- 2014/08/11 掲載
グリーとビッグローブ、ネットワーク管理技術の「BGP Monitoring Protocol」検証で協業
こうした運用監視やトラブルシューティングの用途で、BMPはネットワークを運用している企業から注目を集めているといい、今回グリーとBIGLOBEでは、20代の若手エンジニアを中心にBIGLOBEとCiscoの検証ラボを接続、BGP構成を再現して実験した。
検証では、両社間のネットワークに異常が発生した際に故障原因を速やかに特定、早期復旧するなど、BMP技術が有力な技術であることが確認できたという。グリーによれば、ネットワークの異常を早期に復旧することで、ゲームユーザーにとってのユーザビリティを向上させ、ゲームの高品質な運用が可能になるという。
一方で、BMP受信を実装しているサーバサイドのソフトウェアの不足、自動化ツールとの連携といった課題も散見された。BIGLOBEとグリーの両社は、検証結果をもとに、BMP技術の標準化および実装に不足している部分やソフトウェア開発に必要な技術要件などを開示し、BMPの標準化活動や、関連ソフトウエアの開発を推進していく考え。
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