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  • 2024/02/08 掲載

Copilotとは何が違う?Copilot for Microsoft 365を使ってわかったOfficeアプリ効率化

連載:Copilot for Microsoft 365で変わる仕事術

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Copilot for Microsoft 365の購入条件が大幅に緩和されたことに伴い、これまでも興味はあったものの手が出せなかった企業などによる、Copilotの導入や検証が加速していくものと考えられます。そこで今回は、Copilot for Microsoft 365を実際に試しながら、前回紹介したCopilotと機能比較しながら紹介します。また、実際に業務利用するならCopilotとCopilot for Microsoft 365のどちらが使いやすいのかについても見ていきたいと思います。

執筆:内田洋行 太田浩史

執筆:内田洋行 太田浩史

1983年生まれ、秋田県出身。2010年に自社のMicrosoft 365(当時BPOS)導入を担当したことをきっかけに、多くの企業に対してMicrosoft 365導入や活用の支援をはじめる。Microsoft 365に関わるIT技術者として、社内の導入や活用の担当者として、そしてひとりのユーザーとして、さまざまな立場の経験から得られた等身大のナレッジを、各種イベントでの登壇、ブログ、ソーシャルメディア、その他IT系メディアサイトなどを通じて発信している。

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CopilotとCopilot for Microsoft 365は何が違うのか
(出典:著者提供)

Copilot for Microsoft 365とCopilotの違い

 昨年Bing Chatから名称が変更されたCopilotと、Copilot for Microsoft 365の違いを詳しく見ていきましょう。

 Copilot for Microsoft 365の機能のひとつであるMicrosoft 365 Chatは、Copilotと同様に生成AIとチャットで会話ができる機能です。ユーザーインタフェースなど見た目がほぼ同じで、使い勝手もそれほど違いはありません。Microsoft 365 Chatが大きくCopilotと異なる点は、ユーザーからの指示への回答のために、Microsoft 365内に保存された情報にアクセスできるという点です。

 たとえば、「Copilot for Microsoft 365のメリットは何ですか?」とそれぞれに質問してみます。Copilotは、学習済みのデータやBing Chatの検索機能などを利用し、インターネット上の情報を収集し整理したものを回答として返してくれます。

 一方のMicrosoft 365 Chatは、学習済みデータに加え、自社が利用するMicrosoft 365内に保存されたドキュメントの内容も参考にしながら回答を返してくれます。普段の業務に関する指示や質問であれば、社内で共有されているドキュメントにこそ知りたかった情報が載っていることも多くあるでしょう。Microsoft 365 Chatを利用することで、より業務に役立つ情報を生成AIと共有しながら作業を進めることができます。

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Copilot for Microsoft 365は、社内で利用しているMicrosoft 365内の情報を参照できるのが最大の特徴
(出典:著者提供)

 さらには、Microsoft 365に保存したファイルを基に要約を作成してもらったり、資料の内容に関するFAQを作成してもらったりすることもできます。「〇〇の提案書作成に役立ちそうなPowerPointを探して」などとお願いすると、社内で共有されたドキュメントの中から関連したPowerPointファイルを探して提案してくれることもあります。

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Microsoft 365に保存されたドキュメントを指して指示をすると、概要やFAQを作成してくれる
(出典:著者提供)

 このように、Microsoft 365の中に保存された業務データを基に生成AIを利用できるMicrosoft 365 Chatは、社内の業務で生成AIを利用しようとするのであれば、Webで公開されている情報しか扱えないCopilotに対して大きなアドバンテージがあります。

Microsoft 365 Chatの可能性を広げる「プラグイン」

 ただし、Microsoft 365 Chatは、そのままではCopilotのようにWeb上で公開されている情報を利用できません。Microsoft 365 Chatの生成AIにWeb上に情報を参照させるには、プラグインを利用する必要があります。

 Microsoft 365 Chatには「Web content」というプラグインがあらかじめ用意されています。これをユーザーが有効化することで、Copilotが学習していない最新の情報であっても、Web上から探して回答してくれるようになります。

 たとえば、「内田洋行の太田浩史さんの経歴を教えてください」と指示した場合、Microsoft 365 Chatの学習済みデータには、その情報は含まれていないため答えは返ってきませんでした。そこで、まったく同じ指示でもプラグインを有効化してから行うと、Web上の公開情報を検索して回答を返してくれました。

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Microsoft 365 ChatにWeb上の情報を探してもらうにはプラグインを有効化する
(出典:著者提供)

 Microsoft 365 Chatでは、このようなプラグインをサードパーティベンダーや自社アプリとして開発可能になる計画があります。今後は、さまざまなアプリなどと連携するプラグインが開発され提供されるようになるでしょう。そうなれば、ユーザーはさまざまなプラグインを利用し、Microsoft 365以外のデータに関してもMicrosoft Chatから利用できるようになっていくはずです。 【次ページ】Copilot for Microsoft 365ならではの機能とは?

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