• 2013/05/22 掲載

三菱日立製鉄機械、インドの大手CONCAST社を買収

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三菱重工業と日立製作所の合弁会社、三菱日立製鉄機械(以下、MH)は21日、インドでビレット連続鋳造設備納入シェアトップのCONCAST(INDIA)社の全株式を取得することを決め、同社株主と株式買取契約書を締結したと発表した。
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 インドでは、第12次5ヵ年計画で約1兆米ドル相当の投資が計画されるなど、急速なインフラ整備・発展が計画されており、鉄鋼消費量の増加・鉄鋼産業の伸長と、製鉄機械設備需要の拡大が期待されている。

 こうした中、MHはインド製鉄機械業界で確固たる実績をもつCONCAST(INDIA)社に着目し、買収によるインド現地展開体制の強化を図るべく、検討・交渉を行ってきたという。

 CONCAST(INDIA)社は、1973年に設立され、本社およびエンジニアリングセンターをムンバイに構え、従業員約200人の体制で、連続鋳造設備のエンジニアリング、試運転調整、アフターサービスを行っている。インド国内納入シェアは第1位、中近東・アフリカ・東南アジア等の新興国へも輸出を行っている。

 MHは、CONCAST(INDIA)社の買収により、条鋼生産設備分野への進出の足掛かりを築き、MHが保有していない丸ビレットおよびスラブ鋳造技術を補完、CONCAST(INDIA)社の得意な海外市場(中近東、アフリカ)へのMHの進出、MHでのシナジー効果(製鋼一括パッケージ受注、優秀な設計能力活用による薄板生産設備の対応力アップ、調達サプライチェーンの活用等)発揮することで、受注拡大を見込んでいるという。

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