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- 2023/09/19 掲載
「楽しそうに働くあの人」と「毎日辞めたい私」は何が違う?上司に悩んだときの現実解
あなたが感じている負荷は“必要なストレス”?
ストレスには「必要なストレス」と「不必要なストレス」があります。前者は自らが成長していく過程で発生する負荷と言えます。できないことに向き合うのは大変ですが、困難を乗り越えた先には成長が待っています。筋力トレーニングと同じく、回を重ねるうちにそれまでの限界を超えられるようになり、いずれ負荷とは感じなくなります。
不必要なストレスは「上司が嫌」とか「働きたくない」など、それを感じたところで自らの成長には寄与しないネガティブな心情です。これらは自然に解消されるケースは少なく、放っておけばどんどんたまっていくため、非常に厄介です。
理想の環境づくりのために「まず自分でできること」
理想は、必要なストレスを抱えつつ不必要なストレスがない状態です。そこで、まずは必要なストレスを感じるために自分がやるべきことを明確にしましょう。いつまでに何をすべきか、それによってどのような評価を得られるのかを上司に確認します。そして、目標から目をそらさず、達成に向け努力を続けるのです。
このとき、目標への道のりがあまりにも遠いと、そこへたどり着くまでのイメージが湧かず「どうしたらよいのだろう」と不必要なストレスに苛(さいな)まれてしまいます。そんなときは、最終目標までの道のりを細かく区切り、段階を踏むことで目標に達するイメージを持つようにしてください。
問題は、人間関係が原因で生じる不必要なストレスへの対処です。たとえば、馬が合わない上司との人間関係などです。上司は選べませんし、相手に自分への態度を改めてもらえるはずもないため、苦い経験をした人は多いかもしれません。
とはいえ、社会人である以上自分が会社や上司の考えに合わせなければならないという事実は受け入る必要があります。険しい道のりかもしれませんが、成長して自分なりのやり方を貫ける立場になるしかないのです。 【次ページ】「上司」に悩んだときの選択肢は? 知っておきたい理不尽な現実
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