- 2026/08/20 06:40 掲載
なぜジャングリアは失速? サンリオ・USJら勝ち組テーマパークに共通する「ある武器」(2/3)
300万人突破のジブリパーク、来園者“7割”の意外な正体
愛知県の愛・地球博記念公園では2022年11月にジブリパークが開業し、来園者数は前年比で80万人増えた。その後もパークの拡充とともに数は増え、2025年度には300万人を突破した。ジブリパークは「ジブリの大倉庫」や「魔女の谷」など、映画の世界を模したエリアが人気で、すでに国内客の3割がリピーターとして訪れている。県によると、国内客の7割が女性であり、20~30代の女性が多いという。
700万人台から1600万人へ、USJ復活を決めた“3つの切り札”
だが2010年代から回復基調に入り、2014年度には、当時過去最高の1270万人を記録。その後、2016年度は1460万人となった。2017年度以降は非公表としているが、米Themed Entertainment協会によると、2023年度と2024年度は1600万人であると推計している。
USJは映画コンテンツ重視からIP重視へと切り替えたことで、IPが集客力を発揮し、来園者数が回復した。USJが行ったIP重視切り替えの代表例は主に下記の3点だ。
1点目は、2012年にスヌーピーやハローキティなどのキャラクターを活用した新エリア「ユニバーサル・ワンダーランド」を開設したことである。2点目は、2014年に開設した「ハリー・ポッター」の施設がさらなる客数の増加に貢献し、来園者数は以前の水準以上に引き上げたことである。ハリー・ポッターの施設は米国のユニバーサル・アイランズ・オブ・アドベンチャーで成功していたため、これを参考にUSJでの開設に至ったとされる。3点目は、コロナ禍以降、2021年にオープンした「スーパー・ニンテンドー・ワールド」が、集客力をさらに引き上げたことだ。
では、IPの王者ともいえるディズニーはどうか。実は東京ディズニーリゾートだけは、ここまで見てきた3パークとは正反対の方針を採っている。
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