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- 2025/05/14 掲載
美肌のイメージ？生物学者が「コラーゲン摂取するなら肉食べる」と断言のワケ(2/2)
連載：基礎科学者に聞く、研究の本質とイノベーション
「繊維化疾患の治療」につながる世紀の大発見
永田氏：米国立がん研究所在任中に、熱によって誘導される「熱ショックタンパク（Hsp47）」を発見しました。Hsp47は興味深いことにコラーゲンに特異的に結合するのです。私たちは、これはコラーゲン特異的な分子シャペロンであろうと考え、国際学会などでも何度も発表してきました。ところが、当時は誰もそれを信用しませんでした。なぜなら、シャペロンは色々なタンパク質を分け隔てなく助けるものだと考えられていて、コラーゲンだけに結合するはずがないと思われたからです。
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