記事 中国 ファーウェイ、エヌビディアに挑む「連結力」の新技術を披露へ ファーウェイ、エヌビディアに挑む「連結力」の新技術を披露へ 2026/09/17 中国ファーウェイが、米エヌビディアに対抗する新たなAI技術を今週披露する見通しだ。9月17日開幕の「HUAWEI CONNECT 2026」ではAIインフラ戦略の最新像を示す。焦点は、先端半導体の調達制約を、多数のNPUを束ねるシステム設計でどこまで補えるかだ。
記事 半導体 富士通が世界トップレベルのAI推論性能の次世代CPU「FUJITSU-MONAKA」発売 富士通が世界トップレベルのAI推論性能の次世代CPU「FUJITSU-MONAKA」発売 2026/09/14 2 富士通は2026年9月14日、自社で設計開発した次世代Armプロセッサ「FUJITSU-MONAKA」と、同プロセッサを搭載したサーバー「Fujitsu MONAKA Server」を同年11月より国内外で販売すると発表した。プロセッサ単体は2026年度第4四半期から世界のクラウド事業者やサーバーベンダー向けに提供を開始し、サーバーは日本および欧州市場に向けて2027年4月以降に順次出荷する。
記事 半導体 【比較】ミライアル・信越ポリマー・アキレス、AI特需で大化け「半導体運ぶ箱」の実力 【比較】ミライアル・信越ポリマー・アキレス、AI特需で大化け「半導体運ぶ箱」の実力 2026/09/11 5 生成AIブームで半導体市場が拡大する中、意外なところにも商機が広がっている。半導体の材料となるウエハーを汚染や破損から守り、安全に輸送・搬送するための「箱」だ。世界で300mmウエハーへの投資が拡大する一方、この領域ではミライアル、信越ポリマー、アキレスといった日本企業が存在感を示す。ただし、3社が扱う製品や狙う市場は同じではない。最新決算と製品を比較すると、AI特需との距離、そして各社の異なる「勝ち筋」が見えてくる。
記事 中国 柯隆氏が語る習近平「2つの大失策」…中国を内憂外患に追い込む“国家主導”の限界 柯隆氏が語る習近平「2つの大失策」…中国を内憂外患に追い込む“国家主導”の限界 2026/09/11 15 EV、AI、ヒト型ロボット──中国は先端産業で急速に存在感を高めている。国家主導の大規模な産業支援が、企業の競争力を押し上げているようにも見える。しかし、エコノミストの柯隆氏は、政府の過剰な介入が企業の乱立と供給過剰を招き、かえって民間の活力をそぐと指摘する。鄧小平時代との対比から、習近平政権の経済運営の功罪を読み解く。
記事 AI・生成AI 中国AIチップ「五小虎」最後の1社、エンフレームがIPO──約1,450億円調達へ 中国AIチップ「五小虎」最後の1社、エンフレームがIPO──約1,450億円調達へ 2026/09/02 1 中国のAI半導体メーカー、エンフレーム・テクノロジーが資本市場への上場手続きを最終局面へ進めた。中国AIチップ「五小虎」の中で最後に上場する企業であり、テンセントとの強い資本・取引関係を持つ。巨額の開発費を必要とする国産AIチップ競争が激しくなる中、IPOで得る資金を次世代製品へ投じ、エヌビディアなどを追う構えだ。
記事 半導体 エヌビディア、メディアテックに35億ドル投資──AI協業拡大へ エヌビディア、メディアテックに35億ドル投資──AI協業拡大へ 2026/09/01 米エヌビディアは8月31日(米現地時間)、台湾のメディアテックが発行する35億ドル(約5,592億円)の転換社債に投資し、AIインフラやPC、自動車向けで協業を拡大すると発表した。 エヌビディア発表 メディアテックはエヌビディアの「NVLink Fusion」を採用し、顧客が独自開発するAIチップを同社のAI基盤につなぎやすくする。
記事 半導体 キオクシアが第9世代NANDフラッシュメモリー、1テラビットのサンプル出荷を開始 キオクシアが第9世代NANDフラッシュメモリー、1テラビットのサンプル出荷を開始 2026/08/31 6 キオクシア株式会社は第9世代となる3次元フラッシュメモリ技術を採用した1テラビットTLC製品のサンプル出荷を開始した。AI搭載パソコンやスマートフォンなどに向けて高い性能を提供する。独自の製造技術により投資コストを抑制しながらも次世代と同等のデータ転送速度を実現しておりメモリ市場における競争力の強化を図る。
記事 半導体 なぜラピダスは「大量生産しない」のか? 日本が復活に賭けた「2nm半導体の勝ち筋」 なぜラピダスは「大量生産しない」のか? 日本が復活に賭けた「2nm半導体の勝ち筋」 2026/08/28 17 かつて世界を席巻した日本の半導体産業は、長い低迷を経て、いま再び大きな勝負に出ている。その切り札の1つが、最先端の2nm半導体の量産を目指すラピダスだ。だが、その戦い方は「大量生産で勝負する」という従来の発想とは大きく異なる。半導体プロセスエンジニアのずーぼ氏が解説する、日本が仕掛ける“勝ち筋”とは何なのか。そこには、日本だからこそ狙える“意外な一手”がある。
記事 中国 中国復帰は“主役”にあらず…エヌビディア、次年度売上高70%増の強気見通し 中国復帰は“主役”にあらず…エヌビディア、次年度売上高70%増の強気見通し 2026/08/27 中国復帰は、もはやエヌビディア成長の「主役」ではない。8月27日の決算説明会では、AIの学習・推論向け高性能GPU「H200」の中国向け販売がなお限定的な一方、世界的なAIインフラ需要を追い風に、1年先まで異例の強気見通しを示した。規制下の中国に頼らず、なぜ高成長を描けるのか。今回の決算は、その構図を映し出した。
記事 半導体 エヌビディアAI半導体、対中密輸疑惑──米当局がAPEX調査 エヌビディアAI半導体、対中密輸疑惑──米当局がAPEX調査 2026/08/27 米政府は、中国創業でスイス物流大手キューネ・アンド・ナーゲル傘下の物流会社APEXロジスティクスについて、米エヌビディア製AI半導体を搭載したサーバの中国向け輸送を巡り、輸出規制に違反した可能性を調べている。米ブルームバーグが8月27日(米国現地時間)、関係者の話として報じた。米国は2022年以降、中国への先端AI半導体の輸出管理を強化しており、物流会社を含むサプライチェーン全体の管理が改めて焦点となる。
記事 AI・生成AI AWS、エヌビディアGPUを200万基追加へ──AI需要急増で計画3倍 AWS、エヌビディアGPUを200万基追加へ──AI需要急増で計画3倍 2026/08/27 1 米アマゾン傘下のアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)と米エヌビディアは8月26日(米現地時間)、AIインフラ需要の急増を受け、AWSが2027~2028年にエヌビディア製GPUを200万基追加導入すると発表した。3月に示した100万基超と合わせ、導入計画は300万基超に膨らむ。
記事 半導体 キオクシアとサンディスクが岩手県北上市に新製造棟を建設、国内に5兆円投資 キオクシアとサンディスクが岩手県北上市に新製造棟を建設、国内に5兆円投資 2026/08/27 1 半導体メモリー大手のキオクシアと米サンディスクは2032年までに日本国内で総額約5兆円を投資する計画を発表した。人工知能の普及で需要が拡大するフラッシュメモリーの増産が目的であり、両社は岩手県北上市の工場に第3製造棟を新設して2029年度中の稼働を目指す。今回の投資は日本政府による支援を前提条件としている。
記事 半導体 Anthropicが独自AIチップ開発に向け、Google TPU創設者のアミール・サレク氏を採用 Anthropicが独自AIチップ開発に向け、Google TPU創設者のアミール・サレク氏を採用 2026/08/25 3 米Anthropicは、独自のAIチップ開発を本格化させるため、Googleのカスタムチップ事業の立ち上げを主導し、TPU事業を率いたアミールサレク氏を採用した。同氏はAnthropicの計算基盤チームに参画する。AnthropicはAIモデルとハードウェアを共同設計することで、推論処理の高速化や電力効率の向上を目指しており、今回の採用はその開発体制を強化する動きとなる。AI開発競争が激化する中、インフラの自社開発化によるコスト競争力の強化にもつながりそうだ。
記事 中国 シャオミ、独自AIチップ戦略を加速──自社半導体を3領域へ シャオミ、独自AIチップ戦略を加速──自社半導体を3領域へ 2026/08/25 中国スマートフォン・家電・EV大手のシャオミは8月24日、自社開発の「玄戒」シリーズで、スマートフォン向けSoC「O3」、端末AI向け加速チップ「O100」、自動運転向け「D100」の3製品を発表した。O3は9月発売のXiaomi 18 Foldに初搭載され、O100とD100は2027年に商用化する。自社半導体の対象をスマホから自動車まで広げる。
記事 AI・生成AI AIがGPUコードを自動最適化、新手法「Hawkeye」がNVIDIA・AMDで最大18.9倍高速化 AIがGPUコードを自動最適化、新手法「Hawkeye」がNVIDIA・AMDで最大18.9倍高速化 2026/08/22 米ハーバード大、スタンフォード大、Together AI、Caltechの研究者9人で構成するチームが、AIにGPU固有の最適化手法を与える新手法「HAWKEYE」を提案した。研究チームによると、NVIDIAとAMDの4種類のGPUアーキテクチャを使った検証で、新しいAttention処理では最大18.9倍の高速化を確認したという。
記事 中国 習近平が賭ける「AI・ロボット大躍進」の重大リスク…派手な実演では隠せない“弱点” 習近平が賭ける「AI・ロボット大躍進」の重大リスク…派手な実演では隠せない“弱点” 2026/08/21 8 2026年から始まった第15次5か年計画で、習近平政権はAIとヒト型ロボットを重点産業に位置付けた。だが、中国ではかつてEVメーカーが400社超まで乱立し、過当競争の末に多くが淘汰された。今年から始まった「第15次5か年計画」で重点強化の対象となるAIとヒト型ロボットはどうなるのか。
記事 中国 出荷量でキオクシア超え…NAND世界3位の中国YMTC──1兆元評価に期待、上場指導を終了 出荷量でキオクシア超え…NAND世界3位の中国YMTC──1兆元評価に期待、上場指導を終了 2026/08/20 中国NAND大手の長江メモリテクノロジーズ(YMTC)が、中国本土でのIPOに向けた準備を一段進めた。IPO主体となるYMTCの持ち株会社は上場指導を終え、当局による完了確認の段階に入った。世界のNAND市場で存在感を高める中、先行上場した中国最大のDRAMメーカーCXMTの株価上昇を背景に、YMTCの企業価値への期待も膨らんでいる。
記事 半導体 ソニーとTSMC、次世代画像センサーの合弁会社設立へ 最大1兆円規模の投資で合意 ソニーとTSMC、次世代画像センサーの合弁会社設立へ 最大1兆円規模の投資で合意 2026/08/12 1 ソニーグループと台湾積体電路製造(TSMC)は、熊本県に次世代イメージセンサーの開発および製造を目的とした合弁会社を設立する。総投資額は報道各社の推計で7470億円から最大1兆円規模に上り、2029年の量産開始を目指す。自動運転やロボット向けの「フィジカルAI」市場での需要獲得を狙う。
記事 半導体 【比較】JX金属・信越化学・イビデンら5社、なぜ「AI特需」でも明暗くっきり? 【比較】JX金属・信越化学・イビデンら5社、なぜ「AI特需」でも明暗くっきり? 2026/08/12 31 押し寄せるAI需要を受けて、半導体材料大手5社の明暗が分かれている。最新決算において、JX金属、信越化学工業、レゾナック・ホールディングス、イビデンは半導体関連事業で増益を確保した一方、SUMCOは増収ながら連結営業赤字となった。なぜ利益への転換力が各社で異なるのか。5社の数字から、AI特需の「勝者の条件」を探る。
記事 半導体 SpaceXとTesla、テキサス州で世界最大級半導体工場「テラファブ」建設 SpaceXとTesla、テキサス州で世界最大級半導体工場「テラファブ」建設 2026/08/10 2 米SpaceXと米Teslaは、次世代半導体工場「Terafab」をテキサス州グライムズ郡に建設することを正式に発表した。第1フェーズの投資額は約168億ドルとなる。ロジックからパッケージングまでを一つの施設内で一貫して行う垂直統合型工場であり、両社が抱える膨大なAIチップ需要に対応する。稼働開始の目標時期は2027年後半としている。
記事 半導体 JX金属、今日の決算どうなる?株価4割下落後に問われる「AI材料」の本当の成長力 JX金属、今日の決算どうなる?株価4割下落後に問われる「AI材料」の本当の成長力 2026/08/06 46 JX金属は本当に「AI材料の勝ち組」なのか。8月6日に予定される決算は、その評価を左右する重要な節目となる。前期は大幅増益だったにもかかわらず、株価は年初来高値から一時4割超下落した。好調なAI需要だけでは説明しきれない値動きである。今回の決算のポイント、そして決算後の株価を分ける焦点を読み解く。
記事 半導体 熊本地震、シリコンアイランドを直撃、TSMCの第1工場は再稼働まで時間も 熊本地震、シリコンアイランドを直撃、TSMCの第1工場は再稼働まで時間も 2026/07/31 3 熊本県で発生した最大震度7の地震により、九州の「シリコンアイランド」に位置する半導体関連工場の多くが、稼働停止に追い込まれている。現在、復旧作業が急ピッチで進んでいるが、いまだ再開の目途が立たない工場もある。熊本県菊陽町のTSMCの第1工場では建屋の安全を確認し、装置の調整を継続中であるほか、ルネサスエレクトロニクスや三菱電機、荏原製作所などが一部生産を再開した。一方、ソニーグループやTOPPANの工場は停止が続いており、各社で対応が分かれている。
記事 半導体 キオクシア、第1四半期決算、純利益が前年比4506%増、AIデータセンター向けSSD好調 キオクシア、第1四半期決算、純利益が前年比4506%増、AIデータセンター向けSSD好調 2026/07/31 5 半導体大手のキオクシアホールディングスは2026年7月31日、2027年3月期第1四半期(2026年4~6月)の連結決算を発表した。純利益は前年同期比4506%増の8,421億円となった。生成AI向けの需要拡大に伴うデータセンター向けSSDの販売好調が業績を押し上げた。売上収益と営業利益はともに過去最高を記録した。あわせて上限8,000億円の自社株買いと1対3の株式分割の実施を発表した。
記事 半導体 AIで激変「IoT半導体」市場を徹底解説、210億台が進化…TSMC・インテルも動く6大潮流 AIで激変「IoT半導体」市場を徹底解説、210億台が進化…TSMC・インテルも動く6大潮流 2026/07/31 9 IoT半導体とは、IoTデバイスの機能および接続を実現する特殊な電子部品のことです。半導体業界の多くが、世界中の約1万2000のデータセンター向けAIチップの革新に注力する一方で、世界中の200億台を超えるIoTデバイスを支えるチップもまた、大きな革新を遂げつつあります。この記事では、ドイツの市場調査会社IoTアナリティクス社の市場調査レポート「IoT半導体設計および製造エコシステム市場:2025-2030年」から、IoT半導体分野がどのように変化するか「6つの予測」について解説します。
記事 半導体 驚異の利益率5割超…最高益のアドバンテスト、AI相場を救った「検査装置」本当の実力 驚異の利益率5割超…最高益のアドバンテスト、AI相場を救った「検査装置」本当の実力 2026/07/30 7 AI相場の不安を吹き飛ばす“サプライズ”だった。アドバンテストは7月29日、営業利益率51.7%という高収益に加え、市場予想を大きく上回る業績と上方修正を発表。株価は急騰し、日経平均の下支え役としても注目された。AIブームで金脈を掘り当てているのは、チップメーカーだけではない。なぜ、半導体を作らない検査装置メーカーがこれほど稼げるのか。推論用AIの拡大や先端パッケージの複雑化、競合テラダインとの争いから、その実力と死角を読み解く。
記事 中国 EVの悪夢再び? 熱狂の中国AI・ヒト型ロボット開発に迫る危険すぎる“過当競争” EVの悪夢再び? 熱狂の中国AI・ヒト型ロボット開発に迫る危険すぎる“過当競争” 2026/07/30 7 中国ではAIとヒト型ロボット開発が空前のブームを迎えている。だが、実用化を左右する最先端半導体では依然として大きな制約が残る。DeepSeekの成功物語やロボットの派手な実演だけでは、中国の実力は見えてこない。熱狂の裏にある“リスク”を読み解く。
記事 半導体 韓国SKハイニクス決算、HBM爆売れで営業利益557%増、それでも消えない「3つの不安」 韓国SKハイニクス決算、HBM爆売れで営業利益557%増、それでも消えない「3つの不安」 2026/07/29 2 韓国の半導体大手SKハイニクスは、2026年4~6月期に売上高と営業利益が過去最高となり、営業利益率は76%に達したと発表した。決算発表後、株価は前日の急落から反発した。ただ、AI向けHBMの好調だけで、この高収益が続くとは限らない。巨大IT企業のAI投資、競合各社の増産、中国勢の追い上げ。市場がなお警戒する3つの死角と、2027年以降の勝敗を分ける条件を探る。
記事 半導体 キオクシア株が一時ストップ安、半導体株総崩れ…サンディスク急落が日本市場を直撃 キオクシア株が一時ストップ安、半導体株総崩れ…サンディスク急落が日本市場を直撃 2026/07/28 3 キオクシアホールディングス株がストップ安の4万4,550円まで急落した。前日の米市場でサンディスクやエヌビディアなど半導体株が大幅安となり、売りが東京市場へ波及。中国企業によるDUV露光装置の製造報道や積み上がった信用買いも警戒され、AI・半導体株全体に売りが広がった。生成AIを支えるSSD需要の実力、NAND価格、出荷量、利益率、設備投資から、急落がバブル崩壊なのか、企業選別の始まりなのかを読み解いていこう。
記事 半導体 三井不動産と熊本県、フィジカルAI向け半導体開発拠点を合志市に新設 三井不動産と熊本県、フィジカルAI向け半導体開発拠点を合志市に新設 2026/07/27 1 三井不動産と熊本県は2026年7月27日、人工知能がロボットや自動運転車を自律制御する「フィジカルAI」向けの半導体開発拠点「フィジカルAI・半導体基盤センター(PASTEC)」を熊本県合志市に設立すると発表した。日台の企業や研究機関と連携し、次世代半導体の実装技術の開発を推進する。
記事 半導体 トイレより儲かる…絶好調TOTO「利益の半分超」を叩き出す“知られざる商品”とは? トイレより儲かる…絶好調TOTO「利益の半分超」を叩き出す“知られざる商品”とは? 2026/07/27 13 トイレや洗面台といった衛生陶器、そしてウォシュレット。TOTOといえば、多くの人がこうした住宅設備を思い浮かべるだろう。同社は1917年に創業し、戦前から戦後にかけて衛生陶器、水栓金具のメーカーとして成長し続けてきたが、直近の営業利益をたどると、その半分以上を稼ぎ出しているのは、トイレでも浴槽でもない「ある製品」だ。祖業の住設事業では国内事業の成長が鈍化し、さらには中国事業も苦戦が続く。今回は、2026年3月期決算で売上・営業利益が過去最高となったTOTOの意外な稼ぎ頭の正体と、今後の勝算を読み解いていく。