記事 システム開発総論 「デジタル後進国」となった日本、競争力低下を食い止める「最後の砦」とは 「デジタル後進国」となった日本、競争力低下を食い止める「最後の砦」とは 2025/04/21 「デジタル後進国」となった日本、競争力低下を食い止める「最後の砦」とは 日本は「デジタル後進国」としての課題を抱えており、国際経営開発研究所(IMD)の2024年世界デジタル競争力ランキングでは、67カ国中31位という先進国最低クラスの評価を受けている。グーグルでの経験を持ち、現在Tably(テーブリー)の代表取締役である及川 卓也氏は、日本がデジタル競争力を高めるために、今こそ「ソフトウェアファースト」のアプローチが必要だと語る。それはなぜか。
記事 ゼロトラスト・クラウドセキュリティ・SASE UI・UX改善の最終兵器「DAP」とは? システム開発外注だと解決しにくい理由 UI・UX改善の最終兵器「DAP」とは? システム開発外注だと解決しにくい理由 2025/04/21 企業のWebシステムやサービス導入が進む中、それらの「使い勝手」がサービスの利用率やユーザー満足度に直結することが分かってきた。せっかく高機能なソリューションを導入しても、操作法が分からなかったり、使いにくかったりすれば、逆に現場の足を引っ張りかねない。そうした中で注目を集めているのが、プログラミングなしでシステムのUI・UXを改修できる「DAP(Digital Adaption Platform:デジタルアダプションプラットフォーム)」だ。本記事では、DAPの特徴を整理しつつ、DAPによる7社の改善事例を解説する。
記事 ペーパーレス化 なぜ、あの会社のAI活用は成功した?「LLM」×「AI-OCR」が実現する革命的データ活用術 なぜ、あの会社のAI活用は成功した?「LLM」×「AI-OCR」が実現する革命的データ活用術 2025/04/21 生成AIの導入は進むのに、なぜ業務は変わらないのだろうか──? 企業にとって待ったなしのDX&AI推進において、第一歩目となるデジタル化。その実現に向け、AI-OCRの企業導入が進んでいる。しかし、その歩みを妨げている大きな1つの要因が、非定型帳票だ。フォーマットがバラバラのデータをどう統一するのか。「あの人でないとできない」属人的な業務をどう解消するのか。本記事では、すでに成果を上げている企業の実例から、LLMを活用したAI-OCRの能力の引き出し方、データ活用の課題解決メソッドを徹底解説。明日からの業務改革に直結するヒントを提供する。
記事 AI・生成AI 生成AIと「多様なデータ」を連携させるには? 自社独自のインサイトを得る方法 生成AIと「多様なデータ」を連携させるには? 自社独自のインサイトを得る方法 2025/04/21 企業が生成AIを活用する際には、クラウド上のデータに加えて、自社データを連携することが重要である。オンプレミスにある自社データを使うことによって、生成AIの回答の精度が上がるからだ。また、データ分析に基づいた提案や予測が可能になるため、戦略的な意志決定も期待できるだろう。本記事では、オンプレミスやクラウド上のデータを連携し、データ管理と分析を効率化する方法について、事例をまじえながら解説する。
記事 製造業界 【現地取材】ハノーバーメッセ2025解説、筆者注目「3つの重要テーマ」の面白い進化 【現地取材】ハノーバーメッセ2025解説、筆者注目「3つの重要テーマ」の面白い進化 2025/04/21 4 インダストリー4.0による産業革命を推進するドイツで、毎年開催される産業見本市「Hannover Messe 2025(ハノーバーメッセ2025)」では、「ソフトウェア・デファインド」、「スマートファクトリー」「サイバーセキュリティ」の領域におけるショーケースも多く見られました。ハノーバーメッセ2025に現地取材した筆者が注目する展示・発表を紹介します。
記事 AI・生成AI なぜChatGPTから「欲しい回答」が来ない? プロンプトではない精度“爆上げ”の秘訣 なぜChatGPTから「欲しい回答」が来ない? プロンプトではない精度“爆上げ”の秘訣 2025/04/21 8 ChatGPTから、望む情報をうまく引き出せないことがある。ChatGPTの理解がこちらの要求と一致しない場合、この問題が生じる。ここで重要なのは実はプロンプトエンジニアリングではなく、誰でもできることだ。ではこの食い違いの問題を解消するには何が重要なのか。
記事 AI・生成AI AIが「生と死の概念」すら変える? 安野貴博氏が見据えるテクノロジーの未来 AIが「生と死の概念」すら変える? 安野貴博氏が見据えるテクノロジーの未来 2025/04/19 2 自律行動するAIエージェント、核融合発電、AI創薬──これらはすべて、数年以内に商用化の兆しがある技術群である。とりわけAIの進化は、エネルギー・医療・金融を横断し、既存のビジネスモデルを再定義し、生死の境界すら揺るがしつつあるという。『はじめる力』を上梓した、AIエンジニアで起業家、SF作家の安野貴博氏が見据える、AIとともに進化するテクノロジーの行き先とは。
記事 AI・生成AI 【徹底比較】生成AI観点で「Google WorkSpace」「Microsoft Office」を選ぶなら? 【徹底比較】生成AI観点で「Google WorkSpace」「Microsoft Office」を選ぶなら? 2025/04/18 3 日々の業務で利用する機会の多いGoogle WorkSpaceやMicrosoft 365の各アプリケーション内で利用できる生成AI機能は、効果的に活用すると大きな効率化につながる。現時点では、ツールごとにできること、できないことがあるため、それぞれの機能を把握したうえで使う必要がある。GoogleドキュメントとWord、GoogleスプレッドシートとExcel、GoogleスライドとPowerPointについて、現時点で利用できる機能を比較した。
記事 AI・生成AI 東急や丸ビルらが採用する「行動認識AI」、「日本の安全」はどう守られているのか? 東急や丸ビルらが採用する「行動認識AI」、「日本の安全」はどう守られているのか? 2025/04/18 東急や丸ビルらが採用する「行動認識AI」、「日本の安全」はどう守られているのか? 日本で人手不足が深刻化する中、防犯・警備や設備管理の分野でAIを活用した省力化が進んでいる。名古屋のJRセントラルタワーズ・JRゲートタワーや東京の新丸ビル・丸ビル、東急電鉄や京浜急行電鉄といった多くの駅や商業施設、病院などで導入が進められているのが、アジラのAI警備DXツール「AI Security asilla」だ。どのようにして日本の安全が守られているのか。同社の代表取締役CEO 兼 COO 尾上 剛氏が、AI Security asillaの技術や導入事例、そして未来の防犯・防災のスマート化について語った。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS 生成AIは金融をどう変える? 米政策や規制、IT環境で考える「生き残るための考え方」とは 生成AIは金融をどう変える? 米政策や規制、IT環境で考える「生き残るための考え方」とは 2025/04/18 生成AIは、あらゆる業種・業界にインパクトを与えている。しかもその衝撃は、既存のビジネスモデルに変革を迫るほど大きい。それは金融業界も同様だ。こうした中、FinTech Journalでは、金融分野の専門家、CTOを初めとする経営層の方々を招き、生成AIが金融に及ぼす影響について議論する「エグゼクティブラウンドテーブル」を開催した。海外の最新動向から第二次トランプ政権での生成AI政策、生成AIとセキュリティなど、幅広いテーマについて、エグゼクティブが本気で語り合った。
記事 IT戦略・IT投資・DX DXの成否をわける「ある行動」とは? ネトフリやパン屋の事例とともに“成功法”解説 DXの成否をわける「ある行動」とは? ネトフリやパン屋の事例とともに“成功法”解説 2025/04/18 DXは単なるデジタル技術の導入ではない。企業の業務プロセスや組織文化を根本から見直し、競争優位を再構築する一大変革だ。しかし日本企業は、デジタル化は進みつつあるものの、なかなか「トランスフォーメーション」にまで進展させることができていない。企業は、どのようにしてDXを推進していくべきなのか。その具体的な戦略やアプローチについて、松尾研究所 代表取締役CEOで、IGPI(経営共創基盤)Digital Intelligence(IGPI DI)代表取締役CEOの川上 登福氏が解説する。
記事 量子コンピューター 【単独】量子コンピューター企業「IQM」とは何者か? 3年で売上「2万2485%」増の理由 【単独】量子コンピューター企業「IQM」とは何者か? 3年で売上「2万2485%」増の理由 2025/04/18 6 2024年12月、グーグルが独自の量子コンピューティングチップ「Willow」を発表して以来、量子コンピューターへの注目度が急速に高まりつつある。経済産業省も量子コンピューターに1,000億円の支援を行うことを2025年2月に発表するなど、今後この分野での競争が高まりそうだ。量子コンピューターの利点は演算能力の速さだけではない。EU最大手の量子コンピューター製造企業、IQMの創業者に量子コンピューターの今後の見通しについて単独インタビューを行った。
記事 IT資産管理 人手不足でもDXを進めねば…事例でわかった情シスに「余裕」をもたらす方法 人手不足でもDXを進めねば…事例でわかった情シスに「余裕」をもたらす方法 2025/04/17 人材不足の中、情シスはどこまで“攻め”に転じられるのか──? 人員増が難しい現代、多くの企業の情報システム部門は日々の運用管理に追われ、DX推進や生成AI活用といった戦略的施策に踏み出せないジレンマを抱えている。鉄道電気設備や道路設備などのインフラ工事大手である日本リーテック社も同じ壁に直面していた。しかし、同社は革新的なアプローチでこの難題を克服し、情シス部門の働き方を劇的に変革することに成功した。その秘策とは? 同社の事例を参考に、課題解決の道筋を考える。
記事 AI・生成AI AIロボット研究所 高橋教授が解説、「ドラえもん」で育った日本人の“意外な強み” AIロボット研究所 高橋教授が解説、「ドラえもん」で育った日本人の“意外な強み” 2025/04/17 生成AIの登場は、過去のインターネットの登場に匹敵するほどの社会変革をもたらしていると言えるだろう。世界中の企業が生成AIサービスの動向に注目しており、日々最新情報を追いかけている。現在の日本は、人口減少や少子高齢化、地域産業の空洞化など、さまざまな課題に直面している。こうした状況の中、生成AIと共存し、人々がより豊かで幸せに生きられる社会を実現するためには何が必要なのか。早稲田大学文学学術院の高橋利枝氏に、人とAI/ロボットが共存する世界を実現するために必要なことについて解説する。
記事 AI・生成AI 「AIエージェント」の業務活用で「生産性爆上げ」はどう叶える? ケースごとに解説 「AIエージェント」の業務活用で「生産性爆上げ」はどう叶える? ケースごとに解説 2025/04/17 生成AIの進歩が目覚ましい現在、ビジネスにおける生産性向上に資することが期待されているのが、AIが業務において人間の代わりを担う「AIエージェント」だ。実際の業務において、AIエージェントを活用して効率化を実現するには、どんな手法が有効なのか。具体的な活用ユースケースごとに解説する。
記事 製造業界 【ドイツ取材】製造現場が激変…本場の「AIガチ活用術」が凄いワケ、注目の6社を解説 【ドイツ取材】製造現場が激変…本場の「AIガチ活用術」が凄いワケ、注目の6社を解説 2025/04/17 11 世界60カ国から約4000社が出展する世界有数の産業見本市「Hannover Messe 2025(ハノーバーメッセ2025)」は、インダストリー4.0による産業革命を推進するドイツで毎年開催される「製造業の未来」を占う重要なイベントです。2025年、キートピックスとして「AI in Industry (産業界におけるAI)」が掲げられるなど、AIの重要性が意識された年となりましたが、実際にどのような企業の展示・発表が行われていたのでしょうか。現地取材を行った筆者が注目企業を解説します。
記事 株式・債券市場・資金調達 どうなるアップル、株価はジェットコースター状態…待ち受ける関税の「本当の影響」 どうなるアップル、株価はジェットコースター状態…待ち受ける関税の「本当の影響」 2025/04/17 6 ドナルド・トランプ米大統領政権の高関税施策、通称「トランプ関税」で世界の市場が揺れている。中でも大きく株価が動いている1社が、アップルだ。アップル製品はその多くが中国やインドなどで製造しているため、関税の影響が大きい。今後、同社に待ち受ける壁と、残された選択肢とは何か。
記事 金融AI SBI流「生成AI」活用術、AIによる業務自動化へ「10年先」を見据えた「5つのステップ」 SBI流「生成AI」活用術、AIによる業務自動化へ「10年先」を見据えた「5つのステップ」 2025/04/16 金融業界で生成AI活用が急速に広がる中、SBIグループでも「SBI生成AI室」を中心に、10年以内のAIによる業務自動化を目指している。それに向け独自のAI戦略を掲げつつ、3つの開発パターンを駆使しながら社内外向けサービスで積極的なAI活用を推進。また生成AIの普及とともに、独自のAIガバナンスを確立させている。では具体的にどのような戦略と施策で進めているのか。今回は、SBIホールディングス 社長室ビッグデータ担当 部長兼SBI生成AI室長の佐藤 市雄氏に話を聞いた。
記事 金融セキュリティ 怖すぎる…「生成AI利用の犯罪」最新手口とは? “ある業者”を装うメールに要注意 怖すぎる…「生成AI利用の犯罪」最新手口とは? “ある業者”を装うメールに要注意 2025/04/16 12 犯罪で盗まれた資金が犯罪組織に利用されることを防ぐための法律「犯罪収益移転法」の改正内容が2025年2月に明らかになったが、その背景には生成AIなど最新の技術変化が存在しており、想定されるリスクが増大していることがあげられる。本稿においては、そうしたリスクを「フィッシング犯罪3つのトピック」「ディープフェイク3つの事例」「金融犯罪へ必要な6つの対応」 として整理した。内外で発生している具体的な不正事案を紹介し、今後の対策をどのように考えていくべきか解説する。
記事 システム開発総論 ガートナーが提言「超時短」可能なシステム開発法、今後必須になる「3ステップ」とは ガートナーが提言「超時短」可能なシステム開発法、今後必須になる「3ステップ」とは 2025/04/16 10 システム開発における、従来からの“プロジェクト型”から、成果物の持続的な改善に取り組む“プロダクト型”への脱却が進み始めた。開発コストや効率、開発物の利便性などで数多くのメリットが期待される一方で、推進に向けては組織とプロセスの抜本的な見直しを伴うだけに一筋縄ではいかない。プロダクト型開発への脱却に向けた「3つのステップ」について、ガートナーのブライアン・ギャニオン氏が解説する。
記事 証券 メガバンク・地銀・証券が「ウェルスマネジメント」に熱を入れる理由、成功する条件とは メガバンク・地銀・証券が「ウェルスマネジメント」に熱を入れる理由、成功する条件とは 2025/04/15 6 近年、金融業界では、富裕層に向けた資産管理サービスである「ウェルスマネジメント」が注目を集めている。ウェルスマネジメントとは、個人が保有している金融資産に対して、資産運用アドバイスや相続税対策、事業継承支援など、資産全体を包括的にサポートするサービスだ。そんなウェルスマネジメントが今、金融機関の成長には欠かせないビジネスとなりつつある。今回はそんなウェルスマネジメントビジネスの動向について、大和総研金融調査部の主席研究員である内野逸勢氏に解説いただいた。
記事 ID・アクセス管理・認証 ゼロトラストで「ID管理」が注目されるワケ、超重要な「5つの領域」ごとの施策とは ゼロトラストで「ID管理」が注目されるワケ、超重要な「5つの領域」ごとの施策とは 2025/04/15 ゼロトラストは、現代のサイバーセキュリティにおける基本的な考え方として注目されている。その中でも「アイデンティティ管理(ID管理)」は、組織の安全性を確保する上で欠かせない要素だ。攻撃者が侵入ではなく「ログイン」を狙う時代において、どのようにして信頼できるセキュリティ環境を構築すべきか、詳細に解説しよう。
記事 RPA・ローコード・ノーコード なぜDXは全然進まないのか? 3万7000社が体感した現場主体で「DXを爆速化」させる秘訣 なぜDXは全然進まないのか? 3万7000社が体感した現場主体で「DXを爆速化」させる秘訣 2025/04/15 多くの企業がDX推進に頭を悩ませている。日本企業の約82%がDX関連予算を計上しているにもかかわらず、多くの企業が思うようにDXを進められていない。特に、AIが急速に進化する中、AI活用を含めたデジタル人材の不足が大きな課題として叫ばれている。そのため、非IT人材による積極的なデジタル活用が求められているのだが、それを実現するにも壁は高い。企業はどのようにしてDXやAI活用を進めるべきなのだろうか。
記事 製造業界 【現地取材】ハノーバーメッセ2025、急増する「データ共有圏のサブ組織」を最速解説 【現地取材】ハノーバーメッセ2025、急増する「データ共有圏のサブ組織」を最速解説 2025/04/15 15 インダストリー4.0による産業革命を推進するドイツで毎年開催されている産業見本市「Hannover Messe 2025(ハノーバーメッセ2025)」が、2025年3月31日(月)から4月4日(金)にドイツのハノーバー国際見本市会場にて行われました。最近の製造業における重要キーワードでもある「インダストリー4.0」のコンセプトも、このハノーバーメッセで発表(2011年)されるなど、ハノーバーメッセはデジタル製造技術の進歩を確認する重要なイベントとなっています。今年も、ドイツ現地を訪れた筆者が重要だと考えるトピックについて紹介していきます。
記事 ゼロトラスト・クラウドセキュリティ・SASE グーグルが過去最大買収、クラウドセキュリティ「CNAPP(シーナップ)」とは何か グーグルが過去最大買収、クラウドセキュリティ「CNAPP(シーナップ)」とは何か 2025/04/15 12 グーグルが、クラウドセキュリティ企業Wiz(ウィズ)を320億ドルで買収することを発表した。この買収は同社2度目のチャレンジで、買収額を大幅に引き上げることで成功した。Wizは、クラウドネイティブアプリケーション保護プラットフォーム(CNAPP:シーナップ)と呼ばれる新しい分野で頭角を現した企業となる。同社過去最大となる買収金額の背景にあるのが、クラウドとAIの融合がもたらす新たなセキュリティ需要だ。ここでは、Wizのテクノロジーと、グーグルが巨額投資を決断した理由を探る。
記事 AI・生成AI 高性能GPU環境は「1億円超」が当たり前の世界、知らないと損する「コスト70%減」秘策 高性能GPU環境は「1億円超」が当たり前の世界、知らないと損する「コスト70%減」秘策 2025/04/14 言わずもがな現在、業界や企業規模に関係なくAIに大きな注目が集まっており、日進月歩での進化によってその活用可能性が大きく広がっている。一方で、大手IaaSのAIサービスをフルに活用しようとすると、驚くほど高額になってしまう。生成AIを用いたアプリ開発に積極的に取り組むキリロムデジタル社でも、同様の課題を抱えていた。大手IaaSの見積もりは少なくとも1億円超──この課題に対応するために、同社はどのような手段を取ったのだろうか?
記事 AI・生成AI 【チェックリスト付】なぜ生成AI導入は「失敗」ばかり? 絶対確認すべき「12の原因」 【チェックリスト付】なぜ生成AI導入は「失敗」ばかり? 絶対確認すべき「12の原因」 2025/04/14 6 昨今、生成AIの利用を進める動きが、多くの日本企業で加速している。事実、ITRの『IT投資動向調査2025』によると、AI関連予算の計上している企業が7割に上っていた。一方、取り組みを始めたもののPoC(概念実証)の段階で止まってしまうなど、実務に生かし切れていない企業が多い。ではなぜ、生成AI導入で失敗してしまうのか。そこで本稿では、12の失敗原因について解説する。また、無料でダウンロードできる失敗原因をまとめたチェックリスト(Excel)も用意しているので、成功に向けた改善への足掛かりとしてぜひご活用いただきたい。
記事 ASM・CTEM・脆弱性診断・レッドチーム DX先進企業も実践、“AIフル活用”した「次世代Webセキュリティ」は何がスゴイ? DX先進企業も実践、“AIフル活用”した「次世代Webセキュリティ」は何がスゴイ? 2025/04/11 DXの推進にセキュリティ強化は欠かせない一方、その両立は簡単ではない。立ちはだかるいくつもの障壁を乗り越え、両立を実現する鍵を握るのがAIだ。DX推進における、現在のセキュリティ課題とその解決策となるAI活用について、実例を交えて詳しく解説する。
記事 デジタルツイン 図面紛失…老朽化した建物の「補修工事」激ムズ説、今できる効果出やすい“解決策” 図面紛失…老朽化した建物の「補修工事」激ムズ説、今できる効果出やすい“解決策” 2025/04/11 来たる2040年には、生産年齢人口が2020年と比較して2割減少すると予想されており、少子高齢化にともなう労働力不足は深刻になってきている。特に問題になっているのが、建設業界における若手就業者の不足だ。建設業界では、自然災害の激甚化・頻発化、高度成長時代のインフラの老朽化など問題は山積みだが、それらに対応できる人材は減少し続けている。この問題を解決する方法はあるのだろうか。
記事 ロボティクス 創業60年超えの町工場が「システム総刷新」、大失敗を経て挑んだ「6つの改革」とは 創業60年超えの町工場が「システム総刷新」、大失敗を経て挑んだ「6つの改革」とは 2025/04/11 14 創業60年以上の町工場、日鉄工営(横浜市瀬谷区)が、基幹業務システムをはじめとする「システム総刷新」に取り組んでいる。同社 代表取締役社長の紺野 亙氏は入社した5年ほど前を振り返り、「約1,000万円かかった生産管理システムがまったく使われていない状況に衝撃を受けた」と語る。さらには、紙による管理やムダな業務プロセスなど課題は山積していたという。そこで取り組んだのが業務システムの刷新だ。今回、紺野氏と企画業務部 部長補佐の森 玲菜氏に、システム刷新の全貌について話を聞いた。