり、その見極めができていないことが原因にあるようだ。
記事 システム開発総論 【事例】「IoT開発」のコツはAWSにあり、爆速で“ドローン管理”を実現できたワケ 【事例】「IoT開発」のコツはAWSにあり、爆速で“ドローン管理”を実現できたワケ 2022/09/08 モノのインターネット(IoT)に関する需要は増加の一途をたどっている。その一方で、「IoT対応」できる技術者が足りていないのが現状だ。IoTサービスを少ないリソースでも効率よく開発するために有効な手法やITインフラとは何だろうか。
記事 クラウド AWSを猛追するAzure、マイクロソフトから見た活用が「うまい企業」「下手な企業」 AWSを猛追するAzure、マイクロソフトから見た活用が「うまい企業」「下手な企業」 2022/08/29 多くの企業がDXに取り組む今、柔軟性のあるIT基盤を構築しようとクラウドシフトが相次いでいる。急速に拡大するクラウド市場において、近年シェアトップのAWS(Amazon Web Services)を猛追しているのがMicrosoft Azure(Azure)だ。なぜAzureが選ばれるのか? 日本マイクロソフトの田中 啓之氏に、Azure躍進の秘訣や、クラウドサービスを効果的に活用するヒントなどを聞いた。
記事 システム開発総論 DevOpsを成功に導く方法、採用と拡張の3つの「最重要課題」とは--ガートナーが指南 DevOpsを成功に導く方法、採用と拡張の3つの「最重要課題」とは--ガートナーが指南 2022/08/18 企業のシステム開発で「DevOps」が広く導入されつつあるが、うまくいっている企業とそうでない企業があるのではないだろうか。DevOpsが本来持つ意味や、その導入に必要なことが理解されないまま形だけ取り入れても、失敗に終わりかねない。この記事では、ガートナーのバイスプレジデント,アナリスト、ビル・ホルツ(Bill Holz)氏が、DevOpsとはそもそも何なのか、アジャイル開発成功の鍵、DevOpsプラクティスをソフトウェア開発ライフサイクル組み込む方法について解説する。
記事 システム開発総論 1周目は失敗、「DX2周目」で先頭集団に立つには? 元政府CIO補佐官 市谷聡啓氏が解説 1周目は失敗、「DX2周目」で先頭集団に立つには? 元政府CIO補佐官 市谷聡啓氏が解説 2022/08/05 経済産業省が2020年12月に出した『DXレポート2』では「95%の企業がDXにまったく取り組んでいない」と報告された。あれから約1年半が経過し、状況はどう変わったのか。書籍『デジタルトランスフォーメーション・ジャーニー』を上梓し、金融、製造、小売、製薬、重工業などさまざまな業種・業界のDXを支援してきた市谷 聡啓氏は、「日本のDXの『1周目』は失敗でした」と語る。その真意と、DX2周目の走り方について聞いた。
記事 システム開発総論 開発工数が増えまくり? データ連携にてこずる企業は「DXが下手」と言えるワケ 開発工数が増えまくり? データ連携にてこずる企業は「DXが下手」と言えるワケ 2022/08/05 近年、多くの企業がさまざまなアプリケーションを開発しDXを推進しようとしている。しかし、それら開発はUI/UXやビジネスロジックの領域ばかり注力される傾向があり、各アプリケーションで使用するデータを連携するための開発はあまり効率化できていない状況がある。ここでは、データ連携開発を高速化するために不可欠なポイントについて解説する。
記事 システム開発ツール・開発言語 CodeSignalとは何か? コーディングスキルで見えてきた「本当の」大学ランキング CodeSignalとは何か? コーディングスキルで見えてきた「本当の」大学ランキング 2022/08/02 HackerRankなど、世の中にはプログラミングスキルを測るテストが複数存在する。その中でCodeSignalは、メタやウーバーなどのテック大手企業の多くが導入するスタンダード的な存在となり、特に新卒エンジニアの採用で利用されている。そのCodeSignalが発表したプログラミングスキル大学ランキングに注目が集まっている。スタンフォード大学など、コンピューター・サイエンスで有名な大学がトップ10に入っていなかったためだ。どのような大学が上位にランクインしたのかを伝えつつ、その理由も探ってみたい。
記事 システム開発総論 トラブル急増中、アジャイル開発の契約で「大失敗」を防ぐ5つのポイント トラブル急増中、アジャイル開発の契約で「大失敗」を防ぐ5つのポイント 2022/07/21 アジャイル開発の導入が広がる中、外部委託先との契約に悩む企業も増え続けている。誤った契約を結べば後々、思わぬしっぺ返しをくらいかねない。とはいえ、アジャイル開発の経験が乏しい状況にあっては、何に注意すべきかも分からず、苦い経験をする企業も後を絶たない。ガートナージャパン シニア ディレクター アナリストの土屋隆一氏が、アジャイル開発の契約における5つの懸案事項を取り上げ、解決の方向性を提示する。
記事 システム開発総論 アジャイルは「先の見えないビジネス環境」への処方箋、自社に浸透させるには? アジャイルは「先の見えないビジネス環境」への処方箋、自社に浸透させるには? 2022/07/19 IT業界、特にソフトウェア開発の世界でいまやメジャーな手法となった「アジャイル」。このコンセプトは、迅速かつ柔軟なプロジェクトの遂行と高いアウトプットを得る上で、ソフトウェア開発にとどまらず、多くの業務でメリットをもたらす。だがアジャイルに対する取り組みの度合いは企業によってさまざまであり、必ずしもプロジェクトが成功するとは限らない。企業がアジャイルに関する体系的な知識を獲得する方法はあるのだろうか。
記事 システム開発総論 ハイブリッド開発とは何か? “アジャイル型”との違いや推進体制を解説 ハイブリッド開発とは何か? “アジャイル型”との違いや推進体制を解説 2022/07/07 2 あらゆるビジネスにデジタルが介在し、ビジネスを取り巻く環境が加速度的に変化している昨今、アプリケーションの開発体制にも進化が求められている。そこで注目されているのが「ハイブリッド開発」だ。 既存のウォーターフォール型開発や、アジャイル型開発との違いとは何か?ハイブリッド開発プロセスを導入する工程の考え方や、その推進体制、成功のためのポイントなどを解説する。
記事 IT業界・ITベンダー 内製化トレンドで「オープンソース活用」企業が増加、問われるベンダー・SIerの真価 内製化トレンドで「オープンソース活用」企業が増加、問われるベンダー・SIerの真価 2022/06/20 DX(デジタルトランスフォーメーション)や攻めのITを目指して、外部のIT企業の力を借りることなくOSS(オープンソースソフトウェア)やクラウドサービスをアジャイルに組み合わせてサービスを開発する企業が増えています。こうした変化に伴って、OSS推進団体が掲げてきた「OSSの利用促進」という錦の御旗やそれに基づく活動も、今後、修正が必要になってくるかもしれません。今回は、OSSに関わるプレーヤーの変化とOSS推進団体の今後の在り方を考えてみます。
記事 RPA・ローコード・ノーコード 8割以上が効果を実感、鹿島アントラーズや吉本興業も活用する「ノーコード」の実力 8割以上が効果を実感、鹿島アントラーズや吉本興業も活用する「ノーコード」の実力 2022/05/30 ここ2年ほど注目を集めているキーワードに「ノーコード」がある。ノーコードとは、プログラミングのコードを書くことなくアプリケーションや各種システムを開発できるツールを指すが、なぜこれほどまでに注目されているのか。ここでは、実際にどれほどの企業がノーコードを活用しているのかをまとめた市場レポートを紹介するとともに、鹿島アントラーズと吉本興業の活用事例を交えながらノーコードの可能性を解説する。
記事 システム開発ツール・開発言語 Python入門(後編)NumPy、Pandas、Matplotlibなどのデータ処理ライブラリ使い方 Python入門(後編)NumPy、Pandas、Matplotlibなどのデータ処理ライブラリ使い方 2022/04/21 前編では、AIの開発やデータ分析で大活躍するPythonの特徴や人気の理由、Pythonに付属する標準ライブラリの活用法を紹介しました。後編となる本記事では、機械学習における重要なタスクである「データの処理と可視化」に特化した専門ライブラリ(NumPy、Pandas、Matplotlib)を解説します。さらに、Pillowライブラリを用いた画像処理の具体的なイメージもお伝えします。
記事 その他基幹系 AWSが「とどめを刺した」メインフレームの終焉、市場を巡る富士通、IBM、NECの思惑 AWSが「とどめを刺した」メインフレームの終焉、市場を巡る富士通、IBM、NECの思惑 2022/04/05 富士通は2030年度末(2031年3月)にメインフレームの製造・販売から撤退することを明らかにした。60年以上に及ぶとも言われるメインフレームの歴史が幕を閉じることになる。日本のコンピュータ業界の中心であり続けたメーカーの国産メインフレーム事業の終焉に期日が切られた格好だ。コンピュータ黎明期から築き上げられてきた“歴史あるシステム”から、時代の流れを受けてスムーズにクラウドに移行することは、基本的には建設的な話である。しかし、近年クラウド化によるメリットが強調される中、その流れに乗ることのできない事情を抱える業界も多くあるようだ。
記事 システム開発総論 CI/CDとは何かをわかりやすく図解、具体的なツールや取り組み方とともに紹介する CI/CDとは何かをわかりやすく図解、具体的なツールや取り組み方とともに紹介する 2022/03/01 8 デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する中で、最も具体的な取り組みがアプリケーション開発だろう。先駆けとなったUberやAirbnbなどではアプリケーションそのものが「革新」だからだ。こうしたDXアプリケーションの特徴の1つがアジャイル開発によるものであることだ。そして、それを実現する手段として開発と運用を一体として考えるDevOpsが普及。そこからさらにそのためのツールとして、CI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)が注目を集めている。ここでは、自動化の考え方を取り入れて、リリース頻度を高めるCI/CDについて、基礎から主要ツール、活用事例まで、わかりやすく解説する。
記事 クラウド センシングやデジタルツイン活用はまだ2割、ガートナー池田氏「自分たちこそ人材に」 センシングやデジタルツイン活用はまだ2割、ガートナー池田氏「自分たちこそ人材に」 2022/02/08 デジタルによってすべてがつながる世界の到来が現実味を帯び始めている。その中で、5GやIoTなどを推進している企業と、なかなか着手できない企業とに分かれている。5年ないし10年以内には訪れるであろう「新しい世界」で生き残っているために、企業のCIOやテクノロジーリーダーが持つべき視点はどういうものか、準備すべきことは何か。ガートナーのバイス プレジデント,アナリストの池田武史氏が提言する。
記事 システム開発ツール・開発言語 Python入門(前編)標準ライブラリで何ができる?実例でわかりやすく解説する Python入門(前編)標準ライブラリで何ができる?実例でわかりやすく解説する 2022/01/26 SBクリエイティブ(株) IT企画部 藤堂佐幸 勉強になり、ありがとうございます。確かにScrapeStormやPursebubなどのWebスクレイピングツールがありますが、やはりPythonの方が使い方の自由度が高いね!
記事 クラウド 分散クラウド、ソブリンクラウド、COE……2022年に注目すべき7つのクラウドキーワード 分散クラウド、ソブリンクラウド、COE……2022年に注目すべき7つのクラウドキーワード 2022/01/18 日本企業においてクラウドの導入が進展している。ガートナーが2021年4月に実施した調査によると、前年同期比で5ポイント以上も上昇した。クラウド事業者同士の競争も激化する中、2022年に注目すべきトレンドは何か。ガートナーのディスティングイッシュトバイスプレジデント、アナリストの亦賀忠明氏が、分散クラウド、新しいガイドラインのあり方、COE(Center of Excellence)、インダストリークラウド、ソブリンクラウドなど、2022年に注目すべき7つのキーワードについて解説した。
記事 システム開発総論 ITインフラの自動化に必須の3つのアプローチとは? SREやIaCをガートナーが解説 ITインフラの自動化に必須の3つのアプローチとは? SREやIaCをガートナーが解説 2022/01/11 企業のITインフラのクラウド移行が進むのと同時に、デジタル人材の不足が叫ばれる昨今、2022年はますます「自動化」が大きなテーマとなりそうだ。ガートナーでインフラ&オペレーションズ ITオペレーション担当のシニア ディレクターアナリストを務める阿部恵史氏が、自動化を実現する上で必須の3つのメソドロジーとテクノロジーを紹介しつつ、なぜ今、インフラの自動化が重要なのか、徹底した自動化によって企業のビジネスと組織に何がもたらされるのかを解説した。阿部氏によれば、自動化の取り組みを継続したその先に「プラットフォームOps」の実現があるという。
記事 システム開発総論 4割が「内製化を推進」、ローコード開発で成功した企業が挙げる最大のメリットとは? 4割が「内製化を推進」、ローコード開発で成功した企業が挙げる最大のメリットとは? 2021/11/10 デジタル改革を進める手段として「ローコード開発」が注目を集めている。高度なプログラミングの知識がなくてもアプリを開発できるローコード開発ツールの導入は、現場主導でDXを実現する上で大きな力になる。実際に導入した企業はどのような成果を得ているのだろうか。
記事 システム開発総論 回せ「内製BizDevOps」、アプリ内製&DXを成功させる開発体制とは? 回せ「内製BizDevOps」、アプリ内製&DXを成功させる開発体制とは? 2021/11/10 日本企業にとって大きなテーマとなった「DX」だが、成果を出している企業はそうでない企業と何が違うのか。ITRの調査では、DXに対して成果を出している企業はアプリケーションを開発する上で、「完全内製」を方針として採用しているケースが多いことが明らかになった。確かに、時代の変化に合わせて、迅速かつ柔軟にアプリケーションを開発するには、社内で設計からデプロイまでを「内製」で完結できることは大きな強みになるだろう。しかし、それは本当に現実的なのだろうか。アイ・ティ・アール プリンシパル・アナリストの甲元 宏明氏が、社内でアプリケーションの内製化を強化するために求められる体制づくりについて解説した。
記事 システム開発総論 東京スター銀行「契約件数26%増」の秘密、嫌われないWebサイトが超重要と言えるワケ 東京スター銀行「契約件数26%増」の秘密、嫌われないWebサイトが超重要と言えるワケ 2021/10/28 2021年に創業20周年を迎えた東京スター銀行は、早くからインターネットで投資信託を売買できるサービスを提供していた。ところが、同サービスが利用できるWebサイトのデザインはスマートフォンに最適化されておらず、スマートフォンからアクセスしてもPC用サイトが表示されるという課題があった。そこで、スマホ専用のWebサイト構築を決断。ある手法により低コスト・短期間でサイトを構築し、大きな成果を上げた。東京スター銀行の成功体験の裏側に迫る。
記事 IT運用管理全般 フルキャストが保守・運用の悩みを解決できたワケ、DB安定のためにとった手段とは フルキャストが保守・運用の悩みを解決できたワケ、DB安定のためにとった手段とは 2021/10/28 フルキャストホールディングス(以下、フルキャスト)は、短期人材紹介・シニア派遣・ドライバー派遣などの人材サービスや、給与計算・年末調整事務の代行サービス、マイナンバー収集・保管サービスといった各種BPOサービスを提供する人材総合サービス業の持株会社だ。フルキャストは2013年頃からの急成長に伴い業務システムの安定的な運用に課題を感じていた。そこで、これらの状況をリアルタイムで可視化し、システム不調の原因特定や、パフォーマンスを向上させる新しい監視ツールを導入することになった。