ポリコムは25日、マイクロソフトと複数年にわたる世界的な戦略的提携に合意したと発表した。共同でユニファイド コミュニケーション（UC）分野の共同施策を実施する。

　ポリコムはまず、Microsoft Communications Server 14 向けに設計されたIP音声会議システム「Polycom CX3000」をPolycom CXシリーズに追加する。

　両社は共同でキャンペーンやトレーニングを実施し、両社のUCソリューションを連携するほか、マイクロソフトの日本を含む世界のMicrosoft Technology Centerでデモンストレーションを実施する。

　調査会社のシード・プランニングの「テレビ会議/Web会議の最新市場動向 2010」によれば、出張費や旅費のコスト削減に伴い、テレビ会議/Web会議システム市場は拡大を続けている。ポリコムは2009年の日本国内のビデオ会議（テレビ会議）システム（端末）の売上において、43.2％のシェアを占め、2位のソニーの約2.5倍のシェアを持っている。