新規会員登録再開のお知らせ

新規会員登録を9月14日9:30より再開いたしました。ログアウト状態になっている方はお手数ですが再度ログインをお願いいたします。

  • 2026/09/22 07:10 掲載

人気すぎて「販売中止」「ガチャ活疲れ」も…なぜ大人が熱狂?カプセルトイ市場に異変

連載:ヒットの現在地

会員(無料)になると、いいね!でマイページに保存できます。
“第5次ブーム”の真っ最中にある「カプセルトイ」市場が、異様な事態に陥っている。一部のカプセルトイ専門店では、人気キャラクターの商品を目当てに客が押し寄せ、安全面から販売中止に追い込まれるほど。日本カプセルトイ協会の代表理事 兼ドリームカプセル 代表取締役の都築祐介氏は、「今のブームは過熱気味。従来の“衝動買い”から“目的買い”に変化している」と話す。なぜ大人がこれほどまでにガチャガチャに熱狂するのか。「爆発的ブームの背景」を取材した。
執筆:小林 香織

小林 香織

1981年生まれ。フリーランスライター・PRとして、「ビジネストレンド」「国内外のイノベーション」「海外文化」を追う。一般社団法人 日本デジタルライターズ協会会員。エンタメ業界で約10年の勤務後、自由なライフスタイルに憧れ、2016年にOLからフリーライターへ転身。その後、東南アジアへの短期移住や約2年間の北欧移住(デンマーク・フィンランド)を経験。現地でもイノベーション、文化、教育を取材・執筆する。2022年3月~は東京拠点。関連サイトはこちら

人気すぎて「販売中止」「ガチャ活疲れ」も…なぜ大人が熱狂?カプセルトイ市場に異変の画像
ガチャガチャブームが凄いことになっている…
(写真:筆者撮影)

コロナ禍に「カプセルトイ専門店」が急増したワケ

 2025年度のカプセルトイ市場規模は、前年比39%増の約1,960億円だった(製造元出荷ベース、日本カプセルトイ協会調べ)。2022年は約720億円で、4年で約2.7倍に急増した。全国のカプセルトイ専門店数は917にのぼる(2026年1月末時点、日本カプセルトイ協会調べ)。

 日本カプセルトイ協会では、現在のカプセルトイブームを「第5次」と捉えている。第1次は「キン肉マン消しゴム」が全国的に大ヒットした1980年代前半、第2次はフルカラー塗装された製品が主流になり、バンダイの「SDガンダム」などが人気を得た1990年代初頭。

 第3次は、シリーズ累計で2000万個以上が売れた「コップのフチ子」が誕生した2010年代初頭。少子化が進むなか、大人の女性をターゲットにした製品がメガヒットとなった。続く第4次は、インバウンドブームにより空港にカプセルトイ売り場が設置され始めた2018年頃。そして、今も継続中の第5次は2020年頃に始まった。

画像
【画像付き記事全文はこちら】なぜ“大人”が、これほどまでに熱狂するのか【現地潜入】
カプセルトイ専門店「ドリームカプセル」の外観
(出典:日本カプセルトイ協会提供)

「無人販売のカプセルトイ専門店は、コロナ禍の需要にまさにハマりました。テナントの退店が続いたショッピングモールから、私たちのような販売業者にカプセルトイの設置依頼が急増したのです。一定の広さを埋めるために数百面を集めた『専門店』として営業すると、想定以上に売り上げが伸びました。この流れに乗って製造メーカーもこぞってカプセルトイ市場に参入し、流行が広がっていきました」(都築氏)

 専門店の増加に伴い、かつては10社未満だったカプセルトイの製造メーカーも今では約70社に拡大。月間約800種類、毎日25~30の新商品が発売されるという。都築氏が経営するドリームカプセルでは、8月下旬から毎週のように新店舗がオープンしている。名古屋を拠点に西日本を中心に展開している同社では、店舗数が約90に拡大した。
編集部おすすめ動画

500~1000人が殺到…「ガチャ専門店」で何が起きている?

 駅や空港、ショッピングモール、路面店に加え、家電量販店や書店などにも数百面を集めたカプセルトイ売り場が続々と誕生している。

 ヨドバシカメラでも2020年以降に、大型店舗を中心に増台を実施。今年6月末に開業した「ヨドバシカメラ マルチメディア池袋」では、約3000面を集めた大規模な売り場を展開する。同店の担当者によると、オープン初日はフロア全体に人がごった返し、両替機やレジに大行列ができたという。その後も一定の集客力を維持している。

画像
6月末に開業した「ヨドバシカメラ マルチメディア池袋」のカプセルトイ売り場
(写真:筆者撮影)

 「大行列は、もはやめずらしくありません。開業日は品切れを起こしやすい人気商品の在庫もそろうため、500~1000人が殺到してしまいます。一部店舗では事前抽選にしないと安全に営業できないほどです」と都築氏は現状を明かした。

 このカプセルトイ人気をけん引しているのが、「平成1桁生まれ」の20代後半から30代半ばの女性たちだ。大人がガチャガチャを楽しむ文化は以前からあるが、なぜこれほど熱狂的なブームとなったのか。 【次ページ】【現地潜入】なぜ“大人”が、これほど熱狂するのか
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

基本情報公開時のサンプル画像
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます

基本情報公開時のサンプル画像