- 2026/08/31 16:00 掲載
OpenAI アルトマンCEO「再帰的自己改善で2026年末までにAGIレベルに到達」言及
次期モデルAstraがAI研究インターンとしての社内基準を達成
この進捗を強力に牽引しているのが、同社が次期主要モデルとして位置づけるAstraである。チーフサイエンティストのヤクブ・パチョツキ氏によれば、Astraはすでに同社が定めた初級AI研究者の仕事を自動化するという社内評価基準を満たしている。人間の補助を受けることなく、新規の実験アイデアからコードベース内でのプログラム記述、実験環境の実行、そして分析結果の報告に至るまでの一連のプロセスを自律的に処理することが確認されている。
大口顧客向けに行われた実証では、16のAIエージェントが連携して大学院レベルの難解な数学問題を細分化し、互いにクロスチェックを行いながら一つの完全な証明を構築する様子が公開された。Astraは一般的なデスクトップソフトウェアを人間を遥かに超える速度で操作し、複数のアプリケーションを横断して作業を遂行する能力も備えている。Astraの高度な推論能力については社内ファイル「OpenAI、年内に「AGI」級システムを構築へ」でも言及されている通り、高次元幾何学や符号理論などの分野で10年以上にわたり未解決であった10の数学的問題を解決に導くなど、先駆的な概念創出力が実証されている。
アルトマン氏はAstraが自律的に意味のある新しい概念を発明する初のモデルになると予測しており、AIが自らの後継モデルを改良する実験を繰り返す自己再帰的な改善ループを通じて、汎用人工知能への到達がさらに加速するとみられている。同社は安全性の問題やガバナンスの体制構築という重大な課題も抱えており、自律型モデルの検証プロトコル策定など技術進化に並行したリスク管理の動向が関係機関によって注視されている。
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