冬季賞与に関し、27%の企業が「2014年よりも増額予定」と回答した。「増額予定」の回答が多かった業種トップ3は「広告・出版・マスコミ関連」「金融・コンサル関連」「メーカー」だった。
賞与の増額率がもっとも多かったのは「1~3%未満」。増額理由には「業績が好調」、「社員の意欲向上」といったものが見られた。賞与を減額予定とした企業のうち、約半数が「5%未満」と回答した。減額理由は「業績不振」など。景気回復を「実感できていない」と回答した企業が、「実感できている」と回答した企業数を上回る結果になった。
冬季賞与を「増額予定」と回答した企業に増額率を聞き、もっとも多かったのは「1~3%未満」(19%)。また、増額する理由の第1位は「業績が好調」(80%)、第2位「社員の意欲向上」(39%)となっている。フリーコメントには『待遇を改善したため賞与に反映』(サービス関連)といったベースアップに伴って賞与も増額したという声もあった。
冬季賞与を「減額予定」と回答した企業に減額率を聞いたところ、約半数の企業が「5%未満」と回答した。減額の理由としてもっとも多かったのは「業績不振」(88%)。その背景として『コストアップのため』(サービス関連)、『受注数の減少』(メーカー)などのコメントが挙げられた。
景気回復を「実感できていない」と回答した企業は、「実感できている」と回答した企業数を上回る結果となった。