• 2014/06/19 掲載

豊田自動織機、新グローバル連結会計システムを稼動 国内外約220社を対象

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豊田自動織機は、グループ経営管理システムを構築し、本格稼動を開始した。新システムは、国内外約220社におよぶ同社グループの経営情報一元化とともに、グローバルな連結会計基盤の強化を実現するもので、電通国際情報サービスが手がけた。製品としては、オラクルの経営管理システム「Oracle Hyperion Financial Management」とISIDの連結会計システム「STRAVIS」で構成されている。
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豊田自動織機グループの新経営管理システム構成
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 豊田自動織機は、繊維機械、自動車、産業車両等の製造・販売および物流事業などをグローバルに展開しており、グループ企業数は約220社にのぼる(海外約180社、国内約40社)。

 業容拡大や事業多角化により経営管理上のデータ活用ニーズが増加する一方、これまでは制度会計・管理会計・資金管理等の情報が一元化されておらず、グループ全体の経営情報を迅速かつ多面的に把握し、的確な意思決定を行うための情報基盤構築が求められていた。

 また同社では、グローバル市場でのさらなる競争力強化に向けて、連結会計基盤の強化も課題となっていた。

 新システムでは、これまで各担当部門が個別に収集・管理していた制度会計、管理会計、資金管理の各情報を一元化し、多面的な分析・レポーティングと効率的な決算処理の双方を、統合的な環境で実現。各部門担当者は共通の環境から、必要な情報を必要なタイミングで抽出・活用することができるという。

 また、本社と海外地域統括会社の連結会計システムのインターフェースを備えることで、統括会社傘下の企業の詳細情報を取得できるようになった。これにより、従来は把握できなかった、個社別・製品別・市場別実績等のタイムリーな分析が可能となり、迅速で的確な事業戦略立案に役立っているという。

 豊田自動織機の担当者は「新システムの導入プロジェクトは、グローバルな経営管理の精度を高め、新たなグローバル経営戦略に寄与する経営情報基盤の構築を目標に掲げてスタートしました。そのためには、世界中の拠点の経営情報を、共通のプラットフォーム上で横並びに比較検討できる環境が必須です。制度・管理に適した勘定科目の整備、連結処理ルールの定義、管理指標の策定をISIDとともに進めました。複雑な処理をシステムに展開するための業務要件の洗い出しや運用体制のアドバイスなど、ISIDメンバーの的確な支援を得て、当初計画どおりにシステムを立ち上げることができました。会計・経営管理領域におけるISIDの幅広い知見と、プロジェクト遂行力を高く評価しています。今後も確実なサポートをしていただけると確信しています。」とコメントしている。

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