記事 開発総論 「ユーザー企業の分担が多いほどシステムの完成度は高くなる」--JUAS 専務理事 細川泰秀氏 2010/05/10 2009年の情報化白書によれば、2002年以降、事業収益に占めるIT経費の割合は下落の一途をたどっている。システム開発のコスト削減要求が厳しさを増す中、オフショア開発が注目を集めているが、問題点も明らかになってきた。オフショア開発を有効に活用するにはどうしたら良いのだろうか。また、システム開発契約において、「請負か委託か」どちらが良いのだろうか。ユーザー企業の立場から長年にわたり日本のIT産業を見てきた社団法人 日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)の専務理事 細川泰秀氏に伺った。
記事 OS マイクロソフトがデスクトップ仮想化ソリューションを拡充、ライセンス改定やシトリックスとの連携強化 2010/04/26 マイクロソフトは26日、デスクトップ仮想化技術とソリューションを拡充すると発表した。VDI(Virtual Desktop Infrastructure)ソリューションのライセンスを改定するとともに、シトリックス・システムズ・ジャパンと共同施策を実施する。
記事 データベース 老舗の結婚相談所が会員データベース構築に求めた要件【事例から学ぶ、OSSでコスト削減を成功させるコツ (3)】 2010/04/26 昨今、「婚活ブーム」と言われ、婚活関連サービスを提供する会社はますます激しい競争を繰り広げている。今回は、結婚相談所のE社が会員情報管理システム構築した事例を通して、データベースにオープンソースのデータベースと商用データベースのどちらを選ぶことになったのか、E社の判断基準とそれぞれのメリット、デメリットをご紹介したい。
記事 ITコスト削減 SaaS、仮想化、OSS、SOAはITコスト削減に寄与したのか、成功企業のベストプラクティスを探る--大和総研 大村岳雄氏ら 2010/04/08 本格的に普及してきた感のある「SaaS」「仮想化」「オープンソースソフトウェア(OSS)」「SOA」だが、効果的に活用できている企業もあれば、そうでない企業もある。なぜそうした違いが生まれるのだろうか。日々メディアでは、華々しい成功事例で賑わっているが、実際のユーザー企業はこれらのテクノロジーが万能ではないと理解したうえで、したたかに利用しているようだ。大和総研 情報技術研究所 所長 大村岳雄氏、大嶽怜氏、相川弘行氏に、上場しているユーザー企業の情報システム部門が抱える課題や、今後の指針について、話しを伺った。
記事 中堅中小企業 ソフトバンクBB、中小企業向けのサーバパッケージ製品3種を新設 2010/03/23 ソフトバンクBBは23日、中堅中小企業向けサーバパッケージ製品として、「あんしんサーバ」「the Office Server 活用術All in One Kit」「Windows Server 2008 R2 体験プログラム」の3種を新設すると発表した。全国5,400社の販売パートナーを通じて販売を行う。
記事 クラウド 静岡大学、全面的なクラウド化で消費電力90%、IT投資コスト80%以上削減へ 2010/03/15 静岡大学は15日、学生や教職員1万3000名が使用する情報基盤システムを全面的にクラウド化したと発表した。
記事 ITコスト削減 競合他社の新サービスで苦境に陥った、とある会社の新規投資【事例から学ぶ、OSSでコスト削減を成功させるコツ (2)】 2010/03/15 今回事例としてご紹介するE社は、中堅の総合リサーチ会社だ。同社は、競合他社の新サービスで苦境に陥り、構築費、運用費をおさえつつ、早期に新サービスをスタートする必要があった。この事例を通して、最適なベンダーコントロールを行うためのコツをご紹介しよう。
記事 統合運用管理・サーバ監視 NEC、シンガポールのリゾート・ワールド・セントーサからIT管理サービス契約を受注 2010/03/12 NECは、シンガポール・セントーサ島の総合テーマパーク「リゾート・ワールド・セントーサ」から、24時間対応の総合ITマネージドサービス契約を受注したと発表した。契約期間は3年。
記事 電源・空調・熱管理 NECのITネットワーク統合パッケージ製品「Cloud Platform Suite」、APCジャパンのラック列単位局所冷却装置「InfraStruxure InRow」を採用 2010/02/25 APCジャパンは、NECのITネットワーク統合パッケージ製品「Cloud Platform Suite」に冷却装置「InfraStruxure InRow」シリーズを提供することを発表した。
記事 ITコスト削減 難易度係数で委託企業を比較する【事例から学ぶ、OSSでコスト削減を成功させるコツ (1)】 2010/02/19 ようやく景気も底を打った感があるが、2010年も依然経営陣から情報システム部門へのコスト削減要求は強く、多くの担当者が頭を悩ませていることだろう。こうした中、かねてよりコスト削減を期待されていたオープンソースソフトウェア(以下、OSS)が改めて注目されている。OSSは確かにソフトウェアそのものの使用料はかからないが、何も考えずに採用するとOSS特有の問題に直面することがある。本連載ではできるだけ現実の事例に基づき、OSS採用時の問題を軽減し、ITコストを削減するためのノウハウをご紹介する。
記事 ERP・財務会計・人事給与 日商エレクトロニクス、Web-ERP「GRANDIT」導入で基幹業務システム刷新 2010/02/04 日商エレクトロニクスは、販売、物流、会計業務を支える基幹業務システムを刷新したと発表した。
記事 グループウェア NEC、SaaS型グループウェア「OfficeForce」を半額に 2010/02/02 NECは2日、同社の手がけるSaaS型グループウェア「OfficeForce」の価格を従来比で最大50%にし、月額800円/1IDから提供する。
記事 クラウド クラウドが“後押し”する「新規IT投資の抑制」:中堅・中小企業市場の解体新書(9) 2009/12/09 サーバやクライアントPCを用いてITシステムを利用する、いわゆるクラサバ環境に慣れている中堅・中小企業は、ITをどのように次のステージへ進めるべきか明確な方針を持っていないことが多い。さらに、経済環境の悪化とクラウドに代表される「所有から利用へ」の相乗効果によって、IT投資への動機付けが失われている。こうした中、ユーザー企業は「本当に必要なITとは何か」を見極める機会とするべきで、そこには売り手側の正しいリードが不可欠にもかかわらず、当の販売店も迷っているような状況が散見される。まさに現在は、IT市場の転換期にいると言えそうだ。
記事 レガシーマイグレーション 【セミナーレポート】コスト削減を実現するITシステムマイグレーションの手法や事例を紹介 2009/10/29 2009年9月15日、都内で「ITシステムマイグレーションセミナー~事業環境にあわせた段階的なマイグレーションで、競争力強化を実現する~」と題したセミナーが開催された。100年に一度の経済危機を経験した企業は、今後のシステムに求める要件として、低コスト運用、運用管理負荷の軽減、ビジネス環境の変化にあわせた柔軟な対応力や既存システムの有効活用等を挙げている。これらの実現のために、自社システムを段階的にマイグレーションしていくための効果的な方法論が紹介された。 ≫【特集】既存資産を活用し、運用保守コストを削減する「システムリフォーム」という考え方
記事 IT資産管理・ソフトウェア資産管理 【インタビュー】 新技術の導入で運用コストのかからないシステムへの変革を 2009/10/26 2009年10月28日、ベルサール神保町にて「ITシステム運用 コスト削減・最適化セミナー」が開催される。基調講演を行うのは、あずさ監査法人 ビジネス・アドバイザリー事業部の熊谷 堅氏だ。監査法人として社外から企業のITシステムにアドバイスを行う立場から、ITシステムのコスト削減のあるべき姿について、話をうかがった。
記事 ITコスト削減 金融機関のITコスト構造を改革する「ITコストのデザイン」と「新技術の活用」--アクセンチュア 宮良浩二氏 2009/10/19 昨年秋以降の急速な景気後退は、日本の金融機関の経営にも強い影を落としている。その結果、各社は、短期的な利益の改善・確保のためのコストカットに躍起となっており、IT投資は停滞している。しかし、多くの金融機関のコンサルティングを手がけるアクセンチュア 金融サービス本部 パートナー 宮良浩二氏は、「従来型の『見えやすく切りやすいコスト費目のカット』にとどまってはならない。この難局をITコスト構造の抜本的改革の好機とすべき」と指摘する。そのためのキーワードが『ITコストのデザイン』と『新たな技術の活用』だ。
記事 クラウド クラウドの導入検討は時期尚早か?今、企業が考えるべきクラウド・ガバナンス--ITR 冨永裕子氏 2009/09/30 クラウド・サービスの導入について、アイ・ティ・アール(以下、ITR)シニア・アナリストの冨永裕子氏は「企業は、エンタープライズITベンダーに加え、プレゼンスの高まるコンシューマーITベンダーの活用も本格的に検討する時期に来ている」と指摘する。冨永氏にオンプレミスとクラウドの違い、プライベート・クラウドとパブリック・クラウドの違いについてそれぞれ解説いただいた。
記事 中堅中小企業 サーバ仮想化は中堅・中小企業こそ活用すべき:中堅・中小企業市場の解体新書(4) 2009/09/24 最近注目を集めているIT関連トレンドの一つに「仮想化」がある。「仮想化によってサーバの運用管理コストを大幅に削減」といった大企業における事例を目にしたことのある方も多いだろう。今回はこの仮想化について取り上げてみる。仮想化にはその対象によって、「サーバ仮想化」「ストレージ仮想化」「デスクトップ仮想化」など実に様々な種類がある。今回は最もわかりやすいサーバ仮想化に絞って話を進めることにする。
記事 IT投資・インフラ戦略 日本HP、IT財務管理からIT戦略を支援する管理ソフト最新版を発売 2009/09/14 日本HPは14日、グローバルなIT戦略の立案からプロジェクト管理、そしてIT財務管理をサポートするプロジェクト・ポートフォリオ管理「HP Project and Portfolio Management 8.0」を発表した。
記事 開発総論 【栗原潔氏インタビュー】 コスト削減のためのマイグレーション 忘れてはならないポイントとは? 2009/09/11 コスト削減というキーワードは、いつの時代にも注目されないことがないキーワードだが、今年の注目度合いは特別なのだと語るのは、テックバイザージェイピー 代表取締役を務める栗原潔氏。いかに現状のレベルを下げることなく、できれば改善を伴いつつITコストを削減できるか、各企業の経営者、IT担当者は真剣に悩んでいることだろう。この2009年にどのようなITの見直しに取り組むべきか、栗原氏に話をうかがった。
記事 ITコスト削減 米アマゾン、企業向けプライベートクラウドサービス「Amazon Virtual Private Cloud」を発表 2009/08/27 Amazon Web Services(AWS)は25日、IPsec VPNを利用してクラウドサービスに接続する「Amazon Virtual Private Cloud(Amazon VPC)」を提供すると発表した。
記事 ITコスト削減 NECが「WebSAM SigmaSystemCenter」のライセンス最大約70%引き下げ、中堅中小の仮想化支援へ 2009/08/24 NECは、プラットフォーム統合管理ソフトウェア「WebSAM SigmaSystemCenter」のライセンス価格を最大約70%引き下げた。
記事 中堅中小企業 どの業務にSaaSを活用するべきかを判断するのに役立つ3つのポイント:中堅・中小企業市場の解体新書(2) 2009/08/20 SaaSとは、ハードウェアとソフトウェアの購入や各種作業を不要にし、利用可能になった状態のソフトウェアを「サービス」として提供できるようにしたものだ。認知度が低いなど、いくつかの課題を抱えているもの、新しい選択肢として確かにその流れは定着しつつある。SaaSを活用することは、今後のIT活用の成否、引いては企業の業績を大きく左右するといっても過言ではない。今回はそのためのヒントとして、SaaSを活用する3つのポイントをご紹介しよう。
記事 ITコスト削減 CSKサービスウェア、コラボスのASP型コールセンター向けCRMソフト「COLLABOS CRM」を導入 2009/08/19 コラボスは、CSKサービスウェアが顧客情報管理システムのASPサービスを導入したことを発表した。
記事 ITコスト削減 【セミナーレポート】「仮想化」「マイグレーション」などをテーマに費用対効果の高いIT投資を実現する 2009/08/13 2009年5月22日、NECソフトは「システムのリフォームでITコスト○○%削減を目指すセミナー」を開催した。100年に一度と言われる不況の中、ITコストの削減も避けては通れない。しかし、厳しい環境下だからこそ、固定費の比率を少しでも減らして戦略的なIT投資に予算を回していくことが重要だ。それには、どのような手法が最も効果的なのか。数々のコスト削減ソリューションを提供してきたNECソフトの現場の担当者が、「仮想化」「マイグレーション」「オープンソースソフトウェア」の3つをテーマにして語った。
記事 クラウド SIerはなぜSaaSではなくクラウド訴求なのか、2.2%しか利用されていないSaaSの今後--矢野経済 忌部 佳史氏 2009/08/13 SaaSの利用が極めて少ないという調査結果が出た。一時は大きく騒がれたSaaSだが、今や「クラウドコンピューティング」という、より大きなキーワードに飲み込まれつつあり、同調査でも今後の利用見込みには厳しい評価が下されている。一方で、調査に携わった矢野経済研究所の忌部佳史氏は、SaaSへの流れは止められないとポジティブな見通しを示す。忌部氏に、SaaSとクラウドコンピューティングの将来について伺った。
記事 データベース 【国内インフラソフトウェア市場調査】「スキル不足」「ライセンスコストの負担」が課題に 2009/05/27 IDC Japanは、国内1.094社を対象にした「国内インフラストラクチャソフトウェア/ミドルウェア利用実態調査」を発表した。
記事 データセンター・ホスティングサービス・IaaS 【インタビュー】不況を乗り切る次世代データセンターの条件とは? 2009/05/13 2009年5月26日(東京)と29日(大阪)の両日、ノベル主催による「データセンター ソリューション セミナー~次世代データセンターは コストの効率化と信頼性のステージへ」が開催される。そこで今回はセミナーの基調講演を行うIDC Japan ソフトウェア マーケットアナリスト 入谷光浩氏に、次世代データセンターの考え方や条件について語っていただいた。