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  • 2011/12/20

マーケティングは、「売れるものを作る」から「社会問題を解決する」へ

現代を乗り切るための「社会問題解決マーケティング」

マーケティングの世界に新たな動きが起こりつつある。これまでは企業と消費者の結びつきによる顧客志向のマーケティングが中心だった。そこに最近は「社会」という新たな軸が加わった、社会志向のマーケティングが盛んになっている。社会志向というと、環境保護やCSRといった、営利によって成り立つ企業の免罪符的な面があることも否めない。しかし昨今では、そうした消極的な社会志向ではなく、企業が積極的に社会の問題の解決に取り組み、同時にそれを収益化する「社会問題解決型」のマーケティングが定着しつつある。

幸本陽平

幸本陽平

JASISA|一般社団法人日本中小企業情報化支援協議会 会員
幸本陽平事務所 代表

製造業やIT関連業、地方自治体などに対し、マーケティングを中心としたコンサルティングを行うほか、研修およびセミナーの講師として活動している。外資系高級ブランドのマーケティング・販売促進・経営企画を長年担当した経験を生かし、企業がすぐに取り組めるマーケティング施策の導入提案を得意とする。特に社会の問題解決と事業の収益化を同時に目指す「社会問題解決(SIR)マーケティング」を提唱・推進している。中小企業診断士。

マーケティングは顧客志向から社会志向へ

 最近、「このビールを1本買うと環境保護活動に1円寄付します」「環境にやさしい素材を使っています」といった広告が増えているのにお気づきだろうか。企業が営利活動を行う上で社会や環境への影響も考慮しなければならない、CSR(企業の社会的責任)に取り組まなければならない、といった風潮は、企業の根幹をなすマーケティングにおいても例外ではない。

 マーケティングの歴史を紐解くと、「製品・販売志向」から「市場・顧客志向」へと変化していった、と表現されることが多い。初期のマーケティングは、自動車のT型フォードに代表されるよう、大量生産・大量販売が基本であった。より性能の良いものをより安く、大量に供給することが企業にとって最適なマーケティング手法だったのである。

 しかし近年はモノが市場に行き届き、ある程度性能がよいことは当たり前になってしまった。そこで、顧客は何を求めているか、どんなものならば生活が豊かになるかといったことを企業は考え、商品を提供してきた。このようにしてマーケティングは発達してきたのである。

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